【STORY5月号 超絶男子図鑑】20th Century 坂本昌行さん撮影裏話
撮影とインタビューは2月初旬、都内ホテルの高層階スイートルームにて。
この日は舞台『ホリデイ・イン』の取材日だった坂本さん、朝早くから何本もの取材を終え、STORYが最後の取材とあり少しお疲れのご様子。それでもエレベーターの扉が開き、私たちスタッフの姿を認識するともちろん満面の笑みでご挨拶くださります。
部屋に到着すると、すぐに衣装を確認し、その後メイクのリタッチを始める坂本さん。何ともプロフェッショナルな感じ。支度が終わり、カメラマンに「ベッドに座ってください。」と指示されるとつかさず「どの辺りに?」と聞く坂本さんにカメラマンが「どこでも好きなところに。」と返事を返すと「えっ、好きなところって言われても……」と小声で呟きながら笑う坂本さんが、失礼かもしれませんが、何とも可愛いらしい。先程までのプロフェッショナルな感じとの緩急に「可愛い〜!」と心の声がダダ漏れてしまうスタッフ。するとまた、恥ずかしそうに「いや、いや、可愛くない。」と笑顔の坂本さん。
ベッドに上がると画角で足元まで入ることがわかり、ヘア・メークさんにボディクリームを差し出され塗ることとなり、スタッフ全員坂本さんが脚にボディクリームを塗る姿に視線を注ぐことに。すると坂本さん「いい歳をしたおじさんがボディクリームを塗る姿を皆さんにお見せするなんて恥ずかしいなぁ。何かごめんなさい! しかもお待たせしちゃって。」とこの日、2回目のキュン♡ポイント。準備も整い撮影が始まります。
いくらプロとは言え通常、シャッターとのタイミングが合わず、半目になったり、目をつむったりしたカットが出てくるのですが、そういったカットが1カットもない坂本さん、先程までの可愛いらしさを完全に封印。大人のセクシーな魅力満載です。
この撮影で繰り返されることの多いマネージャーさんとスタッフのシャツのボタンの開きの攻防戦。今回もボタンは開けないという方向から、1個、そして最終的には「う、う〜ん。ギリOKとしましょう。」と粘りに粘って2個までマネージャーさんのOKをいただきました。そんな攻防戦を想像しながら誌面をご覧ください。
メークを落とし、インタビー前にメガネのレンズを磨く坂本さん。白のシルエットのキレイなスウェットのシャツにストレートのデニムにコンパクトなサイズ感がメンズにも人気の高いコレクションブランドのスタジャンという出立ちがスレンダーな坂本さんにとてもお似合いでした。
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撮影/笹口民悦(SIGNO) ヘア・メーク/染谷 誠 スタイリスト/柳田明子 ライター/小花有紀