近頃はTVドラマでも、令和VS昭和の価値観のギャップが話題ですが、20代のいわゆる“Z世代”の若者たちとの世代間ギャップは、なかなか根深いものがあるようです。そこで、40代のSTORY読者の皆さんが職場で遭遇したZ世代後輩の仰天エピソードを厳選してご紹介します!
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★ エピソード2「世代間での言葉の壁……ワードチョイスに戸惑う昭和世代」
★ エピソード3「日本の古き良き慣例は過去のモノ?」
★ エピソード4「在宅ワークDayを誤解してない?周囲をざわつかせる発言」
★ エピソード5「上司も友達!? “それな!“連呼に耳を疑う」
★ エピソード6「免疫0%で注意もできない……打たれ弱いZ世代」
エピソード1「Z世代との多岐にわたるギャップに笑うしかない日々」
以前働いていた広告制作会社では終電帰り、徹夜、早朝撮影など当たり前だったんですが、Z世代の後輩はそんなの物ともせず何より自分の予定が優先! 仕事が終わらなくてもさっさと帰っちゃうんです。この自分ファーストな行動は日常茶飯事で、彼氏の誕生日だからと言って打ち合わせを抜ける、何かと理由をつけて帰りにタクシーを使いたがる、敬語が苦手だから上司にフランク過ぎて怒られる、派手なジェルネイルで「すいません指先使えないんですぅ」と謎の主張…と多岐に渡ります(笑)。本当に日々ネタが尽きず、怒りや失望を通り越して笑ってしまう毎日でした。—— A.Mさん(43歳) フリーライター
エピソード2「世代間での言葉の壁……ワードチョイスに戸惑う昭和世代」
パート勤務の私は20代の女性社員に仕事を教えてもらう立場なのですが、彼女のワードチョイスに戸惑っています。だって、職場での会話中「よきよき」、「怒(おこ)」などのワードが頻繁に使われるんですよ。もはやカルチャーショックです!! 最近ドラマでも若者世代とのギャップが話題ですが、ドラマだから誇張しているということはなく、実際の仕事場でも〇〇ハラスメントを恐れて上司が若い社員に助言や注意などをほとんどしないんです。私と同世代の社員さんにその事を話してみると、「言ったらすぐ辞めちゃうのよ、最近の子は……」って。やっぱり昭和の私たちとは違いますねというオチに。——R.Yさん(45歳) パート
エピソード3「日本の古き良き慣例は過去のモノ?」
職場にてグループランチのお店を決めるシチュエーションで、年次が一番下の自分が率先して探す、という意識がない若手Z世代男子。上司から「〇〇君は何がいい?」と言われて、暗にお店探しを振られている事に気付かず、無邪気に「僕は肉がいいです!!」との返事。思わず皆で顔を見合わせて笑ってしまいました。年長者のために若手が〇〇すべきという日本の古き良き慣例は過去のものになりつつあるようです。——K.Kさん(42歳)会社員
エピソード4「在宅ワークDayを誤解してない?周囲をざわつかせる発言」
私の職場は基本的に金曜日が在宅ワークDayなのですが、新卒数年目のとある20代男性社員が木曜日の勤務中にも関わらず「いやぁ。木曜日っスね! もう今週終わりな感じっスよね。っていうか、もう終わってますよね〜!」っておいおい!! 君、明日は確かに在宅ワークDayだけど仕事だよ? とみんな内心モヤっと。在宅ワークは目が行き届かないのをいいことに好き勝手していいと思っている若手社員のなんと多いこと! 若手世代はコロナもあって在宅ワーク慣れしている側面もあるのだろうけど、この発言を木曜日の職場でしてしまう感覚は……周囲をザワつかせておりました。——T.Yさん(39歳)人材系企業
エピソード5「上司も友達!? “それな!“連呼に耳を疑う」
オフィスで上司とZ世代女子社員の会話(もちろん仕事の!)が耳に入ってきたんですが、上司に向かって何度も「それな!」と相槌? を打っていて……その場にいた同僚みんなでびっくりして思わず顔を見合わせちゃいました。ここは居酒屋じゃないし、上司は友達じゃないんですけど?——N.Aさん(41歳)会社員
エピソード6「免疫0%で注意もできない……打たれ弱いZ世代」
Z世代って本当に気の毒なレベルで打たれ弱い! 今、接客業はお客様に好き勝手に口コミを投稿されてしまう時代。まだ若いZ世代ほど低評価や苦情の口コミに私たちの想像以上に敏感でメンタルをやられてしまう子が結構いるんです。ある新人の子が施術中もお客様に対してビクビクしているのが気になって、休憩時間に接客についてアドバイスしたらなんとショックで倒れてしまったんです。注意されることへの免疫がなく、パニックになってしまうみたいで。本当にびっくりしたし、心配にもなりました。そんなに抱え込まなくていいのに……。——N.Nさん(38歳)サロン勤務
イラスト/いいあい 取材/奥村千草、端迫絵実