撮影とインタビューは6zxc月の半ば、都内ホテルの高層階スイートルームにて。

コーヒーのベンティサイズのカップを片手に黒にニット帽、黒トップス、ビリジアングリーン（深みのある緑）のパンツにスニーカー、キャッチーなプリントのトートバッグを持ってエレベーターから降りていらした加藤さん。こちらが「本日はお忙しい中お時間を頂戴し、ありがとうございます。」とお声がけすると「よろしくお願いします。こちらこそ、時間の変更を間際にお願いして、本当に申し訳なかったです。」と加藤さん。今までタレントさんご本人が時間変更の件で謝罪を口にされる方にお目にかかったことがなかったので、キャリアを重ねても謙虚な姿勢の加藤さんにさっそく感動。

高層階のスイートに到着すると、馴染みのスタイリストさんやヘア・メークさんにご挨拶をされ軽くお喋りをし、ヘア・メークがスタート。支度が終わると、笑いながら加藤さんが自ら、スタッフのように「加藤さん入られま〜す。」のお声がけにスタッフ一同爆笑。現場の空気も一気に和みます。撮影前にいつもの連載企画の趣旨を「女性とホテルで……」と途中まで説明をすると、すでに4回この連載をご経験された加藤さん「こんな歳になっても呼んでいただいて本当、ありがとうございます〜。」さらに「この企画がまだ健在なことにも、ちょっと驚いたわ。」と笑いながらおっしゃる加藤さん。「今回136回です笑。皆さまのファンの方々にずっと支えて頂いております。」と担当編集。

実際撮影が始まると、女性カメラマンと加藤さんのシャツの開きで攻防が始まります。「三角地帯、お腹の辺りの素肌がチラっと覗くとファンの方も喜ばれると思うのですが。」とお伝えすると「今、三角地帯が人にお見せするような状態にないのよ。」「いや、いや、そんなことないですよ〜。チラっとちょっとだけどうですか？」「いやいや、ないない〜。そんな優しい声色使っても無理だから〜笑」と断固拒否状態の加藤さん。誌面の左ページは攻防を終え、ポーズする中で撮れた偶然の産物。現場の空気を圧倒する加藤さんの大人の魅力と魅惑の三角地帯は、誌面でぜひご確認ください。

確実に撮れ高を重ね、撮影が無事終了したので編集が女性カメラマンに「抜け殻シャツお願いします。」とお願すると、カメラマンではなく、いち早く加藤さんが「はい、はい、抜け殻ね〜。」と返事をし、「？？？」状態になっているスタイリストさんに「脱いだシャツを撮影するのよ〜。」とご説明まで。この企画の勝手知ったる加藤さんが最高過ぎました。大人の男性の魅力が全開かと思うと、時折覗くお茶目な加藤さん、そして真摯にインタビューに答えてくださる姿に、この短い時間だけでも長い間ファンを魅了し続ける理由がわかりました。