株式会社うなぎの寝床
今年で創業 150 周年を迎える靴メーカー「ムーンスター」だから生み出せたプロダクト「810s」シリーズ 。そのルーツや機能性、使い心地を「うなぎの寝床 ららぽーと店」が、紐解きます
数多くの靴を生み出し続けてきているムーンスターのシリーズの中から、今回は「810s」シリーズに注目。
厨房や食品工場、園芸・農作業に土木作業、さらには介護の現場など、それぞれの現場に特化して使われてきた靴を、デイリーユースとして気軽に履ける靴へと再構築し、出来上がったプロダクトそれが「810s」です。それぞれのルーツを見ていくことで、特徴や機能性を比較しながら、”日常にちょうどいい”一足をみつけていただく手掛かりに!
詳細:https://unagino-nedoko.net/event/46585/
地域文化商社うなぎの寝床(福岡県八女市)は、ららぽーと福岡店にて、「ムーンスター 810s特集~誰かのための靴が、みんなのための靴に~」を3月21日(火・祝)より開催します。
今年で創業150周年を迎える靴メーカーのムーンスター。九州地域では、学生の頃使っていた上靴でもおなじみです。今回は、ららぽーと福岡店とオンラインショップで、「810s」シリーズ各々の靴の特徴や機能性について深堀していきます。
「8/10 eight-tenths=腹八分」とは、満腹ではなく空腹でもない、満たされすぎず物足りなくもない「ちょうどいい」状態を表しています。その名前の由来から“日常にちょうどいい”をテーマとし、専門靴(ナースシューズや厨房靴、 学生靴など)をデイリーユースへと再構築したプロダクトです。おしゃれな見た目と手ごろな価格で手に取りやすいシューズですが、実は1つ1つの靴には、専門的な技術があってこその機能性があるのです。
春の楽しいお出かけ用の靴として、新生活にむけての新しい靴として、 “日常にちょうどいい”810sをこの機会に見つけてみませんか?
ムーンスター810s特集 イベント概要
ムーンスター 810s 特集 ~誰かのための靴が、みんなのための靴に~
開催場所:うなぎの寝床 ららぽーと福岡
会期: 2023年3月21日(火・祝) ~4月20日(木) ※最終日は16時まで
住所:福岡県福岡市博多区那珂6-23-1 1階
電話:092-586-7860
営業時間:10時~21時 定休日:施設休業日に準ずる
810s新作商品ラインナップ
【新作】810s MARKE PROTET(上:ブラック、下:トープ)
サイズ:23.0cm ~ 28.0cm (1cm刻み)
園芸や農作業などの作業用シューズを日常履きとして落とし込んだモデルです。ソールから甲部分にかけて一体で成型されており、水はもちろん、砂や泥などの汚れからも足を保護してくれます。
【新作】810s STUDEN ベージュ
サイズ:23.0cm ~ 28.0cm / 足囲 3E(1cm刻み)
学生用のグラウンドシューズをルーツにしたモデルです。接地面をフラットに設計することで滑りにくく、踵をサポートするヒールカウンターを搭載することで運動時の安定感を向上させています。また夜道での安全性を高めるセーフティブライト(反射材)を採用しています。
その他にも、厨房や食品工場で使われるキッチンシューズから「CAF」へ、足あたりが優しく軽量な介護用シューズから「UNIVE」へ、機能性と快適性を備えたナースシューズから「HOSP」へ、などすべてデイリーユースへと再構築したプロダクトを揃えています。
今回特集としてららぽーと福岡店にて取り上げる810sシリーズは、うなぎの寝床のオンラインショップにてもご覧いただけます。
ムーンスターの商品一覧 : https://unagino-nedoko.net/product/tax_maker/moon/
ムーンスターについて
1873年に福岡県久留米市で創業した靴メーカー。地元では学校用の上履きなどで知られ、ブリヂストン、アサヒシューズと並びゴム三社と称されます。創業当初は足袋の製造を行い、1894年に日本で初めてミシンを導入し足袋の大量生産に成功。1920年にはアメリカのキャンパスシューズからヒントを得て布とゴム底がゴム糊で貼り付けられることを知り、日本初の地下足袋研究に着手し、貼り付け式地下足袋の生産・販売を開始して全国へと普及します。1925年には運動靴(紐付きキャンバスシューズ)やゴム長靴製造を本格的に開始し、1950年代以降はオリンピック選手への商品提供など大きく発展します。久留米工場では国内でも僅かな工場でしか採用されていないヴァルカナイズ製法(加硫製法)やインジェクション製法など、精品主義のもと長い歴史の中で培ってきた技術と経験が製品作りに活かされています。
地域文化商社「うなぎの寝床」について
うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点とし、地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」です。
2012年7月の創業から、次世代へ継承していく「地域文化(ものづ くり、まちづくり、食文化など)」の価値を見立て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(生産者)、つなぎて(地域文化商社)、つかいて(生活者)、そしてその先に ある地域資源や自然も含めた生態系をつないでいきます。