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STORY4月号・私たちのチャレンジ・ストーリィ予告編

Voyager40 昨年末、福島に行って来ました

昨年末の連休、久々に福島に行って来ました。
大好きな居酒屋、温泉、犬散歩のボランティア、
そして被災地の状況をこの目で見ることが旅の主な目的です。

郡山から大熊町に入り、2014年9月15日に全面開通となった
国道6号線を目指します。
途中、フレコンバッグがここかしこに見られます。

国道6号線は、現在でも帰宅困難区域内は
自動二輪、原動機付自転車、軽車両及び歩行者については、
引き続き通行いただけません
」。(NEXCO東日本ホームページより)
かつての賑わいを想起させる看板や建物、住宅などが、
住民を失った町で静かに朽ちています。
国道6号線沿いの大熊町のモニタリングポストの値は
3マイクロシーベルトを超えていました
(車ですっと通過したため撮影できず)。

国道6号線を南下し富岡町へ。更地となったJR富岡駅周辺には
おびただしい数のフレコンバッグが集められています。
その数、117万3,3318個。(1月31日現在。「除染サイト」より)
そのすぐ側には、未だに取り壊されていない家屋や建物が
津波の爪痕もそのままに残されています。

浪江町に向かって北上。途中こんな横断幕も……。

浪江町請戸地区。津波で壊滅的な被害を受けた上、
原発事故のために救出に立ち入ることができず
多くの人々が亡くなったところです。
荒涼とした更地が広がり、瓦礫やテトラポットが積まれています。
請戸小学校には誰が置いたのか……。

こちらの画面のちょうど真ん中、
丘の上に3本の煙突のようなものが見えますね。
これが東京電力福島第一原発です。
ここは原発から直線で約6kmのところ。

津波の被害を受けたマリンパークなみえの内部。
2015年8月に来たときと比べ、
床が掃かれるなど少しきれいになっていました。

(2015年8月)
(2016年12月)

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翌日は飯舘村へ。至るところにフレコンバッグが山積みされています。
その数、236万6,886個(1月31日現在。「除染サイト」より)
そしてもうひとつ、至るところに敷き詰められているのが太陽光パネル。
さまざまな電力会社が参入しているそうです。

飯舘村役場のモニタリングポスト。
車で数分ほど離れた場所のモニタリングポストの数値は、
この約2倍、0.6マイクロシーベルトを超えていました。

この日はたくさんの(といっても少ないと思いますが)
ボランティアさんが来てくれたそうで、1匹しかお散歩しませんでした
(出遅れたのもありますが……)。残念。
大五郎くん。とってもお利口さんでしたよ。
飼い主と一緒に避難できず、丸6年、村に残された犬や猫が
飯舘村にはたくさんいます。ボランティアさんがお世話をしています。

STORYは、3・11が発生した月に発売される4月号の
連載「私たちのチャレンジ・ストーリィ」で、
毎年、震災をテーマに取り上げています。
今年は福島にスポットライトを当て、震災から丸6年経つ今の
原発、放射能、避難、賠償などについてお伝えしたいと思っています。
STORY4月号は3月1日発売です。お楽しみに。

[福島から帰京した日のカード]
Star

いちばん好きなカードを引きました。この日は有給休暇を取り、帰京後15時からボイジャータロット国際認定リーダーの試験を受けました。「星を掴む!」という気持ちで臨んだら、本当に合格できた☆ 人々の上に平等に降り注ぎ、その行く先を照らす星の光。人生のナビゲーターのカードです。

 

[編集R]
ボイジャータロットは、生き方に前向きな思考・行動のアドバイスをくれるカード。ボイジャータロット国際認定リーダーの四十路女が、ボイジャータロットを通じて日々の出来事と気づきを綴ります。

 

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