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パワースポット・宮島を眺めながら“ととのう”。今行きたい新ホテル「HOTEL FORK & KNIFE Miyajima」

世界遺産・宮島を望むロケーションに、2026年3月に開業した「HOTEL FORK & KNIFE Miyajima(ホテル フォークアンドナイフ ミヤジマ)」。「Tradition Served Quietly.」をコンセプトに、日本の伝統や文化を静かに、深く味わう滞在を提案する、今注目のカルチャー・リトリートホテルです。

和の美意識をモダンに昇華した建築、瀬戸内の恵みを味わう薪火料理、“美人の湯”として知られる宮浜温泉、そして感性を刺激するアート。どれも決して主張しすぎることなく、そっと五感に寄り添うような心地よさが魅力。忙しい毎日で少し鈍っていた感覚を、静かに整えてくれるような滞在は、観光を楽しむ旅とはまた違う、大人の女性にこそ体験してほしい旅の形。

宮島の神聖な空気に包まれて、心と身体がゆるやかに整っていく──。 そんな贅沢なリトリートを叶えてくれる新ホテルをご紹介します。

「古くて新しい日本」に浸る、和モダン空間

JR宮島口駅からほど近い、小高い丘の上。ホテルへ足を踏み入れた瞬間、まず惹き込まれるのが、木や石など自然素材を贅沢に使った和モダン空間です。館内には、日本画や書、水墨画、陶芸などのアート作品が点在。広島で作られた提灯のやわらかな灯りも相まって、どこか懐かしいのに洗練されている心地よさがあります。

エントランスには、厳島神社の能舞台を着想源にした展示スペースも。感性が静かに満たされる空間設計が、STORY世代には心地いいのかもしれません。

落ち着いたインテリアに癒される、静寂という名のおもてなし

34室というプライベート感も、このホテルの魅力。3050㎡のキング・ツインルームを中心に、「朝凪 – Asanagi」「潮騒 – Shiosai」「宵月 – Yoizuki」など、瀬戸内の情景を映した美しい名前が付けられています。

客室は、小上がりや障子を取り入れた和洋ミックスのデザイン。靴を脱いでくつろげる安心感がありながら、空間全体はとてもスタイリッシュ。「和の要素がある空間って、やっぱり落ち着くよね!」と思わず口にしたくなるような居心地なんです。

さらに、お部屋にはウェルカムスイーツの用意も。到着してすぐにおもてなし感を味わえるのも嬉しいポイントです。アメニティには、人気ブランド「uka」を採用。植物由来成分にこだわった香りやテクスチャーに癒され、ホテルステイの満足感をさらに高めてくれます。

また、180㎡を誇るスイートルームには、プライベートサウナや天然温泉の露天風呂、キッチンも完備。記念日ステイやご褒美旅にもぴったりの贅沢空間です。

STORY世代の宿選びに欠かせない、“食の楽しみ”

  • 旬野菜 焼昆布 豆乳 (広島の旬野菜 焼昆布と豆乳クリーム)
  • 真牡蠣 発酵レモン 松 (瀬戸内の真牡蠣 発酵レモン 松塩 チチャスヨーグルトプリン)
  • 地鶏 レモン胡椒 くろもじ (東広島こい地鶏の薪焼き レモン胡椒 くろもじの塩)
  • 帆立貝 天婦羅 生七味 はぶ草 (ホタテの天婦羅 生七味 はぶ草の塩 わけぎぬた)
  • 真鯛 女鹿平舞茸 いりこ (瀬戸内の真鯛薪火焼 いりこ醤油の風味)
  • 流れるような手さばきと薪火の躍動感に引き込まれる、カウンター席だけの特別な時間。
  • 広島牛 黒ニンニク (県産交雑種 黒ニンニクのピューレ)
  • 穴子飯 (ほうじ茶と共に炊き上げる穴子飯、穴子の骨から作った甘タレ 金胡麻 菜花)

このホテルで印象的だったのが、“食”の存在感。せっかく泊まるなら、ぜひディナーコース付きの宿泊プランで、ここならではの食体験を堪能してほしい。

レストランでは、広島の海と山の恵みを薪火で仕上げるローカルガストロノミーを提供。薪がはぜる音、立ち上る香ばしい香り、目の前で仕上がっていくライブ感。ただ「美味しい」だけでは終わらない、記憶に残る食事時間が楽しめます。

さらに、カウンター越しにシェフとの会話を楽しめるのも、このレストランならではの魅力。料理へのこだわりや食材の話を聞きながらいただく一皿は、より一層特別な味わいに感じられます。瀬戸内の魚介や旬野菜を使った料理は、どれも素材の力強さが際立ち、自然とワインが進みます。

瀬戸内の食材を、朝からゆっくり味わう贅沢

朝食を和食・洋食から選べるのも魅力。どちらも“瀬戸内の恵みを丁寧に味わう”というコンセプトが感じられ、朝から気持ちまで満たされる内容でした。

和朝食は、藤本農園の特選米を使った土鍋ご飯が主役。蓋を開けた瞬間に立ち上る湯気とお米の香りに、思わず深呼吸したくなります。天然さわらの柚子味噌幽庵焼きや、いくら昆布醤油漬け、季節のお浸し、穴子茶碗蒸しなど、小鉢が少しずつ並ぶ贅沢なスタイル。女鹿平舞茸や観音葱など、広島らしい食材も随所に使われていて、旅先ならではの朝をしっかり感じられます。

一方の洋朝食は、焼きたてのクロワッサンや塩パンを中心に、瀬戸内の食材を取り入れたアメリカンブレックファーストスタイル。五日市グリュックスシュバインのロースハムや燻製ベーコン、向原農園の卵など、素材の良さを感じるシンプルな美味しさが印象的です。さらに、グラスフェッドヨーグルトに山のはちみつ、周防大島のいちごジャム、フルーツなども添えられ、朝から気分が上がるラインナップ。「ホテルの朝食ってやっぱり好き!」という気持ちを、改めて実感させてくれます。

瀬戸内の空気を感じながら、ゆっくりコーヒーを飲む時間まで含めて、このホテルならではの贅沢な朝時間でした。

囲炉裏があるバーで語らう、“余白のある夜”

夜はぜひ、囲炉裏のあるバーラウンジへ。 広島の地酒やワインを片手に、ゆっくり会話を楽しむ時間は、忙しい日常ではなかなか味わえない贅沢。フレッシュな瀬戸内レモンを使ったジンフィズも爽やかで、湯上がりの一杯にもぴったりでした。

“宮島を眺めながら温泉”という最高のご褒美

最上階にある「THERMAL SPRING」では、宮島の海風を感じながら楽しめる温泉があります。 珍しいのが、水着着用の男女混浴スタイルであること。夫婦や友人同士でも一緒に楽しめるので、旅の時間を共有できる温泉として、今っぽさも感じます。しかも、宮浜温泉は“美人の湯”として知られる天然温泉。サウナでしっかり温まり、外気浴をしながら瀬戸内の景色を眺めていると、身体だけでなく、気持ちまで整っていくような感覚になります。

観光地を巡るだけでなく、心までゆるやかに整え満たされるリトリート旅へ。宮島の新たな楽しみ方を教えてくれる「HOTEL FORK & KNIFE Miyajima」は、大人の女性にこそ訪れてほしい一軒です。

Hotel Data HOTEL FORK & KNIFE Miyajima
広島県廿日市市宮島口3丁目3-15
TEL 0829-30-5250
https://hotelforkandknife.com/
*小学生以下は利用不可

取材/本條千春

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