14歳で芸能界デビューして35年経った今も美少女のイメージそのままの細川直美さん。常に上位にランキングされている人気ブログでは、毎日の生活や家族のことなど、飾らない日常を発信されています。ブログの中にも垣間見える自然体の生き方。歳を重ねても変わらない美しさの秘訣をお聞きしました。
歳を重ねた今、肌だけではなく、体の内側のケアも始めました
STORY編集部(以下同)――お肌がとても透明感があってお綺麗ですが、美肌を維持するために気をつけていることは何ですか?
もともと乾燥肌なので、とにかく保湿には気をつけています。あと最近は日焼けも気にするようになったかな。でも子育てをしていると公園に行ったり、それどころじゃない時もありましたよ。私たちの年代だと若いころに日焼け止めをこまめに塗る習慣がなくて。今もたまに塗り忘れちゃうこともあります(笑)。若いころはむしろ、日焼けをする方が流行っていましたしね。
エイジングを感じる時もありますが、抗わないようにしていて。どちらかというと今は体の中のことに気を使っています。数値としてはまだ更年期ではないらしいのですが、やはり昔より疲れやすくなったり起きられなくなったりということはあります。今まで飲んだことがなかった、鉄やビタミンのサプリメントを飲むようになったり。あと月に一回、骨の老化を遅らせる薬を飲んでいます。
今は外側よりも、体の中と骨に気をつけて、健康でいられるようにしています。
――スタイルもずっと変わらないように見えます。
実はコロナ禍で3キロも太ってしまったんですよ。それまで通っていたジムとホットヨガをやめてしまって。オンラインで自宅でできる運動はしていましたが、なかなか続けられなくて。コロナが落ち着いて、筋肉をつけたいなと思ってピラティスをはじめました。
体重は1キロくらいしか減っていませんが、筋肉量が増えたのはよかったかな。筋肉痛でヨレヨレになって帰って、2,3日辛い時もありますけど。自分に合っているのはホットヨガなので、またホットヨガも再開したいと思っています。あの終わった後の爽快感が好きなんです!
――お二人の娘さんのママでもある細川さん。子育てで大変だったことや気をつけていたことはありましたか?
子どもが小さい頃は夫が仕事で不在のことが多くて、今で言う、いわゆるワンオペでした。一人で子ども2人を育てていたんです。でも夫は家に帰ってきたときは子どもとの時間を大切にしてくれたので、今でもパパと娘は仲良しで一緒に出掛けたりもしています。
子育て中は狭い世界で考え方が偏ってしまっている気がしていたので、なるべく先輩ママやママ友、パパに相談していました。子どもを通して知り合ったママ友とは、今ではもう18年の付き合いになります。苦楽を共にした、大切なママ友です。気をつけていたことは、同じ環境で育っても娘2人の個性は違うので、そこは大事にしてあげたいなと思っていました。
――細川さんは、ストレスが溜まったときはどうしていますか?
ネコを飼っているので、とにかく猫に癒してもらっています。家族みんなネコちゃんにメロメロなんです。あと、最近はモヤモヤしたときは近くの神社に行ったりも。若いときは思わなかったのですが、なぜか神社に行くとスッキリして心が落ち着くんです。歳のせいかもしれませんが(笑)。
ジャケット¥86,300(バウム ウンド ヘルガーデン/エストネーション)タートルニット¥5,990(アンフィーロ)スカート¥41,800(プルミエ アロンディスモン)ピアス¥35,200(エトワライト)バングル¥88,562(ノムグ)左手リングにしたイヤーカフ¥10,500(ヨア)右手薬指リング¥22,000(サリーズジュエリー)パンプス¥46,200(ロランス/ザ・グランドインク)右手人差し指リングは本人私物
撮影/沼尾翔平 モデル/細川直美 ヘア・メーク/陶山恵実(ROI) スタイリスト/山本有紀 取材/山崎智子
次回は、細川さんの50代からの生き方について。仕事や、ご夫婦のこともお聞きします!