家庭料理としても定番のチャーハン、ですが、
今回はなかなか味わえないプレミアムな逸品を。
敷居はそれほど高くなくとも腕は一流の料理人の味です。
昨年11月にオープンしたばかりの「東弦京」。三田「御田町 桃の木」などの名店で修業を重ねた若手実力派、湯浅大輔さんが腕をふるいます。
「鉄板中華 青山 シャンウェイ」は、個性派メニューの宝庫。気の合う仲間とテンション上げて行きましょう。
「中国名菜 來杏」は、厳選された旬の国産食材が自慢。三重県南伊勢町の魚介や宮城県気仙沼のフカヒレなど、食材ごとに四川や広東、上海をはじめ香港や台湾の技法を駆使した料理が楽しめます。
「中国菜 エスサワダ」は香港で修業後、大阪で盛り上がる現代・新古典中国料理のスターとして名を馳せる澤田州平さんの独立店。坪庭の緑が鮮やかなフロアに、キレも奥行きも別格の料理が待っています。
〈東京分〉撮影/田村浩章 取材・文/伊藤由起
〈名古屋分〉撮影・取材・文/永谷正樹 〈大阪分〉撮影/岩本浩伸 取材・文/寺下光彦
デザイン/豊田セツデザイン事務所
Tokyo
東弦京
香り高い干し肉と
発酵唐辛子の深い
旨みがクセになる!
最大の特徴は、約1ヵ月かけて作る皮付き豚バラの干し肉。炒めたときの華やかな香りにウットリします。さらに、自家製発酵唐辛子や芽菜(四川の漬け物)の複雑かつ深い旨みが絡み合い、辛みがあとから追いかけてくるという、クセになる味です。¥1,550(ディナー)
東弦京
東京都中央区新富1-9-4 ファンデックス銀座B1
☎03-6280-3525
(営)12:00〜13:30(土曜、祝日〜14:30)、17:30〜21:30(土曜、祝日〜20:30)(すべてL.O.)
(休)日曜、第2・4月曜
東京都中央区新富1-9-4 ファンデックス銀座B1
Tokyo
鉄板中華 青山 シャンウェイ
凍頂烏龍茶の茶葉を
鉄板おこげとともに
丸ごといただき!
凍頂烏龍茶の茶葉や金針菜を炒め合わせ、塩とねぎ油だけでシンプルに調味した、香ばしい炒飯。「古くは薬草としても使われていた茶葉を丸ごと体に取り込んで、元気になっていただきたい」という、店主の佐々木孝昌さんの思いがこもった一品です。“鉄板中華”ならではのおこげを、パリパリと崩しながら召し上がれ。¥840(ディナー)
鉄板中華 青山 シャンウェイ
東京都渋谷区神宮前3-7-5-2F
☎03-3475-3425
(営)11:30〜14:00、18:00〜22:00(ともにL.O.)
(休)不定休
東京都渋谷区神宮前3-7-5-2F
Nagoya
中国名菜 來杏
卵入りチャーハンの
一面を覆い隠す
海鮮たっぷりの餡
ふわふわの卵入りチャーハンに海老やホタテなど、たっぷりの海鮮を使った餡をかけた「海鮮あんかけチャーハン」。餡のベースは鶏ガラで丁寧にとった清湯スープ。絶妙な火加減で引き出した海鮮の旨みや、餡とご飯との一体感が堪能できます。¥1,280。フカヒレ料理も好評で姿煮¥6,000〜やコース¥3,800〜も用意。
GILBERTO
名古屋市中村区名駅4-24-8 いちご名古屋ビルB1
☎052-571-2278
(営)11:30〜14:00、17:30〜21:30(各L.O.)
(休)不定休
名古屋市中村区名駅4-24-8 いちご名古屋ビルB1
Osaka
中国菜 エスサワダ
香港・美味の奥義。
魔性の塩漬け魚で、
旨みが花開く
咸魚(ハムユイ)と呼ばれる発酵塩漬け魚は、香港ソウルフードの代表格の一つ。その最高級品、イシモチをたっぷり使った炒飯はプレミアム咸魚ならではの芳醇な香りと妖艶なコクがパラパラのご飯にからむ、まさに魔性のひと皿。最後の数口は、フカヒレ用の極上・上湯スープでお茶漬けっぽくもいただける、夢のように贅沢なオリジナルです。¥2,300
中国菜 エスサワダ
大阪市北区西天満4-6-28
☎06-6809-1442
(営)11:30〜13:00、17:30〜21:00(各L.O.)
(休)不定休
大阪市北区西天満4-6-28