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後藤真希さん「演じる“アイドル”から、表現する“アーティスト”になりたいと、もがいてきました」

13歳でモーニング娘。に加入したことをきっかけに芸能界入りした後藤真希さん。今年デビュー25周年ですが、10代20代は“アイドルとしての自分”“アーティストとしての自分”に悩んでいた時期もあったと言います。グループからソロになり、今もなお歌い続ける後藤さんは40代に向けてどんな未来を描いているのか、語っていただきました。(全4回中2回目)

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後藤真希さんprofile 1985年9月23日生まれ。
1999年より「モーニング娘。」3期メンバーとして活躍し、卒業後はソロアーティストとして活動。
2020年4月には、ゲーム実況をメインとした『ゴマキのギルド』と、美容情報を発信する『ゴマキとオウキ☆』のYouTubeチャンネルを開設し、等身大のライフスタイルが好感を集めている。
INDEX 10代前半の「アイドル」時代、反抗期で問題児だったなと思います
ソロになった10代後半「アーティスト」になりたい!ともがいていました
20代、30代「なんだかんだ私は歌うこと、踊ることが好きなんだ」と実感しはじめました
私のことを本当に好きでいてくれるファンの方々を大事にしていきたいです

10代前半の「アイドル」時代、反抗期で問題児だったなと思います

つんくさんが思い描く方向性と私がやりたいと思うことが違うこともあって、たぶん思い通りにいかない問題児だったと思います(笑)。私の中でアイドルは演じている“後藤真希”だったので、できるかぎり求められているものになるように頑張ってはいたのですが…例えば「可愛く見せたいからこういうダンスをしよう」 と決まっていても、こんなに可愛いフリはできないなと思ったら「それはちょっと…」と正直に伝えてました。さらにその場で納得したように見せて、本番では違うフリで踊ったりしたり…決められていたコメントではなく違う発言をしたり10代のときは反抗期でしたね。

ー当時の『うたばん』でのやり取りなど一ファンとして楽しく見ていました。それぞれにキャラクターがつけられていったと思いますが、バラエティの練習などはしていたのですか?

私にはキャラクターはなく、いつも貴さんの横にいるだけというポジションだったのですごく救われました(笑)。メンバーが覚醒していく姿を見て「私にはできない…すごいな」と客観的に見てました。飯田(圭織)さんがジョンソンと呼ばれて、保田圭ちゃんに保田大明神ってあだ名がついて。圭ちゃんなんかたくさん大明神を並べてバンバン割られてましたよね(笑)。でも実は番組が終わった後、マネージャーさんからのダメ出しタイムがあるんですよ。「こう来たら今度はこう返すようにしなさい」ってトークの返し方についての反省会があって、みんな必死にメモしてトーク力を磨いてました。

ソロになった10代後半「アーティスト」になりたい!ともがいていました

モーニング娘。を卒業して高校2年生でソロになって、モーニング娘。で見せられなかったカッコいいイメージをソロではつくっていこうと考えていた時期です。【アイドルは演じている自分】【アーティストはやりたいことを構成してやる自分】という分け方が自分の中にあって、ソロになるということで、アイドルではないアーティストな部分を模索していました。でも当時の私はまだ未熟で、ソロになったとしても自分で曲をつくれるわけではないので、なかなか思うようにできず難しかったです。

ーソロになって気づいたこととは?

加入した時は他のメンバーを怒らせないようにしなきゃとばかり思っていたんです(笑)。敬語や上座・下座とかの常識的なことも無知だったので、社会のルールから教えていただいてました。それまで(中澤)裕ちゃんがリーダーでみんなをまとめてくれていたんですけど、自分がソロになって今までどれだけ裕ちゃんに任せてきたんだろうと改めて大切さに気づきましたね。メンバーが増えていくと楽屋もお姉さんチームと子どもチームに分かれることがあって、いつも私は子どもチームでワイワイしてたので、ソロになると静かすぎて寂しさを感じていました。

