撮影は５月初旬都内スタジオにて。

この日は舞台『歌喜劇／〜蘇る市場三郎 冥土の恋〜』で座長を務める濵田さんの取材日。何社もの取材を受ける濵田さんは、分刻みのハードなスケジュールをこなします。他社の撮影、取材を受けるたびにさまざまな衣装に身を包み登場する濵田さんを横目で見ながら、私たちの撮影の際も華麗に登場するのだろうと勝手に想像しながらスタッフ一同、この連載に欠かせないベッドを真剣に組み立てます。

STORYの撮影時間となり、スタイリストさんと相談したFENDIの衣装を身に纏った細マッチョな濵田さん、ショーモデル用のサンプルサイズではウエストが大分大きかったようで、手でパンツを押さえながら、「おぱんちゅ、おぱんちゅ〜。きゃ〜、おぱんちゅが見えちゃう〜。」と言いながら小走りで撮影現場のベッドに登場。その何ともコミカルな登場に一同大爆笑、それだけで場の空気が一気に和みます。勝手に妄想していた登場シーンとは違いますが、現場に居た全員をあっという間に笑いに巻き込むスキル、さすがです！

その後、前回ご出演していただいた2019年2月号のページをスキャンしたiPadをお見せして、いつもの企画説明をさせていただこうとすると「ちょい、ちょい、ちょい待て〜。iPad貸して。若いなぁ、ほんま若いなぁ〜。しかもいきっとる笑。何年前やこれ？　こんなやったん、俺？」としみじみとiPadを眺め、最後一言「何かはずいわ〜。もう、めちゃはずい！笑」と濵田さん。「今日はこれを超える大人セクシーを期待しています！！きっとファンの方も喜ぶと思います。」とお伝えすると「よっしゃ〜任しとき。もう立派な大人やから、大人のセクシーみせたるわ。やりましょ〜やりましょ〜。」と男らしく勢いよくベッドに向かわれます。もう、ポーズも完璧な勢いでしたが、ベッドに腰掛けると「ほんで、どないしましょう？」と屈託のない笑顔にまたまたスタッフ大爆笑。カメラマンがポーズの指示をすると「なるほど！」と頷き、ご自身で「40代の年上の女性と…セクシー、セクシー……」と企画内容をブツブツと小声でリピートされ、さっきとは別人のようなシリアスモードに突入。そこからはもう撮影中は笑いを封印。大人のセクシーさ溢れるカットの連発でした。撮影が終わると笑い始める濵田さん。スタッフが「？？？」となると、「シュールやな〜と思って。大きなスタジオの真ん中にベッドがポツンとあって、そこで真剣にセクシーポーズ連発するのが笑。」スタッフが「いや、いや確かにシュールかもしれませんが、最高潮かっこよかったです！」とお伝えすると「普段求められることないからほんま照れるわ〜。でも、これで喜んで貰えるならよかったわ。」と安堵されたご様子。

インタビュー途中にチョコレートをつまみ、「さっきパワー使こーたから、２個食べても平気やな。」と濵田さん。やり慣れないオーダーを一生懸命こなしていただき、本当にありがとうございました。そんな濵田崇裕さんの大人セクシーな姿はSTORYの８月号でご確認ください。

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