名前は聞いたことあるけれど、実はまだ使ったことがない。そんな人こそ知ってほしい、〝暮らしが変わる〟生成AIの基本と活用法。調べる、考える、書く──日々の多スクの面倒なことも、生成AIを使えばぐんとラクに!!
そもそもAIとは?
教えてくれたのは……AIコンサルタント 臼井拓水さん

企業向け生成AI研修や講座を運営する(株)Michikusa代表。YouTubeなどで、今すぐマネできる実践的なAI活用法を発信。#usutaku_channel @usutaku
生成AIとは、大規模なデータから学習したり、人間の言葉を理解して〝それっぽい〟文章や画像など新たなデータを生成してくれるAI技術。ChatGPTなどが代表的で、「挨拶して」「アイデア出して」と話しかければ、それに応じた自然な文章を返してくれます。難しい技術やプログラミングの知識は一切不要。思考の壁打ち相手として、書く・考える場面での〝最強の相棒〟となるでしょう。
AIの今後や親としての心構えは?
Q. 今後AIはどうなる? 全都立学校では今年度、生徒約14万人に生成AIを活用した学習を導入。子どもにとってAIは〝使うのが前提〟の存在に。高校生はもちろん、今後は小・中学校でも総合学習や探究型授業での活用が広がっていくと予想されます。親世代が使い方を知らずに遠ざけると、子どもの将来の可能性を狭めてしまうリスクも。まずは親自身もAIを使ってみて、新しい教育環境へ馴染むことが第一歩。
Q. 親としての心構えは? 親が「AIがわからないから使わせない」は問題外。生成AIが作成したもの全てを鵜呑みにせず、正確性を見極めながら使うことが大前提。子どもには「AIの答えは100点ではない」、「個人情報を入力しない」、と基本のルールを伝えて。AIはあくまでも補助輪。完全に任せるのではなく「わからないところのヒントをもらう」「理解を助ける」使い方をすれば、子どもの思考力も育めます。
Q. 数あるAIからなにを選ぶ? 生成AIにはChatGPT、Gemini、Copilotなどさまざまな種類がありますが、初心者は「ChatGPT」一択。無料版でも十分ですが、やり取りに慣れてきたら月約3,000円の有料版に切り替えると精度が飛躍的にアップ。数種類を試すより、まずはひとつを〝おしゃべり感覚〟で使い倒すのがAIと仲良くなる近道。世界の最先端技術にこの価格で触れられるなんて! 使うしかない!
で、実際40代ママはどう使う?
-Keywords





















