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酒井若菜さん(45)と考える40代の婚活「〝理想を下げる〟という概念そのものを見つめ直して」

Youtubeチャンネルのお悩み相談で、多くの共感を集めている俳優・酒井若菜さん。優しく寄り添いながらも、時にスパイシーに迷いを断ち切ってくれる言葉の数々は、「刺さる!」と視聴者の心を鷲掴みに。そこで今回は、悩みが複雑化し、心身ともに揺らぎやすくなるSTORY世代のリアルな悩みに酒井さんがアドバイス。恋愛・婚活、美容、人間関係、人生——–。大人だからこそ一筋縄ではいかない”心のモヤモヤ”を、友達目線で解きほぐしてくれました。

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酒井若菜さんprofile 1980年、栃木県出身。高校在学中の1997年に「第8回ヤングジャンプ全国女子高生制服コレクション」準グランプリ、1999年に「日テレジェニック’99」に選ばれ、主にグラビアアイドルとして活動開始。その後女優へ転身し、数々のドラマや映画に出演。女優業と並行して、小説、エッセー集を発表するなど文筆業でも活躍中。

お悩み① 40代の婚活、どう向き合ったらいい?

アプリで婚活を続けていますが、彼氏ができてもなかなか長続きしません。つい年齢を意識したり、これまでの経験が邪魔をして、昔のように素直に恋愛を楽しめなくなっています。最近では、”老後の安心のためのタスク”のようにも感じ始め、なかなか前向きになれず……..。婚活とどう向き合っていけばいいでしょうか。
(41歳・会社員・人材派遣サービス)

"寂しい老後"を恐れなくても大丈夫。婚活と同時に、才能やキャリアを磨くことも忘れないで

40代を迎えて結婚に対して焦る気持ち、よく分かります。相談者さんはきっと心のどこかで、子どもを産めるリミットを意識したり、周りとの比較から不安になっているのかもしれません。でもそれは「結婚すべき」という前提に縛られているから。言い換えれば、自分自身に急かされている状態なんです。視界が曇った状態で、タスクのように婚活を進めるのは少し危険。まずは、”なぜ結婚したいのか?本当に結婚したいのか?”を問い直して、自分の心と向き合ってみるのが第一歩です。

そしてもう1つ言えるのは、会社員としてきちんと働いているならば、「あと20年は生活できるだけの貯蓄をしよう!」ということ。なぜなら今後、”自分の足で立って生きていく人”がもっともっと増えていくから。

持論ですが、これからは”ベテランの世代”にスポットライトが当たる世の中になっていきます。人生100年時代、キャリアも延びて、70歳でも引退せずにまだまだ現役!という人もきっと増えていく。そうなれば、個が集まったコミュニティの中で、友達やパートナーが見つかるということが当たり前になる可能性だって十分にある。今思い描く”寂しい老後”とは全く違う世界が待っていて、想像以上に楽しい老後を過ごせるかもしれないのです。実際に、最近ではシニア専用のマンションが人気で、アクティビティを通じて交流したり、恋愛も活発だそうですよ!

結婚する、しないに関わらず、才能や感性を育てられる人の方が、確実に若々しく美しく老いていけます。相談者さんはお仕事を頑張っている自立した方なので、婚活と同時に、スキルやキャリアを磨き続けることも忘れないで。これからの私たちを待ち構えているのは、”自分の足で歩ける”ことが重宝される未来です。結婚もきっと、“誰かに頼らなくてもいい自分”を作った先にこそ待っているもの。自分の足でしっかり立っていることに誇りを持って、将来に悲観することなく、ワクワクしながら今を生きる。それが一番大切だと思います。

お悩み② 40代になった今、婚活相手への理想は下げるべき?

40代になり、いつまで女性として見てもらえるのか不安です。年齢を重ねるにつれて出会いが減ってきたこともあり、理想を下げるべきかどうか、悩んでいます。
(42歳・会社員・化粧品メーカー)

 

「理想下げる」という発想は手放して!「価値観を広げる」という視点を持とう

年を重ねるたびに、自信を失ってしまう…そんな女性特有とも言えるお悩みを、これまで何度も耳にしてきました。「もう女性として見られなくなるのかも」という不安は、誰でも1度は頭を過ったことがあるかもしれません。ただ現実的には、男性の多くが”仕事がバリバリできる大人の女性”より、“フレッシュさのある若い女性”に惹かれてしまう瞬間があるのも事実。それは命を繋ぐという人間の本能が無意識に作用しているから、仕方のないことでもあります。もちろん趣向は異なるので、全員に当てはまることではありません。

では女性として見られ続けるために最低限必要なものは何かというと、品性、知性、そして清潔感です。言葉や振る舞いに責任と美意識を持ち、学び続ける姿勢を忘れないこと。肌や髪に生活感が出ないよう、潤いを保つこと。そこに手間をかけていくことが、大人の女性にできる努力だと思います。

そして何より大切なのは、そもそも「理想下げるべきか」という概念そのものを捨てること。学歴や収入、年齢、身長など、相手を”数字や条件”のフィルターで見ていると、理想を上げるか下げるかという測り方をしてしまう。そのフレームを一旦外して、”価値観を広げる”という考え方に置き換えてみるのはどうでしょうか。

例えば、年収1,000万円以上が条件だったとしたら、「私も仕事を充実させて、世帯年収を上げちゃえばいいんだ!」と思い直してみる。「身長180センチ以上じゃないと嫌」と思っていたとしたら、自分と身長が近い男性と並んで歩いてみる。すると、「手を繋いだときの位置も目線も同じで、なんだか安心感がある」など、20代の時には感じられなかった意外な発見があるかも。

大人女性の特権は、これまで多くの人と出会い、重ねてきた経験の豊かさです。その1つひとつが、あなたの器を確実に広げてきたはず。自分の世界を広げると、懐の深さが伝わって自然と信頼感も高まります。現実をきちんと受け止め、必要なら軌道修正できる柔軟性こそ、40代ならではの大きな魅力。これまでの経験を武器に変えて、胸を張って!その誇りが、あなた自身をいっそう輝かせてくれるから。

撮影/古水 良(Cheek one)ヘア・メーク/鈴木智香 スタイリスト/中西雛乃 取材・文/渡部夕子

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