【haco!】インドの女性たちが刺繍の技術を身に付け、新たな未来をつくっていけるように支援する『 Stitch by Stitch 』プロジェクト。2021年1月22日(金)に新作登場。

株式会社cd.

プロジェクト開始から5周年を迎えた昨年。
大きく進化しようと踏み出しはじめた矢先、世界が大きくゆらぎ、2020年初夏でのお披露目は叶いませんでしたが、たくさんの困難をのりこえて届いた刺繍は鮮やかで、誇らしく、力強く、美しいものでした。

2021年日々を満たす一翼になれれば、うれしいです。
新しい『 Stitch by Stitch 』をお届けします。

from Stitch by Stitch 1.
URL : https://www.haco.jp/products/detail/435617022

from Stitch by Stitch 2.
URL : https://www.haco.jp/products/detail/436178026

from Stitch by Stitch 3.
URL : https://www.haco.jp/products/detail/421644293

from Stitch by Stitch 4.

『 Stitch by Stitch 』とはPEACE BY PEACE COTTON PROJECTで支援している、インドの綿農家の女性たちと一緒にスタートした女性の自立支援を目的としたプロジェクトです。
2008年にスタートしたPEACE BY PEACE COTTON PROJECTから約6年後、2014年に『 Stitch by Stitch 』プロジェクトの構想がうまれました。

PEACE BY PEACE COTTON PROJECTの仕組み

2014年時点で、オーガニックコットンアイテムは２７万点以上販売され、基金総額は７６００万円に達していました。支援地域も拡大し、有機農法に転換した農家は７５８８世帯、小中学校に復学した子どもたちは１５７９名、高校・大学へ進学した子どもたちは３６４名。

(2020年3月時点
基金総額 : 114,440,491円、有機農法への転換支援 : 15,079世帯
実施した自立教育支援　小中学校に復学した児童 : 2,064名、高等教育奨学受給者 : 928名)

女性の自立支援
これだけの規模になってくると、現地で起きてくる課題もどんどん複雑になっていました。特に顕著になってきたのが、女性の自立支援、いわゆるジェンダー問題です。
村の中での女性の立場を向上し、女性の収入を増やし、社会的な認知を高めていく取り組みが求められてきました。
デリーのお土産屋さんに置かれているストール

出会いはデリー近郊の地場産品を扱うお土産屋さんでした。
カシミアに全面手刺繍のストールでも、日本で買ったら数万円しそうなものでしたが数千円で買うことが出来ます。

これらのストールを見て、ピン！と来ました。
もし現地の彼女たちが手刺繍を身につけてくれたなら、重労働をしなくても、家で空いた時間に仕事を出来るし、それこそファッション業界からオーダーを取れるようになるかもしれない。
綿花を栽培している彼女たちが、畑にいない時はそういう仕事をするようになる、というのはとても夢がありました。

ちょうどその頃、別のお仕事でお付き合いのあった刺繍アーティストの二宮佐和子さんに「インドで刺繍教えてみない？」とお声をかけました。すぐにご快諾いただき2015年、二宮さんと共にインドに行き、刺繍教室がはじまりました。
そして、このプロジェクトは『 Stitch by Stitch 』と名付けられ、今年も新たなアイテムを生み出し続けています。

URL : https://www.haco.jp/feature/detail/F03658