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噂に聞く韓国流「子育て」のウソ?ホント?真相を発表!

ドラマや噂でよく耳にする韓国のびっくり子育てエピソードの数々は、ウソ?ホント? その真相を確かめるべく調査を決行!

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目次 ★ 「冬に薄着だととても心配されたり、虐待と思われてしまう」
★ 「幼稚園の給食でもキムチ」
★ 「キムチは2、3歳の子どもでも水で洗い流して食べる」
★ 「親に敬語? 丁寧語?」
★ 「お母さんはとにかく子どもが一番!」
★ 「産院のサービスがすごい」
★ 「1人の子どもにお金を莫大にかける」
★ 「老若男女みんな子ども大好き」


「冬に薄着だととても心配されたり、虐待と思われてしまう」

【ホント!】
さすがに虐待とまではいきませんが、薄着の子どもを見ると心配してすぐに声をかけられます。あちこちで「風邪ひいちゃうよ」「ちゃんと暖かい服着させてね」と注意を受けたことがあり、日本との違いを感じました。

「幼稚園の給食でもキムチ」

【ホント!】
スーパーには子ども用キムチが売られていて、辛くない水キムチから徐々に慣らしていく。辛いものへの耐性は幼少期からの積み重ね。先生がスマホアプリに送ってくれる給食写真を見てびっくり! 赤くて普通に辛いキムチがプレートにドーンとのってました(笑)。2歳の娘がキムチを食べていると、義母が喜びます。

「キムチは2、3歳の子どもでも水で洗い流して食べる」

【ホント!】
普通の辛いキムチもわりと早めにデビューするので、あれだけ辛いものが食べられるようになるんでしょうね。

「親に敬語? 丁寧語?」

【ホント!】
幼少期から自然と「〜してくれますか?」「○○食べたいです」といった表現が日常的に使われます。丁寧な言葉遣いは儒教の影響を受けた文化の一部で、韓国は家庭で目上の人への敬意や礼儀を身につけていくそう。

「お母さんはとにかく子どもが一番!」

【ホント!】
仕事や、やむを得ない事情がない限り、オモニたちは夜に出かけません。学校や塾で帰りが遅くなる子どもが安全に帰ってくるまでは気が休まらないので。自分のことよりも子どもが優先で、「家族愛」が深い人が多いです。高3までは子どもの予定に合わせて行動している。お母さんが夜遊びに行くとかはありえない。

「産院のサービスがすごい」

【ホント!】
産院とは別に「産後チョリウォン」という施設があって、母乳時、検査やマッサージ、エステ以外の時間はひたすら眠れるので、ここでしっかり体力回復できます。食事も母乳に良いバランスで、1週間連続でわかめスープも!

「1人の子どもにお金を莫大にかける」

【ホント!】
韓国の統計庁より、昨年の小中高生たちの塾などの費用が今までで最も高かったという報告があります。物価が高騰する中で子どもを持ち、質の高い教育を受けさせるのも難しい現状なので、少子化が進むのも仕方ないこと。

「老若男女みんな子ども大好き」

【ホント!】
子ども連れで歩いているとほぼ100%の確率で話しかけられる。歩いていてもよく声をかけられたり、レストランでぐずっていると店員さんや近くの席の方が優しく声をかけてくれたり、あやしてくれたり。子どもへのサービスも多い。

イラスト/黒猫まな子  取材/木村まい ※情報は2025年1月号掲載時のものです。

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