寒い日にフウフウしながら麺をかき込み温かいスープをすする幸せな瞬間。
具沢山でお腹もいっぱい、これまた至福。
讃岐と伊予で経験を積んだ職人が作り上げる「山半 本店」のうどんは、硬すぎない適度なコシの麺と、愛媛を中心とする四国の海産物でとる、少し甘めのだしが特徴です。
「四国屋」のうどんは、女性らしいやさしい口当たりが好評。うどん各種のほか、五目ばらずしや、五目いなりずしなど、四国らしいサイドメニューも美味。
「カレー煮込うどん 鯱市 錦通伏見店」は、味噌煮込みうどんの老舗「山本屋本店」の別ブランド。「カレー煮込うどん」はムロアジ節と宗太鰹節の香り高いだしとスパイスの刺激が絶妙。
大阪・堂島の超人気韓国バル「アジャアジャ」のヒット作は、素材吟味から自家製調味料まで、女将の徹底した手仕事が一杯の小鍋に燦然と輝いています。
〈東京分〉撮影/田村浩章 取材・文/伊藤由起 〈名古屋分〉撮影・取材・文/永谷正樹
〈大阪分〉撮影/伊藤菜々子 取材・文/寺下光彦
MAP/地図屋もりそん デザイン/豊田セツデザイン事務所
Tokyo
麻布十番 うどん 山半 本店
アルミ鍋で供される
松山的鍋焼きは
甘めのだしが特徴
愛媛・松山の名物、鍋焼きうどんは、冬だけでなく一年を通して愛されているソウルフード。こちら「山半 本店」の鍋焼きも、現地と同じ蓋付きのアルミ鍋を使用し、本場さながらのスタイルです。甘辛く味付けされた牛肉に油揚げ、その甘みがしみ出した魚介風味のだし、さらにそのだしを吸ったコシのあるうどんは、どこかホッとする味わい。¥850
麻布十番 うどん 山半 本店
東京都港区麻布十番1-6-7
F1プラザビル1F
☎03-3408-7877
(営)11:30~23:30(L.O.)
(休)無休
東京都港区麻布十番1-6-7 F1プラザビル1F
Tokyo
四国屋
女性店主が打つ
うどんに、いりこだしが
やさしくしみわたる
中野・鍋屋横町の入口近くで、女性店主が一人で切り盛りする「四国屋」。店内には、いりこだしのいい香りが漂っています。こちらの鍋焼きうどんは、イカとエビのかき揚げに、油揚げ、豚肉、たけのこなどが入った贅沢なタイプ。適度なコシがあるのに柔らかなうどんは、どこまでもやさしい口当たりで、元気がないときもスルスルと食べられます。¥1,500
四国屋
東京都中野区中央4-1-23 1F
☎03-3382-4598
(営)11:30~20:30(L.O.)
(休)日曜、祝日
東京都中野区中央4-1-23 1F
Nagoya
カレー煮込うどん 鯱市 錦通伏見店
味噌煮込みうどんの
老舗が打ち出した
名古屋めしの新機軸
「牡蠣カレー煮込うどん」¥1,280。宮城県石巻産の大ぶりな牡蠣が入った冬季限定メニュー。磯の香りとだしの旨み、カレーの風味が相まって、食欲をそそられます。時間が経つと麺の粉が溶けて、つゆに適度なとろみが出てくるのも特徴です。ご飯(¥200)との相性もよく、麺を食べ終わった土鍋に入れて雑炊にしたりと食べ方もいろいろ。平日15:00まではご飯が1杯無料。
カレー煮込うどん 鯱市 錦通伏見店
名古屋市中区錦2-16-21
☎052-223-2531
(営)11:00~15:00、17:00~22:00
(休)無休
名古屋市中区錦2-16-21
Osaka
アジャアジャ
牛骨とホルモンの
W・極上スープで、
幸福感いっぱい
韓国と日本の智恵が、見事に融合して生まれた珠玉のオリジナル。まず感動的なのが、2日かけてとる牛骨スープで、輝かしい鮮度のホルモンを煮るだしの、別格のふくよかさ。さらに、自家製味噌と唐辛子のコクが妖艶にうどんにからみます。その至福に、グラグラと沸き立って出てくる石鍋同様、心が沸騰します。¥1,380(税別)
アジャアジャ
大阪市北区堂島2-1-40
新堂島ビル1F
☎06-4795-1100
(営)11:30~13:30(L.O.)、17:00~23:30(L.O.)
(休)日曜
大阪市北区堂島2-1-40 新堂島ビル1F