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Prtimes調査レポート

『女性の健康とキャリアに関する調査』3月8日国際女性デーに合わせて発表|多くの女性は仕事を通じて、キャリアを築いていきたいと考えている一方で、9割以上の女性が「健康問題」が仕事に影響を与えうると回答

オルガノン株式会社

~女性が働く上で、頭痛・疲労/睡眠不足などの未病領域も、アブセンティーズムの原因であることが判明~

女性ひとり一人の“Well-living”を目指すプロジェクト「W society実行委員会」と、女性の生涯を通じた健康の向上に注力するグローバルヘルスケア企業の日本法人「オルガノン株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:櫻井亮太)は共同で、3月8日の国際女性デーに合わせて、従業員数200名以上、売上高100億以上の企業/団体に所属している30代~50代の係長以上の女性ビジネスパーソン515人を対象に、「女性の健康とキャリアに関する調査」を実施しました。

調査サマリー
“健康問題”による仕事のパフォーマンス、生産性低下に困っている女性も多い
一方で、社会・企業には女性の“健康問題” に対する理解が不足している可能性も。

仕事を通じてキャリアを積んでいきたい女性は約8割(80.6%)。

現在、仕事を続けていくために障害になっていることの第1位は「プライベートの事情」(24.9%)、第2位は「時間、場所の拘束」(23.1%)、第3位は「業務、待遇・福利厚生」(22.7%)。

将来的に、仕事を続けていくための障害になると思われることの第1位は「プライベートの事情」(29.5%)、第2位は「身体の不調」(29.3%)、第3位は「業務、待遇・福利厚生」(26.2%)。また、現在の仕事の障害と、将来仕事の障害になると思われる数値を比較すると、最も大きな差があったのは「身体的な不調」(12.0ポイント差)。次いで、「病気や怪我」(8.7ポイント差)。

9割以上(96.7%)の女性が、健康状態が仕事に影響を与えていると回答。

約8割が、健康問題が仕事のパフォーマンスや生産性に影響を与えていると回答。(※過去2カ月間で健康問題が理由で仕事を休んだ経験がある女性に質問)

仕事を休む理由となった健康問題の第1位は「頭痛」(37.1%)、第2位は「感染症」(25.7%)、第3位は「疲労/睡眠不足」(23.3%)。疲労/頭痛、睡眠不足など「未病領域」が原因で、仕事を休むことが多い結果に。(※過去2カ月間で健康問題が理由で仕事を休んだ経験がある女性に質問)

女性が思う女性活躍推進を妨げている課題の第1位は「古い体質・社風」(49.7%)、第2位は「プライベートとの両立への理解のなさ」(40.8%)、第3位は「女性のロールモデルの不在」(36.9%)。一方で、「健康問題への理解のなさ」(26.0%)は、上位3項目と比べると低いものの、4人に1人が組織として取り組むべき課題と認識。

約7割の女性が、職場で気軽に健康問題について話せると回答。

約6割の女性が、会社は健康問題に対して十分なサポートを提供していると回答。

約7割の女性が、今の会社に満足していると回答。

「会社への満足度」と「健康問題を気軽に話せる」の2つの間には正の相関が見られる。

「会社への満足度」と「健康問題へのサポート満足度」の2つの間には正の相関が見られる。

調査の目的
 人生100年時代や、VUCA※の到来、深刻化する人手不足の問題などにより、女性をとりまく「働く」環境は目まぐるしく変化しています。この変化の中で、女性の社会進出が加速し、現在では女性のシニアリーダーが増加しています。しかし、より女性が社会で活躍するためには、彼女たちが直面する健康上の問題や、キャリアの障害についての理解が必要不可欠となっています。特に、女性がシニアリーダーとして活躍するには、ストレス、健康問題、ワーク・ライフ・バランスの調整など、さまざまな問題に直面することがあります。
 一方で、これらの問題に対する国や企業からの具体的な対策や支援が不足しているのが現状です。そのため、女性の健康とキャリアの関係を明らかにし、社会・企業が女性のシニアリーダーをサポート・育成するための施策を検討するための基盤を築くことが必要となっています。
 このような背景から、女性の健康とキャリアを支援するプロジェクト「W society実行委員会」と、女性の健康課題に注力するグローバルヘルスケア企業の日本法人「オルガノン株式会社」が共同で、女性の健康とキャリアをテーマに調査を実施しました。本調査の目的は、女性のシニアリーダーを育成していく上での健康面の障害を明らかにし、企業が女性のキャリアを支援するための具体的な施策を提言することです。我々は、女性の健康とキャリアの関係についての理解を促進し、より包括的で効果的な支援策を検討いただくための材料を提供することを目指しています。女性が健康な状態で活躍できる環境を整えるために、この調査が役立つことを期待しています。

