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Lifestyle梅宮アンナから、妹たちへ。

梅宮アンナさん、再婚から8カ月めの心境「お互い20年ぶりの結婚生活、正直簡単じゃない」

2024年8月13日、梅宮アンナさんは乳がん(浸潤性小葉がん)ステージ3Aを公表。2025年4月、放射線治療を終え、手術・抗がん剤・放射線という三大治療をすべて乗り越えました。JJモデルの頃から憧れの象徴だったアンナさんは、今、同じ時代を生きる同世代のひとりとして、様々なライフサイクルを経験しながら人生を更新し続けています。人生に、正解なんてない。それでも、誰かの経験が次の一歩のヒントになることはある。この連載では、STORY読者から寄せられた「アンナさんに聞いてみたいこと」をもとに仕事、再婚、家族、健康についてなど、人生の節目に向き合うリアルな言葉を、妹たちへ届けます。

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【INDEX】 「一人でいい」って思う人の気持ちも今はすごくよく分かる
結婚半年。 私たちは今、「基礎工事」をしています
今がいいと、過去は全部“意味”に変わる
ℚ.アンナさん、再婚おめでとうございます。 電撃婚から8カ月、いまの正直な心境はいかがですか? 再婚して見えてきた“新しい幸せの形”を伺いたいです。

「一人でいい」って思う人の気持ちも今はすごくよく分かる

ありがとうございます。よっちゃん(夫)と出会って10日で結婚して、半年が経ちました。一緒に生活するようになって、正直に言うと……喧嘩は多いです(笑)。でもね、それを不幸だとか、うまくいっていないとか、私はあまり思っていなくて。むしろ、この歳で結婚したからこそ感じることが本当にたくさんあるなって、日々思っています。

若い頃の結婚と、今の結婚は、まったく違う。それは相手が違うというよりも、自分自身が全然違うからなんですよね。若いときって、自分がどんな人なのか、何が嫌で、何を大切にしているのか、正直よく分かっていなかった。でも今は、喧嘩をすると、それがよく分かる(笑)。

例えば、喧嘩になったとき。夫は、ワーッとなるのが嫌で、一旦距離を置きたいタイプ。「ちょっと休憩しよう」って、その場を離れる人です。でも私は、それがイヤなの。「ちょっと、ここ座って」って言って、ちゃんと向き合って、その場で話したい。それに気づいたとき、あ、私ってこういう人だったんだって、自分で思いました。若い頃は我慢できていたことも年齢を重ねると我慢できなくなることが出てくる。

それって、わがままになったんじゃなくて、長い時間をかけて、自分という人間がはっきりしてきた、ということなんだと思うんです。

私は今53歳。夫は60歳に。お互い、約20年間結婚していない時間がありました。その20年間で、それぞれが積み上げてきた「自分の生活スタイル」や「自分のやり方」が、もう出来上がっている二人が今から一緒に生活をしていく。正直、簡単なことではないです。だから「それがしんどいから、一人でいい」って思う人の気持ちも今はすごくよく分かるようになりました。

ただね、ここは、うちのケースならではの話かもしれないけど、私たちは二人とも、病気を経験している。もしこれが、どちらも病気をしていなかったら、私は自分がどうなっていたか、本当に分からない。健常者だったら、もしかしたら「もう一人でいいかな」って思っていたかもしれない。でも、病気になったからこそ、「あと何年生きられるんだろうね」っていう話をするようになって、その流れで、「じゃあ、一緒にいようよ」って自然に決まった。

そういう意味では、私たちの再婚は、いわゆる一般的な再婚論とは、少し違うのかもしれません。今の私たちは、喧嘩をしながら、帳尻を合わせている状態。完璧でもないし、理想的でもない。でも、それが今の私たちのリアルで、それが今の私にとっての“新しい幸せの形”なんだと思っています。

ℚ.治療・生活・再婚と変化の大きかった今、アンナさんが一番大切にしているものと、その理由を伺いたいです。

結婚半年。 私たちは今、「基礎工事」をしています

大切にしているのは、今はやっぱり「基礎工事」ですね。結婚してまだ半年。どうしても、まだ新婚じゃないですか。だから今の私とよっちゃんとの関係って、家を建てるとしたら、まさに土台をつくっている時期なんだと思うんです。
今はとにかく、二人でいる時間を長くつくっています。

