ニナリッチから「レールデュタンアントワネットポワソン」限定発売

川辺株式会社

川辺株式会社フレグランス本部が日本国内総輸入代理店を手掛ける
「ニナリッチフレグランス」より、メゾンの象徴的な名香「レールデュタン」のリミテッド・エディション「レールデュタンアントワネットポワソンオーデパルファム」を2021年8月27日（金）より限定発売いたします。

L’Air du Temps, an olfactory poem since 1948
名香といわれる香水は非常に希少性が高いことで知られています。フローラルスパイシータイプの香調の先駆けであるレールデュタンは、名香のひとつとして語り継がれています。ジャスミン、ローズ、ガーデニア、スパイシーなカーネーションが豊かに織りなす、この優雅な香りは、第二次世界大戦終息後の晴れやかな時代に、平和と自由の象徴として創られました。アイコニックな流線型のボトルに二羽の鳩が施され、平和の象徴を体現しています。ニナリッチは、アントワネット・ポワソンとタッグを組み、カリス・ベッカーによってこの伝説的な香りを新たに解釈したリミテッド・エディション「レールデュタンアントワネットポワソン」を発表しました。

Encountering Antoinette Poisson
ア・パリ・シェ・アントワネット・ポワソンという紙製品専門店は、2012 年に 3 人の美術修復家によって設立され、忘れられていたドミノペーパーと言われる装飾紙の製法を復元させました。ドミノペーパーは、18 世紀の技術で、木版を使って紙に図柄を印刷し、そこに手書きやステンシルで色を付けた紙になります。幾何学的なパターンや植物の渦巻きなどアントワネット・ポワソンのプリントと木版画のすべては、この伝統的な技術に敬意を払って生産されており、ニナリッチがこよなく愛するフレンチスタイルの職人技を称賛しています。言うまでもなく、2 つのメゾン、ニナリッチとアントワネット・ポワソンを結びつけたもの、それは愛のポエムです。

A dove garden
もしレールデュタンのシンボルを表すのであれば、それはまさにボトルの上に舞い降りた 2 羽の優雅な鳩と言えるでしょう。アントワネット・ポワソンは、そこからインスピレーションを得て、花の世界へ向かって羽ばたく鳩の類まれなパターンを施しました。このデザインは、フランスの技術にも敬意を払っています。18 世紀半ばにフランス中北部に位置するジュイ＝アン＝ジョザという街で製造された、トワル・ドゥ・ジュイという生地は、18 世紀の田園風景などが白黒の模様で詩的に描かれているのが特徴です。アントワネット・ポワソンは、大切な生地に相当する陶器のように白く塗られたボトルに、伝統をモダンに解釈して創作したゴールデンイエローのパターン模様を、無尽に描き上げました。

A eulogy to light
「レールデュタンアントワネットポワソン」の香りは、レールデュタンを踏襲し、この象徴的な名香を再解釈する作業を、マスターパフューマーであるカリス・ベッカーが手掛けました。陶器の音が美しく鳴り響き、この輝かしくセクシーなフローラルの香りはより一層クリーミーで、オリジナルのレールデュタンよりも光りの輝きを感じることでしょう。最初の一噴きから、その生き生きとしたフレッシュなユズがピンクペッパーと共に美しく輝きます。そして、チュベローズ、ジャスミン、イランイランのビロードのような太陽の香りが現れます。このブーケの豊かさは、サンダルウッドとムスクによって作られた、包み込むようなミルキーな背景によって強調されます。見事な官能性を湛えた新しい光の中で、レールデュタンの佇まいが現れます。この世界の喧騒の中で、レールデュタンは、夢と詩が今まで以上に、私たちを作る時代の一部であることを思い出させてくれます。自然の美しさと留まる瞬間の連続である永遠を称えることは、単に私達の指標というより、むしろマニフェストといえるでしょう。