築地の本店をはじめ、ホテルニューオータニやGINZASIXなどで8つの寿司店を営み、伊勢丹、大丸など大手百貨店にも出店している「つきじ鈴富」が、寿司屋のカウンターで味わうような本格的な握りをおうちで手軽に食べられる「解凍寿司 “シャリは人肌”」を新発売しました。
これまで冷凍寿司の解凍といえば、室温で解凍する「自然解凍」をはじめ、水を流しながら解凍を行う「流水解凍」や、大きめのボウルにお湯を張って解凍する「温湯解凍」などが主流で、時間がかかるため食べたいときに食べられないのが難点でした。
この商品は独自に開発した専用容器(特許取得)を使用することで、冷凍寿司では難しいとされていた、まるで寿司屋のカウンターでいただくような冷たいネタと人肌のシャリが一体となった、極上の食感を実現。わずか15分で誰でも簡単に本格江戸前寿司を食べられる、夢のようなお寿司です。
握りたての美味しさを再現できるとありますが、大変失礼ながら、
「家庭の電子レンジで美味しくできるのか?」
「まるで寿司屋のカウンターって大袈裟じゃないの?」
「ネタは冷たいのにシャリは人肌ってどういうこと?」
と素朴な疑問が次々と・・・・。
早速取り寄せて、試してみました。
鈴富でお持ち帰り用の寿司を用意した際、美味しさが万全ではないと感じたことが冷凍寿司を作るきっかけになったそう。日本中に美味しい寿司は数多あれど、それはお店のカウンターでいただいての話。おうちで食べて世界一美味しい寿司を目指したそうです。
握りたての美味しさを表現するために、豊洲のマグロ仲卸「鈴富」が最良の天然の食材を厳選。お店で活躍している寿司職人が握った寿司を、マイナス40度まで急速冷凍させる3D凍結という技術でそのまま凍結し、おいしさをキープします。「良いネタ、良い冷凍、良い解凍」の3 点にこだわり、約15 年の試行錯誤を経て完成した、開発者の想いが詰まった力作です。
「ちゃんとしたお寿司屋さんに行きたいけれども子連れでは入りにくい」、「高級なお寿司屋さんだと値段が心配」、「女性一人では入りにくい」など、たまには美味しいお寿司を食べたいと思ってもなかなか食べられない人は多いはず。おうちで食べるひとり時間のご褒美ランチや、両親への贈り物、目上の方の来客時などに利用してはいかがでしょう。
取材/本條千春