こんにちは。
フレンチ薬膳の坂井美穂です。
シルバーウイーク、3連休の最後日は娘のリクエストでガチャガチャとハッピーセットで締めくくりました。
「ママは何年生?」との質問にほっこりしたアラフォーです。
もう9月後半なのにまだまだ暑いですね。5月頃からなんだかんだで毎日汗だくになってほんとに体の水分が足りなくなりそうです。
汗をいつよもりかいた翌朝、鏡を見たら顔がこけちゃってて年齢的にもうるおい不足ってほんとに見た目に出てくるのでヒヤヒヤです(*_*)
だからと言って、水を沢山飲めば解消!という訳でもなく、摂取した水分をしっかりと自分のうるおいに変換できるかどうかが大事になってきます。
胃に入った水分が、消化吸収・代謝を経て体内のうるおいになるので、そもそも消化能力が弱いと代謝出来ず浮腫んでしまいます。胃がポチャポチャするという方は、代謝が弱くなっている現れなので要注意です。
体が元気でないと活発に代謝できませんので、まずは食べたものからしっかりと代謝する力(エネルギー)を受け取ることが出来る胃腸の力をつけることが大切です。
そういう私もあまり胃腸が強くなく、消化に優しい麹について「神楽坂発酵美人堂」を主宰している清水紫織先生に習いに行ってきました。
清水先生は和服姿が素敵なとても美しい方で、沢山の本も出版されています。
数種類の発酵調味料を教えて頂きましたが、とっても美味しくて、発酵カレールーを使ったフィッシュカレーは絶品でした。
麹の活用法や美味しさを教えて頂いたので、美味しく消化力アップ目指します!
今回ご紹介する薬箱レシピは、潤いを補いパワーをつけていく組み合わせにしました。山芋は滋養強壮効果の高い食材として知られていますが、実は消化力が弱っている人にとっては冷たくてべとっとしているものは負担になりお腹が張ってしまうこともあります。
その場合は、火を入れて食べたり、生の場合は辛味などでもたつきを「散らす」ことで緩和されますので、今回は生姜やコチュジャン、紫蘇などの辛味を持つ食材を積極的に入れてみました。
特に生姜は消化力が弱って浮腫みやすいときに少し多めに使うと、消化が華やかに行われて浮腫みも落ち着かせてくれますのでおすすめです。
鮪と山芋のユッケ
(作りやすい分量)
鮪赤身 刺身用サク 100~120g
長芋 4~5cm
卵黄 1個分
紫蘇千切り 適量
のり 適量
(タレ)
胡麻油 大1
醤油 小2
白胡麻 小2
コチュジャン 小1
生姜すりおろし 1かけ分~
唐辛子 適量
(作り方)
1.鮪の筋が太ければ取り除き、大き目にたたく。長芋は皮を剥き、丁子切りにする。
2.ボウルにタレを全て入れて混ぜ合わせる。
3.②のボウルに①の鮪と長芋を加え混ぜる。
4.器によそい、中央に卵黄を乗せる。紫蘇やちぎったのりを乗せて完成。
唐辛子の代わりに、清水先生に教わった発酵ラー油を混ぜて食べるのに最近ハマってます。
食べるラー油なども代用できますので、色々アレンジしてみてください。
山芋・・・気を補う 潤いを増やす 消化機能を高める
白胡麻・・・潤いを補う 通便
生姜・・・消化器官を温める 吐き気止め 水分代謝障害で出来た水の淀みを解消 解毒
紫蘇・・・気の巡りを良くする 健胃 解毒