星野リゾートといえば、ラグジュアリー路線の「星のや」、温泉旅館の「界」、アクティビティの充実した「リゾナーレ」など、さまざまなラインアップで私たちの旅を楽しませてくれますが、みなさんはその中に「OMO(おも)」というホテルブランドがあることを知っていますか?
「OMO」は、その土地の魅力をディープに体感することができる新感覚の都市型ホテル。ここでは、「界」や「リゾナーレ」とはまた違ったOMOならではの楽しみ方や特徴をお伝えしていきたいと思います。
今回は、港町「小樽」の知られざる歴史や文化と食の魅力を楽しめるOMO5小樽をご紹介します。
★ レトロとモダンが調和する「OMO5小樽 by 星野リゾート 」
★ まるで映画の世界⁉ 歴史を肌で感じられるパブリックスペースと客室
★ 時間帯で表情が様変わり!「OMOカフェ&バル」
★ 小樽の魅力をギュッと凝縮! OMOだけのアクティビティ
OMOブランドには4つの魅力があります!
①その街に精通したスタッフたち
ガイドブックに載っていないような観光スポット、お店の最新メニューやスタッフのおすすめが描かれた“Go-KINJOマップ”と街を知り尽くしたスタッフ“OMOレンジャー”が街の楽しみ方をご案内。
②その街をテーマにした客室のデザイン
快適さや利便性を追求したコンセプトルームや、その街ならではの工夫が凝らされたテーマールームで、部屋に帰ってからも楽しめる。
③その街の観光をスムーズにする“OMOベース”
“OMOベース”は、カフェ、ロッカー、マップなど、旅に便利な機能が詰まったパブリックスペース。宿泊者は24時間自由に利用できるので観光の拠点にぴったり。
④その街ならではのローカルリズムナイト
ラウンジやイベントで、その街ならではの魅力を感じられ、旅の夜を盛り上げてくれる。全国9施設のOMOで展開中。
OMO3…気軽な旅にぴったりなベーシックホテル
OMO5…その街の魅力とデザインを感じられるブティックホテル
OMO7…食事とスペシャルファシリティも楽しめるフルサービスホテル
エアポート…フライトの前泊や後泊に便利なエアポートホテル
レトロとモダンが調和する「OMO5小樽 by 星野リゾート 」
小樽市指定歴史的建造物の「旧小樽商工会議所」をリノベーションしたレトロな佇まい。
OMO5小樽のコンセプトは「ソーラン、目覚めの港町」。「ソーラン」は古くからニシン漁が盛んな朝の港町で聞こえた活気溢れる掛け声で、「目覚め」には小樽の魅力を再発見できるような旅という意味が込められているそう。また金融機関や商社が立ち並び経済の中心地としても発展してきた小樽ならではの、ノスタルジックな街並みも魅力的。
OMO5小樽も、実際に歴史的建造物である「旧小樽商工会議所」をリノベーションした南館と、機能美を追求したモダンな北館の2館で構成されているんです。歴史的建造物にステイできるなんて、想像するだけでワクワクしちゃいます♡ 外観だけでなく、館内も当時の趣を残しているので、レトロなインテリアを見つけるのも楽しみのひとつになりそう。
まるで映画の世界⁉ 歴史を肌で感じられるパブリックスペースと客室
小樽の今と昔が詰まった“OMOベース”
OMOに宿泊したらぜひ足を運んでもらいたいのが、その街の観光を楽しみつくせる仕掛けが詰まったパブリックスペース“OMOベース”。街をこよなく愛するスタッフ、ご近所ガイド “OMO レンジャー”がリサーチして見つけてきた、ご近所情報が描かれた“Go-KINJOマップ”は必見です。お勧めの小樽硝子のショップやお寿司やさん、小樽ワインと洋食が楽しめるレストランなど、“OMOレンジャー”だからこそ知る情報をキャッチでき、初めて小樽を訪れた人でも安心。また、OMO5小樽の“OMOベース”では旧小樽商工会議所時代に使われていた消火栓や分電盤などが飾られていたり、小樽の代名詞でもあるオルゴールも用意されていたりと、ホテルに帰ってからも歴史や文化を感じられるんです。
旅の特別感を演出してくれる客室
客室は旅の目的や一緒に行くメンバーに合わせて選択できるように、さまざまなタイプが用意されているのが特徴。旧小樽商工会議所をリノベーションした南館には、レトロなデザインとゆとりのある空間の「デラックスルーム」や「スーペリアルーム」。モダンで機能性を重視した北館には、明るく快適な団らんスペースを設えた「ツインルーム」などがあります。歴史的建造物で寝ることなんてなかなかできないことなので、いつか南館のデラックスルームに泊まってみたい! いい夢が見られそう♡
時間帯で表情が様変わり!「OMOカフェ&バル」
OMO5小樽の数字の「5」は、その街の魅力が感じられるブティックホテルを意味しています。もちろん街の観光やグルメが思い切り楽しめる立地が魅力ですが、ホテルの中でも小樽ならではの食や文化が楽しめます。
旧小樽商工会議所の大会議室だった場所を改装した南館の「OMOカフェ&バル」は、時間帯によってさまざまな表情を見せてくれるのが魅力。
・7:00 AM〜10:00AM(L.O.9:30AM)
朝食は、港町・小樽の食文化を体感できるビュッフェです。小樽市民から愛される南樽市場のお惣菜や、海鮮を贅沢に使ったパフェちらしを提供します。デザートには、ライブキッチンで提供する揚げたてのチュロスを楽しめます。
・3:00PM〜7:00PM(L.O.6:30PM)
カフェタイムは、カラフルなシャンデリアに日差しが差し込む開放的な空間で、オリジナルスイーツが楽しめます。朝の街歩きから一度戻ってきて夜の観光計画を練ったり、のんびりホテルステイを楽しんだりと、旅の拠点として活用できます。宿泊者限定のカフェスペースなのも嬉しいですよね。
・8:00PM〜11:30PM(L.O11:00PM)
バータイムは、アルコールランプの灯りに包まれ、ロマンティックな旅の夜を演出してくれます。オイルランプを灯し、100年以上前に製作されたアンティークオルゴールの生演奏を聴くことができる「灯る小樽ナイトラウンジ」が毎晩開催されていているので、小樽の夜をノスタルジックに過ごしてみるのもいいかも。
小樽の魅力をギュッと凝縮! OMOだけのアクティビティ
「朝市で勝手にお節介丼ツアー」で海の幸を堪能!
