ユーシービージャパン株式会社
ライフイベントを迎えるすべての関節リウマチ女性患者のための情報サイト
– 妊娠可能年齢までの女性リウマチ患者向けに、恋愛や結婚をはじめ学業や妊娠・出産といったライフイベントに関する情報を提供
リウマチ診療医だけでなく、産婦人科を受診する際の相談ポイントを解説
プレコンセプションケア(妊娠前の準備)に関する情報の提供
ユーシービージャパン株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:菊池 加奈子)は、慢性疾患である関節リウマチ(RA)とともに生きる女性のライフイベントにおける特有の悩みにアプローチするため、「リウマチWoCBAネット(https://rawocba.net)」をアステラス製薬株式会社と共同運営しております。この度、より多様なRA女性患者のニーズに応えるため、女性の各ライフイベントごとの情報発信をより強化し、デザインも全面的に刷新し、サイトをリニューアルいたしました。
本サイトの監修を担当された、国立成育医療研究センター・妊娠と薬情報センター・センター長の村島 温子先生は、「若いうちからRAを持つ女性患者はライフイベント(就学、就活、キャリアアップ、恋愛、結婚、出産、育児など)において様々な悩みに直面します。悩みを解決したいと思っても、何をどのように医療従事者に相談すればよいかわからず躊躇している患者さんが多くいるのではないかと考えています。リウマチ診療医だけでなく、産婦人科医に相談する際のフローチャートを含め、関節リウマチの悩みを相談する際に役に立つ情報を記載しているわかりやすいサイトとなっていますので、患者さんの悩みの解決の糸口になることを願っています」と述べています。
RAは、関節炎を主な特徴とする慢性炎症性疾患であり、肺・神経・血管などの関節以外の臓器にも病変が波及しうる全身性疾患でもあります1。RAでは女性の割合が8割近くを占めており1、ライフイベントを控えた妊娠可能年齢(WoCBA:Women of Child Bearing Age)にある女性患者が学業、仕事、妊娠・出産などにおいて様々な悩みを有していることが知られています2。本サイトは、疾患に関する悩みを抱えている患者さんがリウマチ診療に関してはリウマチ診療医を、女性特有の健康管理・妊娠出産などについては産婦人科医を受診する際に役立つ情報を掲載しています。
ユーシービージャパンは、患者さんにとっての価値の創造を目指して、医薬品の開発・提供にとどまらず、疾患情報の発信や治療環境の整備も含めたペーシェント・エクスペリエンスの向上を重視しています。さまざまな活動を通して、今後も慢性疾患を抱える女性の未来をサポートしていきたいと考えています。
関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis: RA)について
本邦でRA患者数は約82万人と推定されており、男女比は1:3.21と女性に多く40~60歳代の発症が多いとされます1。RAの原因は十分解明されていませんが、関節内の滑膜とよばれる組織に持続的に炎症が生じ、増殖した滑膜やそこから産生されるさまざまな物質によって、軟骨や骨、関節が破壊されていきます3。
近年、治療法の進歩により、RA患者における疾患活動性の低下、関節破壊の抑制が認められています。その一方で、小児期から成人期への移行診療体制、職場や学校での生活や妊娠・出産に対する支援体制、高齢化が進む中での合併症対策など、ライフステージに応じた様々な課題への対処が求められています4。
UCB(ユーシービー)について
UCB (https://www.ucb.com)は、ベルギーのブリュッセルに本社を置くグローバルバイオファーマで、ニューロロジーや免疫・炎症領域の重篤な疾患と共に生きる患者さんのより良い生活の実現を目指して、革新的な医薬品の研究開発ならびにソリューションの提供に力を注いでいます。約40カ国に拠点を置き、従業員数は8,600名あまりを擁しており、2021年の収益は58億ユーロでした。ユーシービーはユーロネクスト・ブリュッセル証券市場に上場しています。
ユーシービージャパン株式会社(https:/www.ucbjapan.com/)は、UCBの日本法人として1988年に設立され、抗てんかん薬「イーケプラ(R)」、「ビムパット(R)」、関節リウマチ治療薬および乾癬治療薬「シムジア(R)」、新規機序を持つ乾癬治療薬「ビンゼレックス(R)」を中心に医薬品事業を展開しています。患者さんにとっての価値を創造するバイオファーマリーダーとして、従来の治療で十分な改善が得られなかった患者さんに、新たな治療の選択肢を提供することを目指しています。