IKI PARK MANAGEMENT株式会社
イルカをファミリーと捉え、「イルカと遊んで、イルカに学ぶ」施設に -イルカとの対話は、ステキな未来を教えてくれました-
IKI PARK MANAGEMENT株式会社(イキ・パーク・マネジメント(長崎県壱岐市/代表取締役 高田 佳岳))は、運営する壱岐イルカパーク&リゾートにおいて、「日本で一番イルカが幸せな飼育施設となり、日本で唯一のイルカと泊まれるリゾート開発」そして、「人とイルカが共存できる、サンクチュアリになる」ことを目指します。当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「壱岐イルカパーク&リゾート」の夢です。
壱岐イルカパーク&リゾートの夢は、大きく4つあります。
これらの夢を実現することで、イルカも人も幸せになれる場所を提供していきます。
日本で一番イルカが幸せな飼育施設になる
老若男女、障害を持つ方を含めいかなる人にとっても、いつでも自由にイルカと遊べる施設になる
日本で唯一、全部屋から近距離でイルカが見えるリゾートを開発する
行き場の失ったイルカたちの保護施設になる
背景
アメリカの飼育と日本の飼育スタイルや教育を比較すると、日本はまだアメリカに追いつけていない部分が多々あります。日本では、未だにイルカの捕獲、そして売買が行われています。アメリカではイルカの捕獲は1970年代後半より禁止されており、各施設ではイルカの飼育、健康管理、繁殖、人工授精など、人とイルカが共存するための研究が進んでいます。このことが理由であると一概には言えませんが、日本の飼育施設での平均飼育年数は15~20年にもかかわらず、アメリカは約30年になります。
捕獲されたイルカを野生に戻す方法はないのかとも考えられますが、一定期間人から餌付けをされたイルカは、野生に戻って自ら食糧を確保する力が衰えてしまい、自活していくことが難しいということが明らかなため、捕らえられたイルカたちに対しては、捕らえた人間の責任のもと、できる限り楽しい時間と場所を提供すべきであると考えます。
そこで、壱岐イルカパーク&リゾートでは、今後一切捕獲されたイルカを購入せず、現在壱岐イルカパーク&リゾートで生活するイルカたちと向き合い、全力投球していくことを宣言します。そして、日本中の行き場を失ったイルカたちも合わせて保護できるような施設にしていきます。イルカを「動物」ではなく、「ファミリー」と捉え、どんな人が遊びに来ても「イルカが幸せそうだ」と感じられる環境づくりに努めます。また、イルカと共存するための研究や施設投資を進め、イルカのファミリーを増やしていくことを目指します。
また、イルカはいるだけで人を幸せにする生き物だと考えます。壱岐イルカパーク&リゾートは、「イルカと遊んで、イルカに学ぶ」施設として、訪れる人々がイルカと友達になり、当施設のスローガンである「イルカとの対話は、ステキな未来を教えてくれる」を体感いただくとともに、イルカの飼育環境における課題や海洋環境にも目を向けていただけるプログラムを提供してまいります。
イルカの飼育環境について
壱岐イルカパーク&リゾートは、日本で唯一、アメリカフロリダ州にあるドルフィンリサーチセンター(DRC)と飼育技術提携をしています。DRCが提唱する、強制・コントロールしたトレーニングではなく、信頼関係に基づくコミュニケーションから生まれる遊びの延長を基本としたトレーニング手法の「Relationship Based Training」を実践しています。
世界の飼育施設では、イルカはあくまでも動物であり、動物を擬人化してはいけないということが、スタンダードな考え方としてあります。基本的にはコントロールが重要であるということです。しかし、DRCでは「イルカに終の住処を創りたい」という創業理念のもと、イルカを家族と呼び、人間と同じように接しています。イルカとの信頼関係構築を最重要事項として、トレーニングにおいても、「イルカの選択」を第一に尊重しています。
壱岐イルカパーク&リゾートにおいても、このようなDRCの飼育方針を踏襲することを目指しています。イルカとの対話からイルカの気持ちを汲み取り、イルカが楽しいと思えることを提案し続けることで、イルカの好奇心、および人と関わる喜びの向上につながるトレーニングになるよう、日々成長と改善を行っています。
壱岐イルカパーク&リゾートの夢を発信する、代表 高田佳岳のコメント
