年末年始、ちょっとだけ豪勢な具がのった蕎麦でほっこりできる贅沢をしてみませんか?
心も体も温かくなれるはずです。
「蕎楽亭」の蕎麦は、会津産の玄蕎麦を自家製粉し、十割で打ったもの。細めで喉越しのいい「並そば」と、挽きぐるみの「黒いそば」(+¥100)が選べます。
「江戸蕎麦ほそ川」の蕎麦は、茨城、北海道、福井、四国などの産地別に打つ十割蕎麦。色の薄いあっさりとしたつゆとのバランスも見事です。
大正時代に建てられた遊郭の建物を利用した店舗で蕎麦が楽しめるのが「蕎麦 伊とう」。独学で蕎麦打ちを学んだという料理長の伊藤寿桂氏が打つ蕎麦は、口に運ぶときに香りが立つほど。
「和豊」の大ヒット・オリジナル“鴨とまと蕎麦”は、ご主人入魂のパワフルな手打ち二八蕎麦があればこそ、旨みのあるトマトと鴨に、美しいバランスが生まれるのです。
〈東京分〉撮影/田村浩章 取材・文/伊藤由起 〈名古屋分〉撮影・取材・文/永谷正樹 〈大阪分〉撮影/宮前祥子 取材・文/寺下光彦 MAP/地図屋もりそん デザイン/鈴木 徹(豊田セツデザイン事務所)
Tokyo
蕎楽亭
トロトロ牛すじに
スパイシーなスープで
お腹ポカポカ
ポッテリとした“蕎麦屋のカレー”とは一線を画す、サラッとスパイシーなスープが決め手のカレー蕎麦。3種類のカレー粉をブレンドし、牛すじベースの出汁でのばしています。トロトロの牛すじやよく煮込まれた野菜、フルーツのほのかな甘みが後を引く一品。¥1,100。
蕎楽亭
東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂館1F
☎03-3269-3233
(営)11:30~14:30、17:00~20:30(ともにL.O.) 12/31は通し営業で~21:00(L.O.)
(休)日曜、祝日、月曜のランチ、1/1~7
東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂館1F
Tokyo
江戸蕎麦ほそ川
京都産のねぎと
辛味大根が生む
鮮烈な風味
京都産の鷹峯ねぎと、同じく京都産の辛み大根をたっぷりと使った、冬の定番「青ねぎおろしそば」。青々としたねぎの香りと、ツンと鼻に抜ける大根の辛み、あっさりとした出汁に、つるっとしなやかで、ほんのり甘い十割蕎麦が見事にマッチしています。11月下旬から2月末ごろまでの限定メニュー。¥1,800
江戸蕎麦ほそ川
東京都墨田区亀沢1-6-5
☎03-3626-1125
(営)11:45~14:30、17:30~20:30(早じまいの日もあるので要確認)
(休)月曜、第3火曜、1/1~4
東京都墨田区亀沢1-6-5
Nagoya
蕎麦 伊とう
うつわの一面を
金華豚が覆い尽くす
冬の贅沢な一杯
「純粋金華豚と香味野菜の蕎麦(温)」¥1,680。絹のようにキメの細かい肉質と、とろけるような脂の金華豚は山形県平田牧場産の希少な純粋種。上品な旨みがとけ出したつゆをまとった蕎麦はまさに絶品。クレソンやニラ、三つ葉などの香味野菜の香りや食感も心地よいアクセントに。蕎麦粉は時季ごとに産地を厳選、この日は風味豊かな福井県大野市産。
蕎麦 伊とう
名古屋市中村区大門町13
☎052-471-3850
(営)11:30~14:30(L.O.)、17:30~21:30(L.O.)
(休)月曜
名古屋市中村区大門町13
Osaka
和豊
トマトの酸味で
引き締まる、
お出汁の妙味に感動
お蕎麦にトマト。不思議な気がしますか?ところが、福井産玄蕎麦を石臼挽き・手打ちするパワフルな野趣ある蕎麦と、軽く下ゆでしたトマトのチャーミングな甘みと酸味は、互いを見事に引き立て合う絶妙の相性。他にもブランド素材、仙鳳趾牡蠣の蕎麦や、鶏かぶら蕎麦など多彩な冬の旬素材蕎麦に、心が温かく満たされます。¥900。
和豊
大阪市北区西天満4-5-3 第2渋観ビル
☎06-6809-2242
(営)11:00~15:00、18:00~21:30
(休)土曜夜、日、祝
大阪市北区西天満4-5-3 第2渋観ビル