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【イベントレポート】タブーや偏見について考え、女性のQOL向上を目指す新プロジェクト「Let‘s talk! in TOKYO #0 キックオフ・トークイベント」開催

株式会社サンリオエンターテイメント

トークテーマは「生理」 株式会社サンリオエンターテイメント社長・小巻亜矢が登壇し「自分を大切にするきっかけを生むムーブメントに」と思いを語る

YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=IIQLNL6y4cs

株式会社サンリオエンターテイメント(代表取締役社長:小巻亜矢)は、fermata株式会社、国連人口基金(UNFPA)東京事務所、MOTHERS編集部共催のもと、女性のQOL向上を目指す新プロジェクト「Let‘s talk! in TOKYO」を2021年2月14日(日)発足いたしました。

発足発表イベントとして、「Let‘s talk! in TOKYO #0 キックオフ・トークイベント」を2月14日(日)にオンラインで開催し、サンリオエンターテイメント代表取締役社長の小巻亜矢、 fermata株式会社 CCO/co-founder中村寛子、国連人口基金(UNFPA)東京事務所 所長佐藤摩利子氏、MOTHERS編集部 編集長小脇美里氏ら発起人4名が登壇し、背景や想い、企画内容についてお話いたしました。

プロジェクト主催の小巻亜矢は「日本は、ジェンダーギャップ指数が121位とまだまだ改善の余地がある中、東京にいる私が、今声をあげるべきだと感じた」とコメント。これに対し、fermata株式会社 中村寛子は、「Femtechという新しい産業に取り組むなか、小巻社長にお声掛けいただいて二つ返事で参加した。自分では気づけていなかったタブーや固定観念に気付くきっかけになり得るので、この活動に期待したい」と、プロジェクトについて前向きな声を寄せました。

また、国連人口基金(UNFPA)東京事務所 佐藤摩利子氏は「生理は非常にパーソナルであると同時に、太古の昔から存在し、当然に存在していること。まず“対話”することで、タブー視されている問題を改善したい」と、今回のトークテーマについて言及したほか、MOTHERS編集部 小脇美里氏は「タブーについて考え話すことは、自分の大切さに気づくきっかけにもなると思います。その結果、自分を認める=自己肯定を高めることにも繋がってくるのではないかと感じています。」と自身の考えを話しました。

今回の「Let‘s talk! #0 キックオフ・トークイベント」では、2週ごとにテーマをTwitterや公式HPで発表し対話を推進していく計画や、3月の「国際女性デー」にプロジェクトの詳細(後援、協力、共催団体について、また、生理の本を作るためのクラウドファンディング、5月に実施予定のサンリオピューロランドでのリアルイベント内容について)スケジュールと概要を発表しました。

また、参加者からの質疑応答の時間では、タブーや偏見について、若い世代に発信する方法や、大人への性教育について、登壇者が自由に意見を交わしました。

最後に、小巻亜矢が「女性だけではなく、一人一人が太陽のような存在。参加することで、みんなが生まれてきてよかった、と思えるようなムーブメントにしたい」と意気込みを語り、今回のトークイベントを締めくくりました。

Let’s talk! in TOKYOへの思い

■主催:サンリオエンターテイメント代表取締役社長 小巻亜矢のコメント


乳がんや子宮全摘出も経験したことがある自分にとって、生理や妊娠、更年期など女性の身体に関するテーマには思い入れがあります。
今回のプロジェクトは、ひっそりと実施するのではなく、多くの女性をはじめ若い世代や男性にも広く知ってもらうような空気づくりをし、積極的に発信していくことで、関わってくれる人を増やしていきたいと考えています。自分たちのなかにあるタブーを話すことで、自分を大切にするきっかけを生むようなムーブメントにしていければと思っています。