※VUCA:Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの言葉の頭文字をとった造語で、社会やビジネスにおいて、曖昧で不確実性が高く将来の予測が困難な状況であることを示す。

「女性の健康とキャリアに関する調査 」調査概要
■実施時期:2024年2月20日(火)~ 2月22日(木)
■調査手法:インターネット調査  
■調査対象:日本国内の従業員数200名以上、売上高100億円以上の企業/団体に所属している
      30代~50代の係長以上の女性ビジネスパーソン515人
■調査機関:マクロミルケアネット
      ★構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

■仕事を通じてキャリアを積んでいきたい女性は約8割と高い結果に。
 仕事を続けていく中で、あなたはキャリアを積んで(昇進を目指す、専門性を高めるなど)いきたいと思いますかと尋ねたところ、約8割(80.6%)が「そう思う」と回答。多くの女性が、仕事を通じてキャリアを築きたいと願っており、その願望は非常に強く、個人の成長やスキル向上に大きな価値を置いていることを示唆しています。[図1]

[図1]仕事通じてのキャリア構築について(単一回答)

■健康面での不安を現在は抱えていない一方で、将来的には健康面への不安を抱えている。
 仕事を続けていくために、現在、障害になっていることはありますかと尋ねたところ、第1位は「プライベートの事情」(24.9%)、第2位は「時間、場所の拘束」(23.1%)、第3位は「業務、待遇・福利厚生」(22.7%)でした。一方で、「病気や怪我」(8.3%)、「身体的な不調(慢性的な痛みや不快感、重い生理、更年期症状など)」(17.3%)、「心理的な不調」(10.7%)など、健康面に関する障害の割合は比較的少なく、現時点では仕事に支障をきたしていない傾向となりました。[図2]

 また、将来的に、仕事を続けていくための障害になると思われることはありますかと尋ねたところ、第1位は「プライベートの事情」(29.5%)、第2位は「身体的な不調(慢性的な痛みや不快感、重い生理、更年期症状など) 」(29.3%)、第3位は「業務、待遇・福利厚生」(26.2%)でした。現在の障害と、将来障害になると思われる数値を比較すると、最も大きな差があったのは 「身体的な不調」(12.0ポイント差、現在:17.3%、将来:29.3%)。次いで、「病気や怪我」(8.7ポイント差、現在:8.3%、将来:17.1%)となり、現時点では健康上の問題は少ないものの、将来的な自身の健康に対して不安を抱く人がいることが分かりました。[図3]

[図2]現在の仕事を続ける上での障害について(複数回答)

[図3]将来の仕事を続ける上での障害について(複数回答)

■9割以上の女性が、健康状態が仕事に影響を与えていると回答。
 健康状態は仕事に影響を与えると思いますかと尋ねたところ、9割以上(96.7%)が「そう思う」と回答し、健康が仕事において非常に重要な要素であることが分かりました。[図4]

[図4]健康状態と、仕事との関連性について(単一回答)

女性の約8割が、健康問題が仕事のパフォーマンスや生産性に影響を与えていると回答。
 (過去2カ月間で健康問題が理由で仕事を休んだ経験がある女性に実施)過去2カ月間で、健康問題があなたの仕事の生産性にどの程度影響を及ぼしていると思いますかと尋ねたところ、約8割(81.2%)が「影響がある」と回答し、多くの女性が健康問題が仕事のパフォーマンスや生産性に影響を与えると感じていることが分かりました。[図5]