小樽の生活文化のひとつである朝市。ホテルから徒歩圏内のエリアには、早朝から賑わいを見せる「三角市場」があります。その市場のご近所さんがお節介におすすめしてくれる海鮮のネタで、オリジナルの海鮮丼を作っていただけるガイド付きの朝食ツアーです。
小樽だからこそ生で食べられるニシンやホッケ、八角(ハッカク)や柳の舞(ヤナギノマイ)など、希少価値の高い魚を食べられるのも嬉しいポイント。お節介な市場の方と魚トークで盛り上がりつつ、その日の競りで仕入れてきた旬の食材で海鮮丼をいただく!他では経験できない貴重な体験ですね。
旬ではない食材を選ぶと市場の方に断られることもあるとか⁉
嬉しいお節介が体験できます。
歴史的な街並みを“OMOレンジャー”と朝散歩♪
ホテルを出るとすぐに見える築110年の日本銀行旧小樽支店をはじめ、明治、大正期の歴史的建造物が立ち並ぶ小樽の街を、ご近所ガイド“OMOレンジャー”とお散歩するツアー。“OMOレンジャー”が厳選した見どころだけをギュッと詰め込んだコースを巡るので、朝活にちょうどいい! まだ観光客が少ない時間から活気あふれる港町で、硝子工房や洋菓子名店にも立ち寄って、お土産選びや朝ツイーツも満喫できちゃいます。早起きをして効率良くお散歩できたら、充実した1日になりそう。
「小樽運河こたつクルージング」で雪国の絶景を眺める
冬の小樽の風物詩といえば、小樽運河のガス灯に灯された異国情緒あふれる雪景色。そんな景色をクルーズ船の上から、こたつ布団に包まれながら堪能できるアクティビティがあるんです。日没後の運河がライトアップされる時間帯に開催されるので、雪が降り積もる歴史的建造物とガス灯の温かな灯りが幻想的で、旅のクライマックスを感じさせてくれそうです。
船上では、小樽洋菓子舗「ルタオ(LeTAO)」の新千歳空港店でしか食べることができない人気商品「ブラウニーバトンパイ」が楽しめて、さらにルタオ(LeTAO)の紅茶「小樽の香り」とのペアリングも味わえます。
雪化粧の小樽運河を観光するのはかなり寒そうですが、こたつでぽかぽかと温まりながら雪景色を見られるなんて、最高ですね。
「LeTAO(ルタオ)×OMO」コラボスイーツで朝パフェも
また、翌朝にいただけるLeTAO(ルタオ)とのコラボレーションスイーツ「目覚めのフロマージュパルフェ」も宿泊者しか食べられない特別なスイーツです。ヨーグルトやナタデココなどの発酵食材と、スーパーフルーツのハスカップやアロニアのソルベとソースを使った、朝にぴったりのパフェなので目覚めもすっきり♡
ホテルから徒歩圏内の堺町通り商店街にある「LeTAO PATHOS(ルタオパトス)」の専用スペースで、歴史的建造物が並ぶ小樽の街を眺めながらいただくことができるので、朝散歩がてら朝パフェが楽しめちゃいますね。
OMO5小樽 by 星野リゾートは小樽駅からも徒歩9分と観光の拠点にぴったりな利便性と、歴史的建造物に泊まれるというなんともレトロでロマンティックな雰囲気の融合が絶妙なホテル。ここでしか味わえないサービスやアクティビティも充実しているので小樽の新たな一面を再発見でき、初めて小樽を訪れる人にはもちろんのこと、再訪する人にもにぜひお勧めしたいと思いました。
私が最近“一気見”した配信系ドラマの舞台がまさに小樽だったこともあり、聖地巡礼も兼ねて小樽旅を計画してみようと思ってます♪
気になった方はこちら ↓ もチェックしてみてくださいね。
取材/木村まい