■共催:fermata株式会社 CCO/co-founder 中村寛子氏のコメント


私たちの取り扱うフェムテック(Femtech=FemaleとTechnologyをかけ合わせた造語)は、女性特有の健康課題を解決するプロダクトやサービスのこと。心身に関する悩みは一人ひとり異なりますが、新しいソリューションによって固定観念を取り払い、選択肢を広げることができます。「Let’s talk!」に参加した人が、他の人の悩みやモヤモヤを聞くことで、これまで気づいていなかった自分の中のタブーに気づくきっかけとなるようなプロジェクトにしたいと考えています。

■共催:国連人口基金(UNFPA)東京事務所所長 佐藤摩利子氏のコメント


開発途上国では貧困が原因で生理用品が購入できない方がいたり、難民キャンプなどでは避難所に生理用品が無いといった問題があります。またネパールでは、生理中の女性は「隔離小屋」で過ごさなければならないなど、未だネガティブなイメージを持たれている、という現状があります。こういった問題を解決するには“対話” が最も大切だと考えています。「Let’s talk!」を通して、タブーを超えて語り合い、Let’s talk! in TOKYOから世界にこの対話の輪を広げていければと願っています。

■共催:マザーズ編集部 編集長 小脇美里氏のコメント


子どもへの生理や性教育は、これからを生きていく上での必須の”教養”・”知識”であると保護者も理解したうえで伝えていく必要があると思います。そしてそばにいる保護者自身が自分の体を大切にして、元気で健康でいる姿を見せることもとても大切だと思うので、そのための方法なども発信していければと思います。まだまだ日本の性教育は遅れていますし、どうしても恥ずかしかったり、話にくいものと消極的に捉えてしまう方も多いかと思います。私も実はその一人です。なので、そういった方々の気持ちも汲み取り、意見を強要するのではなく「選択肢として知っておくと良いかもしれないですよ」というようなゆるやかな、やさしい形で参加者を巻き込んでいきたいなと考えています。

新プロジェクト「Let‘s talk! in TOKYO」について


「Let‘s talk !」は、女性にまつわる話題の中で、「タブー」とされやすい課題について、オンライン、オフラインで国内外の声を集め、対話が広がることを通して、女性たちのQOL向上、エンパワーメントに貢献するムーブメントです。女性の健康に関連する様々なタブーや偏見を乗り越え、オープンに語り合い、具体的なアクションにつなげる対話型のプラットフォームとして、世界的スーパーモデル、ナタリア・ヴォディアノヴァ氏と国連人口基金(UNFPA)が協力し、このムーブメントは世界中で展開されています。

「Let‘s talk! in TOKYO」では、初潮、生理痛、生理用品、子宮頸がん、Femtechなど、女性にまつわる話題の中で、「生理」をテーマとした“タブーとされやすい課題”について対話を広げ、女性たちのQOL向上、エンパワーメントに貢献します。

オンライントークイベントの他、TwitterやPodcastを通して様々な課題を発信・収集し、各企業様と協力しながら、女性が自身の身体と向き合うきっかけとなるような、様々な活動を行ってまいります。

イベントサイト:https://letstalk.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/letstalktokyo21
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=IIQLNL6y4cs

<「Let‘s talk! in TOKYO」メンバー>
主催     :株式会社サンリオエンターテイメント Hellosmile
共催     :fermata株式会社/国連人口基金(UNFPA)東京事務所/MOTHERS編集部

<Let’s talk! の歩み>
2018年 UNFPAとナタリア・ヴォディアノヴァがトルコ、アンタルヤにてスタート
2019年 ナイロビにて開催
2021年 Let’sTalk! in TOKYO 開催 テーマ:「生理」

<Let’s talk! in TOKYOで取り扱うテーマ例>
初潮、生理痛、生理用品、ホルモンの影響、妊娠、出産、閉経、更年期、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がん、生理に関するハラスメント・虐待、生理(からだ)の教育、Femtech

(C)1976, 2009 SANRIO CO., LTD. (C)2021 SANRIO CO., LTD.

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