恵比寿にあるウェスティンホテル東京が、ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」とインターナショナルレストラン「ザ・テラス」をリニューアル。来年開業30周年を迎えるにあたり、さまざまな進化を遂げています。
高さ約10mの開放的な空間に光が降り注ぐロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」は、大きな窓の外に広がるウェスティンガーデンの豊かな緑に溶け込むような、一体感のあるデザインに変貌。“この地に湧き出る豊かな水脈が滝となり舞い上がる水滴”を表現したラウンジ中央の美しいアートワーク「Cascade」がとても印象的です。季節の移ろいや、流れる水の景色などを楽しむことができる、オアシスのような癒しの空間になりました。
「ザ・ラウンジ」の新メニューとして、小さなデザートを宝石のように散りばめひとつのプレートにした「デザート アンサンブル」が登場。エグゼクティブペストリーシェフの鈴木一夫氏の技が光る、10種類のミニデザートがプレートの上でハーモニーを奏でます。11月30日まではマロンがテーマのプレートになっており、和栗のモンブランスタイル、マロンと無花果のキャラメリーゼ、チョコレートとピスタチオのタルトモンブランなどがラインナップ。ひとつひとつが丁寧に作られている繊細なスイーツで、文句なしの美味しさです! ミニサイズなので食べ過ぎることなくデザートを楽しめるのも◎。12月からはクリスマスをテーマにした「デザート アンサンブル Vol.2 ノエル」が始まるのでそちらも期待したいです。
インターナショナルレストラン「ザ・テラス」 は、オールデイダイニングとして、ロビー、ラウンジとシームレスに繋がるようデザインされています。屋外のような気持ちよさを感じるように天然の木を室内にディスプレイした演出や、水をモチーフにしたデザインガラスのパーティション・ウォールなど、インテリアにもこだわりを感じます。天気が良い日は、テラス席も気持ちが良いのでおすすめです。重厚感はそのままに、緑と調和した癒しの空間へと生まれ変わった都会のウェルネスホテルを訪れてはいかがでしょう?
取材/本條千春