STORYwebの〈Junior STORY〉のコーナーで2021年に始まった人気連載【令和男子のミライ地図を描こう】が1冊の本になりました!
しかも、連載記事をそのまま並べたのではなく、より読者の方々にわかりやすく再構築したうえで、さらにジェンダーレス社会を語る4名のキーパーソンの方々に追加でインタビュー取材を決行! 1冊の子育て実用書として書籍にまとめました。
「男の子なんだから頑張って」
「男の子だから仕方がない」。
息子がいる親たちは、日頃の子育ての中で、ついそのように考えてしまいがちですが、それが競争社会を助長し、社会のジェンダーレス化を妨げています。むしろ男の子たちのミライをツラいものにしているのです。では、そんな男の子たちの子育てをするうえで、親である私たちはどうずればいいのか?
前著『これからの男の子たちへ』がAmazonランキングの1位を独占した弁護士の太田啓子氏と、フェミニズムと表裏一体の「男性学」のスペシャリストで社会学者の田中俊之氏。
ともに、それぞれ2人の男児の子育て真っ最中というお2人が、親たちの悩みやモヤモヤに答えるかたちで大いに語り合います。
【内容】
「うちの息子が競争社会で勝ち抜けなかったらどうするの?」でいいのか?
セックスした相手の数を誇りたがる男子たちは、なぜそうなったのか?
女の人からのスキンシップは男なら誰でもOK?
「プリキュアより仮面ライダーのほうが強い」と息子に言われたら?
子ども部屋に鍵は必要?
息子がアダルト動画を観ていたらどうする?
スーパー銭湯の男風呂は、なぜ、おばちゃんが掃除をする?
「『女子枠』は男女差別だ」と考える男の子に対して、どのように説明すれば…? etc.
web連載では公開されていない追加インタビュー記事も掲載!
・灘中学校・灘高等学校教諭・片田 孫 朝日先生
・お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさん ほか
【著者プロフィール】
太田啓子
弁護士。高校生と中学生男児の母。離婚問題や相続問題、セクハラ・パワハラ事件などに多く関わる。数々の経験を基にした、ジェンダーにまつわるSNS投稿が反響を呼ぶ。ジェンダー平等を掲げる今、自分たちが子ども時代に教えてもらった頃とは違う価値観が必要な、これからを担う男の子たちへのメッセージ伝えた著書『これからの男の子たちへ』(2020年)が話題になり、韓国、台湾などでも翻訳版が発売。
田中俊之
社会学者。大妻女子大学人間関係学部准教授。専門は男性学。『男性学の新展開』(2009年)、『男子が10代のうちに考えておきたいこと』(2019年)など著書多数。競争社会、労働問題など「男性が男性であるがゆえに抱える問題」「男らしさ」「男は弱音を吐かない」などの解放を推奨する。ジェンダーや男性学の視点から男女とも生きやすい世の中を研究。私生活では小学生と保育園男児の父。
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