髪の毛も日焼けする!? 毛髪のダメージの原因となる紫外線と日ごろからのケア

バイエル薬品株式会社

髪が乾燥したり毛先がパサつくなど、毛髪の悩みはさまざまですが、これからの季節特に気をつけたいのが紫外線です。
肌はしっかり紫外線対策をしているのに、髪のケアはつい怠ってしまいがち…という人は多いのではないでしょうか。

この度、バイエル薬品株式会社（本社：大阪市北区、以下バイエル薬品）は、30代～50代の女性を対象に「紫外線と毛髪」に関する意識調査※を実施。調査によると、「紫外線によるダメージが気になる体の部位」（グラフ1）は、顔、腕、首などの皮膚に次いで「髪の毛」と答えた女性が多く、「紫外線によってダメージを受けたと感じる髪の毛や頭皮の状態、症状」（グラフ2）については「（髪の）パサつき」が最も多くをしめました。それらが気になる理由としては、「身だしなみが整っていない印象、清潔感がない、健康的ではない印象」などが半数以上をしめる結果となりました。

※2020年4月10日～2020年4月12日バイエル薬品株式会社調べ（調査協力合同会社カンター・ジャパン）
インターネット調査調査対象：女性30～59歳（200名）

日頃からのヘアケア・頭皮ケアに意識を
髪や頭皮が紫外線などの外部刺激にさらされ続けると、細胞のDNAが傷つき、育毛にも、髪の質にも悪影響を及ぼします。
「紫外線によって髪の毛や頭皮にダメージを受けることを知っていた」と答えた方が76%いる（グラフ3）一方で、現状では60％の人が何も対策をしていない（グラフ4）ことが意識調査からわかりました。

そして、今回の調査から、「髪のために意識して、おこなったり気を付けていること」として、多くの人が「髪の悩みに合ったシャンプー・トリートメントを使う」、「髪をきちんと乾かす」など、外側からのケアを主にしている一方で、「髪の毛に良い食べ物を取り入れる」や「ヘアケアのサプリメントを飲む」といった体の内側からケアを意識して行っている人はまだ少ないこともわかりました。（グラフ5）

健康な髪や頭皮の維持には、外側からのケアだけでなく、体の内側からのケアも重要です。
例えば「栄養バランスの偏り」や、「ストレスや生活習慣の乱れ」なども髪や頭皮のコンディションに影響を及ぼします。
「最近髪質が変わったかも…」と感じる前に、日ごろから栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠を心掛けるなど、内側からのケアで酸化ストレスを減らし、健康的な髪を維持しましょう。

紫外線が与える毛髪への悪影響とは？

紫外線は、波長の長い方から順に、「UV-A」、「UV-B」、および「UV-C」に分類されます。「UV-C」はオゾン層に吸収されるため地表には届きませんが、「UV-B」は表皮まで、「UV-A」は真皮まで届いてダメージを与えます。

紫外線は皮膚の細胞のDNAを傷つけることが知られており、紫外線が表皮を介して、育毛などの毛包機能にネガティブな影響を与えることが示されました※1。

酸化ストレスが毛髪のコンディションに影響を与えますが、その因子は様々あることが報告されています。なかでも紫外線は、発毛前および発毛後ともに影響を与える因子だと考えられています※2。

※1 Gherardini J.,et al.Int J Cosmet Sci.41(2):164-182.(2019)
※2 Trüeb RM. Int J Cosmet Sci. Suppl 2:25-30. (2015)

髪に必要な栄養素
“髪に良い食べ物”と聞くと、わかめ、ひじきなどの海藻類を思い浮べる人が多いでしょう。実は、海藻にはビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、体全体の栄養バランスを整えてくれるため、髪にも良いと言われているのです。
日本ではまだあまり知られていませんが、ミレットは、ヨーロッパでは古くから女性の美容に関わるスーパーフードとして愛されてきました。海藻と同じく、ミレットには9種の必須アミノ酸、ビタミンB群や必須ミネラルなど、毛髪や頭皮に必要な栄養素が含まれています。

バイエル薬品が日本人女性118人を対象に実施した臨床試験の結果から、ミレットエキス、パントテン酸、L-シスチン、ビオチンを含有するサプリメントの継続摂取により、頭髪の質及び美しさに関する設定した8項目（ツヤ、柔らかさ・弾力性、強さ、滑らかさ、毛量、乾燥、活力、ボリューム）全てにおいて、スコアが増加したことがわかりました。