例えば先月も沖縄に行っていましたし、ほぼ毎週のように一緒に過ごしています。よっちゃんは療養も兼ねてなんですけどね。はたから見ると「遊んでいるよう」に見えるかもしれない。でも、せっかく結婚したんだから、ちゃんと二人の時間を大切にしたいよねって自然に思うんです。

病気を経験すると、身体の変化にもすごく敏感になります。例えば、雨の日に頭が痛くなること。私は「またいつものかな」って思うんだけど、よっちゃんは「病院に行ったほうがいいかも」ってすぐに構える。脳梗塞の再発の心配もあるから、どうしても怖くなるんですよね。私も、それはすごく分かる。だから今の生活は、半分以上が「夫婦でいる時間」や「夫婦にとって何が必要か」を考えること。

まさに基礎工事の真っ最中です。
だって正直、まだ分からないことだらけなんですよ。何が好きで、何が嫌で、どこが地雷で、これを言うとブチギレるのか(笑)。そういうことを知っていくには、やっぱり時間が必要。だから最初の1年くらいは、こういう時間が多くていいんじゃないかなって思っています。時間って、本当に大事。

実際、2026年3月くらいからは、また毎週のように登壇が始まって、地方にもたくさん行くことになると思います。10月のような忙しさが、また戻ってくる感じですね。もうスケジュールもかなり埋まってきています。

4月には海外での仕事もあります。だからこそ今は、結婚した今のフェーズなりの役割をちゃんと決めて、役割分担をしながら生活しているところ。完璧じゃなくていいけど、ちゃんと土台をつくる。

そう、今は基礎工事の時期。それを一番、大切にしています。

ℚ.今の幸せを得たアンナさんから見て、過去の恋愛や結婚はどんな意味を持っていますか?
“あの経験があったから今がある”という気づきがあれば伺いたいです。

今がいいと、過去は全部“意味”に変わる

今はやっぱり、よっちゃんと出会って結婚できて、本当によかったなって思っているからかもしれないけれど、不思議と、過去の出来事が全部“いいこと”に変わっていくんですよね。今がいいと、過去もよく見える。逆に言うと、今がよくないと、過去のこともよく思えなくなる。「あれがあったから、こうなったんじゃないか」とか、そうやって過去を責める見方になってしまうんだと思います。

今だからこそ、振り返って思うのは、最初の結婚を終えるという選択も、あのときの自分なりに精一杯考えた結果だったんだな、ということ。あの経験がなかったら、今のこの再婚もなかったと思うし、そう考えると、あの決断も私にとって必要なプロセスだったのかな、と感じています。無理を重ねて自分の気持ちに蓋をし続けるより、一度立ち止まって、自分で区切りをつけたことは、結果的に自分を大切にする選択だったのかもしれません。

過去の恋愛や結婚について、「なんで、あれ以上一緒にいられなかったんだろう」と考えると、結局は、一緒にいる意味を見いだせなくなった、ということなんですよね。
今は、喧嘩はするけど、ちゃんと戻る。必ず戻るんです。それはきっと、性格とか、求めているものとか、根っこの部分が似ているから。だからこそ、喧嘩もできるんだと思っています。

それともうひとつ、強く思うのは、仕事を持っていることは、女性にとってすごく大切だということ。たまにね、仕事をしていなくて、旦那さんのお金だけで生活している人を見て、「いいな」って思う瞬間がないわけじゃない(笑)。でも、それはお金の問題だけじゃなくて。外に出て働くこと。社会に属すること。そこから得られる情報や経験って、本当に大きい。今の時代は特に、やっぱり仕事をしていたほうがいいんじゃないかなって私はそう思っています。

ジャケット¥305,547(by HANA WRIGLEY) デニムパンツ¥27,500(ヤヌーク/カイタックインターナショナル) パールネックレス¥61,600 「あ」 リング¥390,500 「クロス」リング¥389,400(すべてビジュードエム/ビジュードエム六本木ヒルズ) タンクトップ・その他リング/アンナさん私物

撮影/古水 良(cheek one) ヘア・メーク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/乾 千恵 取材/日野 珠希

SHOP LIST
〇カイタックインターナショナル 03-5722-3684
〇by HANA WRIGLEY hello@hana-wrigley.com
〇ビジュードエム六本木ヒルズ 03-6271-5353

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