20代、30代「なんだかんだ私は歌うこと、踊ることが好きなんだ」と実感しはじめました

20代はつんくさんだけではなく、違う方々にも協力してもらってライブを作るようになって、アーティストに近づいていったような気がしました。30代はライブを再開してまたファンの方に会えたという感じです。何度もやめようと思ったくらい辛いこともあったんですけど、なんだかんだ今も続けているということは「やっぱり私は歌うこと、踊ることが好きなんだな」と思います。ライブは成功すれば楽しいんですけど、始まる前は緊張して失敗したらどうしようって実は不安でいっぱいなんですよ(笑)。

ーこの9月で38歳。40代に向けて今考えていること、未来予想図を教えてください。

YouTubeの歌ってみた系の動画で、私の歌声が昔よりみんなに聞いてもらえる機会が増えたんですよ。それが嬉しくて40代も続けていられたらいいなと思います。声を認識してもらうっていうのを大切にしていて、声ってちゃんと歌うところまで持っていくのに時間がかかるんですよ。いざ思うように歌えない…っていうのは、私にとってはかなりのストレスで。歌えなくならないように基礎をちゃんとしておかないとと思ってますが、ジムに通って体力づくりをしたり、週に何回かはボイトレに行ったりする時間がなかなか取れなくて何にもしてないんです(笑)。なのでせめて喉が閉まらないように深呼吸をしたり。発声練習はするようにしてますね。あとは蜂蜜をなめたり、ハーブの蜂蜜をお水に入れて飲んでいます。蜂蜜って殺菌効果もあるので、喉にもいいんです。よく考えたらそういうことしかしてないですね~(笑)。40代は頑張ります!

昔すぐ覚えたことでも最近はなかなか頭に入ってこなかったりして、もう若い時のようにはいかないなと感じています。20年以上歌ってない曲をライブで急に歌うと決まったりすると、歌詞やダンスも「次なんだっけ?」ってなります。歳をとったなと実感しています(笑)。

私のことを本当に好きでいてくれるファンの方々を大事にしていきたいです

いつも気を張っている分、自宅ではTシャツにパンツでリラックスしてます(笑)。外にいく時もバレたら恥ずかしいくらいのヨレヨレのTシャツに帽子を被ってウロウロしたりしています。ちょっとそこまでくらいならジャージです(笑)でもクローゼットは服でいっぱいなんですよ。Mila Owen、JEANASISなどが好きでネットでたくさん買っちゃってますね。

最後に・・・私のことを本気で好きでいてくれる人は私のありのままの姿を受け入れてくれているので、そういうファンの方を今後も大事にしていきたいなと思います。公式ファンコミュニティ『Go To Channel』の会員向けコンテンツのチャットでもファンの子たちとはありのまま、友達のように会話しています(笑)。今回のライブの特典付きチケットは、終演後に2ショット写真を撮る、もしくは握手をする特典が付いているので、直接ファンの方と触れ合える時間があるのがとっても楽しみです!!

後藤真希さんのツアー好評開催中!

『後藤真希 Queen Bee!! TOUR 2023 ~SWEETでBLACKなAnniversary&Birthday~』
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【公演日程】
9月23日(土) [東京] 品川インターシティホール
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チケット好評発売中!
<mu-mo TICKET>
http://r.y-tickets.jp/gotomaki2302
<イープラス>
https://eplus.jp/gotomaki/
<チケットぴあ>
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※公演情報・注意事項・受付期間等詳細は、受付サイトにてご確認の上お申込み下さい。

ワンピース¥28,600(マイストラーダ)シューズ¥17,050(ダイアナ)ピアス¥25,300<ウノアエレシルバーコレクション>右手リング¥66,000<ウノアエレ>左手リング¥9,900<ワンエーアールバイウノアエレ>(すべてウノアエレ ジャパン)★SHOP LISTはコチラ

撮影/古水 良 モデル/後藤真希 ヘア・メーク/aoco スタイリスト/小川真央 取材・文/小出真梨子

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