特定非営利活動法人日本乗馬普及協会
JHA日本乗馬普及協会は引退馬支援と乗馬普及活動を行い、これからも新しい挑戦を続けてまいります。
日本の乗用馬の約65%が引退競走馬です。しかしながら引退競走馬の居場所はまだまだ不足しています。JHA日本乗馬普及協会(Japan Horse riding Association)は乗馬の更なる普及こそが競走馬として活躍できなかった名もなき引退競走馬たちの需要と活躍の場になると考え、馬と人が共に豊かに暮らせる持続可能な社会を目指します。当協会は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「JHA日本乗馬普及協会」の夢です。
引退馬支援活動
私たちは引退馬の支援活動を行っています。現在、日本乗馬普及協会 (https://nihonjoba.org) では競走能力がなかったために競走馬になることができなかったサラブレッドのゲヴュルツ、そしてアイルランドで生まれ、日本で競走馬として走った引退競走馬サトノグリアンの2頭を支援しています。社会に対し明るい話題を提供することで、引退馬への理解と活躍を促します。
■サトノグリアン号
サトノグリアンは2017年3月17日にアイルランドで生まれた男の子(去勢)です。日本に輸入されJRAから競馬デビューをしましたが、5戦0勝。そして、引退することになりました。私がサトノグリアンと出会ったのは競馬引退後の2021年の秋のことです。
私は引退競走馬を、乗馬少年団の子どもたちに乗馬を教える「セカンドキャリア」として活躍させることができないかと考え、引退競走馬を探していました。サトノグリアンは初めて会った私に対しても警戒をすることなく、とても温厚な性格だと感じました。彼は乗馬として活躍するに違いないと思いました。そして、私は彼に“乗馬少年団”の乗馬の先生になってもらうことを決意しました。穏やかな性格からか競馬では活躍できなかったサトノグリアンですが、乗用馬としては即戦力となりました。現在、彼は乗馬少年団で子供たちに乗馬を教えています。その温厚な性格から、子どもたちにも愛され、とても可愛がられています。
■メディア関係者からの取材等のご連絡、お申込みをいただければ幸いです。
■所属地(愛知県内の施設)
■ゲヴュルツ号
ゲヴュルツは2016年3月8日に鹿児島県で生まれた女の子です。競走馬になるためにトレーニングをしましたが、残念ながら“競走する”ということが得意ではなかったため、1度も競馬場を駆け抜けることはありませんでした。競走馬になれなかったサラブレッドのゲヴュルツは2歳で乗用馬になるための再調教を受け、満を持して乗用馬セールに参加しました。
しかし、ゲヴュルツに買い手がつくことはありませんでした。元々警戒心が強く、あまり人に懐かなかったゲヴュルツですが、最近は徐々に人との距離を縮め、コミュニケーションがとれるように成長してきました。私たち特定非営利活動法人日本乗馬普及協会では、ゲヴュルツが乗用馬として活躍できるように支援を続けています。
■メディア関係者からの取材等のご連絡、お申込みをいただければ幸いです。
■所属地(岡山県内の施設)
乗馬普及活動
私たちは乗馬の普及活動として乗馬のフリーマガジン『馬旅』を発行しています。『馬旅』は春夏秋冬の年4回発行し、皆様に乗馬の魅力を伝えると共に乗馬愛好家の定着、体験乗馬参加者の推進活動をおこなっています。私たちは乗馬の普及こそが中長期的に引退馬支援につながると信じ、一人でも多くの方に乗馬に興味を持っていただけるよう熱意を持って取り組んでまいります。
※画像はフリーマガジン『馬旅』最新号の表紙(2022年4月1日発行)
表紙(おがわじゅり)/ ホースセラピーを思う(渕上真帆)/みどりのThat's録(藤本みどり)/AIGLE LIFE(高田茉莉亜)/引退競走馬杯2021ファイナル(RyosukeKAJI)など
製作編集:JHA日本乗馬普及協会
https://nihonjoba.org
※「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。