壱岐イルカパーク&リゾートがある長崎県壱岐島は、今から約40年前、イルカを漁業の害獣として何千頭も駆除していたという歴史があります。後に、欧米の保護団体からの反発を受けたり、活動家の一人によって、イルカが捕らえられていた漁網が切断される事件がおこるなど、国際問題にまで発展しました。このような背景のもと、壱岐島はイルカとの共存を選択し、イルカの飼育施設をつくりました。
私は3年前にこの施設の再生プロジェクトのために壱岐市に移住しましたが、「日本で一番大量にイルカを駆除していた島の飼育施設が、日本で一番イルカを幸せにする」ことを実現するために、全力で取り組んでいます。
私は学生の頃から海洋学に携わっていましたが、まず大前提として飼育されているイルカを見ることは好きではありません。しかし、不運にも捕われ飼育されているイルカたちに罪はありません。せめて、今ある状況の中で最高に幸せな生活を送り、心の奥底で人間を信頼できるようになるまで、そして、誰かの思い出となり、愛され、喜んでもらえる存在になるよう、しっかりと向き合い、一緒に生きていきたいと考えています。
先進国で、イルカの捕獲と売買を公に行っているのは日本だけではないでしょうか。イルカの売買が大きな経済源になっている地域があることも否めないため、すぐに禁止するということは難しいかもしれません。しかし、まずは日本中の全ての飼育施設において、イルカに対する考え方、飼育やトレーニングの仕方、経営者の考え方や経営方針まで、その全てがイルカの幸せのために向いていくことができたらと思っています。もちろん、私一人でできることではなく、様々な方々との協力、応援が必要なため、みなさんのお力をぜひ貸していただければ幸いです。
壱岐イルカパーク&リゾートが目指す世界(動画)
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
壱岐イルカパーク&リゾートとは
1995年、長崎県壱岐市が市営でイルカの保護を目的に創業。創業以来、市営にて運営し、至近距離でイルカとふれあえる施設として、年間約2万人程の島内島外の来場者が訪れてきました。2018年、長崎県壱岐市と内閣府の国境離島アドバイザーである高田佳岳が共同出資し、「IKI PARK MANAGEMENT 株式会社」を設立。2019年4月25日(木)にリニューアルオープンを迎えました。また、2020年には、アメリカフロリダ州にあるドルフィンリサーチセンター(DRC)と世界で初めて施設としての飼育技術提携を行いました。DRCが提唱する“Relationship Based Training”を取り入れ、ヒトとイルカの信頼関係構築を基礎とした飼育を実践し、日本国内への技術普及を推進しています。
IKI PARK MANAGEMENT株式会社について
長崎県壱岐市と内閣府の国境離島アドバイザーである高田佳岳が共同出資し、2018年11月に設立。壱岐市内の公営遊休施設をファシリティマネジメントにより有効活用し、官民連携で潜在的な資源を磨き上げ、観光交流人口の拡大や、観光消費の拡大により、島の経済浮揚を牽引することを目的としています。その第一歩として、壱岐イルカパークのリニューアルに加え、バーベキュー、マリンアクティビティ事業、キャンプサービスなど島の自然を活かしたアウトドアやレジャーを軸に展開しています。
■オフィシャルHP / SNS
HP:
http://www.ikiparks.com/
Instagram :
http://instagram.com/ikiirukapark/
Twitter :
https://twitter.com/iki_irukapark
Facebook :
https://www.facebook.com/ikiirukapark/
アウトドア:
https://www.instagram.com/ikiparkoutdoor/
■ハッシュタグ
#壱岐イルカパークアンドリゾート
#ikiiruka
■開館時間
平日 9:30-17:30
土・日・祝 9:30-17:30
■住所
〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触
■アクセス
◎福岡県から(九州郵船)
博多港発→芦辺港 or 郷ノ浦港
高速船 約70分 / フェリー 約140分
◎佐賀県から(九州郵船)
唐津港発→印通寺港
フェリー 約100分
◎長崎県から(オリエンタルエアブリッジ)
長崎空港→壱岐空港
飛行機 約30分
■料金
島外の方
大人:1000円
中学生以下:500円
島内の方
大人:無料(島民カード提示)
高校生以下:無料(島民カード提示)
<<一般お問い合わせ先>>
IKI PARK MANAGEMENT 株式会社
Mail : support@ikiparks.com