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子ども第三の居場所「スマイルスパリゾート」内覧会を実施

「子ども第三の居場所」プロジェクト事務局

家でも学校でもない、子どもが安心して過ごせる新しい居場所、“蒸気浴施設”を併設して地域住民の交流を促進

 特例認定NPO法人えがお咲く丘(愛知県名古屋市、理事長 池田 直樹)は、日本財団の助成を受け、愛知県名古屋市港区に、家でもない学校でもない子どもの新しい居場所である、子ども第三の居場所「スマイルスパリゾート」を2023年11月1日(水)に開所し、12月19日(火)に内覧会を実施しました。

(左)内覧会の様子(中央)拠点スタッフ(右)蒸気浴施設「整」
 えがお咲く丘は、名古屋市を中心に保育事業や子育て支援事業を展開しています。2022年12月に子ども第三の居場所「えがおの架け橋」を名古屋市中村区に開所しており、「スマイルスパリゾート」は当法人にとって2つ目の「子ども第三の居場所」拠点となります。なお、子ども第三の居場所「スマイルスパリゾート」は、日本財団「子ども第三の居場所」事業において愛知県内で5拠点目、名古屋市では2拠点目です。

 市議会議員や関連法人をはじめ、地域の方々を含む約50名が足を運んだ内覧会では、1階の蒸気浴施設「整」、2階の学習スペースや多目的スペースを公開し、拠点の説明や蒸気浴の体験会を行いました。お子様や60代の参加者も蒸気浴を体験し、「サウナと違って温度も高くないため、息苦しさを感じなかった」などの感想が寄せられました。

 「スマイルスパリゾート」は、小学生を中心に地域の子どもたちを対象とし、「あそぶ」「まなぶ」「体験する」「食べる」をキーワードに、スポーツや自然体験活動等の機会を提供し、子どもたちが安心して楽しく過ごせる場所を目指します。拠点では、子どもだけでなく保護者や地域の方々含む多世代の交流を促すことを目的に、蒸氣浴「整」を併設しました。蒸気浴とは、やや低温(42℃程度)の蒸気を室内に充満させて身体を暖める入浴方法のことです。通常のサウナと比較して、熱くないため、子ども、妊婦の方、そしてご高齢者の方まで気軽に利用でき、親子やご近所同士でお楽しみいただけます。

 今後は、スタッフ2名体制で運営し、月曜日・水曜日・金曜日(13:00~20:00)に開所します。

施設概要

拠点外観
名 称 :子ども第三の居場所「スマイルスパリゾート」
所 在 地 :愛知県名古屋市港区福田2丁目912
対 象 者 :小学生~高校生(蒸気浴は大人も利用可)
開所日時:月・水・金13:00~20:00
スタッフ:常時2名配置
設  備:学習スペース、多目的スペース、蒸気浴 など
拠点 HP: https://smile.sparesort.egaosakuoka.org/

運営団体:「特例認定NPO法人えがお咲く丘」

えがお咲く丘ロゴ
理 事 長 :池田直樹
所 在 地 :〒454-0911 愛知県名古屋市中川区高畑2-65
設   立:2018年10月1日
HPアドレス:https://egaosakuoka.org/

「子ども第三の居場所」とは

子ども第三の居場所ロゴ
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に195ヶ所設置されています。(2023年11月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

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