[図5]仕事の生産性と、健康問題との関連性について(単一回答)

頭痛、疲労/睡眠不足など「未病領域」が原因で、仕事を休むことが多い結果に。
 (過去2カ月間で健康問題が理由で仕事を休んだ経験がある女性に実施)過去2カ月間で、仕事を休む理由となった健康問題について教えてくださいと尋ねたところ、第1位「頭痛」(37.1%)、第2位が「感染症」(25.7%)、第3位が「疲労/睡眠不足」(23.3%)となり、頭痛、疲労/睡眠不足などの、未病領域での不調や不安が仕事を休む理由として多いことが分かりました。[図6]

[図6]仕事を休む理由について(複数回答)

女性が思う女性活躍推進を妨げている課題の第1位は「古い体質・社風」。
 一方で、社会・企業は「女性の健康問題」への理解が不足している可能性も。
 女性活躍を推進する上で、経営層や会社全体として取り組むべき課題は何だと思いますかと尋ねたところ、第1位「古い体質・社風」(49.7%)、第2位「プライベートとの両立への理解のなさ」(40.8%)、第3位「女性のロールモデルの不在」(36.9%)となり、女性活躍を推進する上で、古い体質や、仕事とプライベートとの両立への理解の不足が大きな課題として存在していることが分かりました。一方で、「健康問題への理解のなさ」(26.0%)は、上位3項目と比べると低いものの、4人に1人(26.0%)が組織として取り組むべき課題と認識していることが分かりました[図7]

[図7]女性活躍推進をする上での、解決すべき課題について(複数回答)

約7割の女性が、職場で気軽に健康問題について話せると回答。
 健康問題について、職場で気軽に話せますかと尋ねたところ、約7割(69.3%)が「そう思う」と回答し、多くの女性が職場環境において、健康に関する問題や懸念を話しやすいと感じていることが分かりました。[図8]

[図8]健康問題と職場でのコミュニケーションについて(単一回答)

約6割の女性が、会社は健康問題に対して十分なサポートを提供していると回答。
 あなたの会社は、健康問題に対して十分なサポートを提供していると思いますかと尋ねたところ、約6割(64.8%)が「そう思う」と回答し、多くの女性が会社の健康支援プログラムや対策に満足していることが分かりました。[図9]

[図9]所属する会社の健康問題へのサポートについて(単一回答)

約7割の女性が、今の会社に満足していると回答。
 あなたは今の会社にどの程度満足していますかと尋ねたところ、約7割(74.7%)が「満足している」と回答し、会社の提供する働く環境や福利厚生、キャリアの成長機会などに対して満足していることが示唆されます。[図10]

[図10]所属する企業の満足度について(単一回答)

【クロス集計1.】 「会社への満足度」と「健康問題を気軽に話せる」の2つの間には正の相関が見られる。
 会社への満足度と、健康問題について職場で気軽に話せるかの度合をクロス集計したところ、2つの間には正の相関が見られました。会社への満足度を尋ねた設問を集計軸にとり、改めて健康問題について職場で気軽に話せるかを調べたところ、「会社へ満足している」と答えた回答者は、職場での健康問題を気軽に話せるについて「そう思う」と回答する比率が高いことが分かりました。[図11]

[図11]クロス集計:「会社への満足度」 × 「健康問題を気軽に話せる」

【クロス集計2.】 「会社への満足度」と「健康問題へのサポート満足度」の2つの間には
 正の相関が見られる。
 会社への満足度と、健康問題へのサポート満足度をクロス集計したところ、2つの間には正の相関が見られました。会社への満足度を尋ねた設問を集計軸にとり、改めて健康問題に対して十分なサポートを提供しているかを調べたところ、「会社へ満足している」と答えた回答者は、健康問題に対して十分なサポートを提供しているかについて「そう思う」と回答する比率が高いことが分かりました。[図12]

[図12]クロス集計:「会社への満足度」 × 「健康問題へのサポート満足度」

女性活躍デザインプロジェクト「 W society」概要
 「働くこと」「出産すること」「両立すること」…ライフプランの選択肢が広がり多様化している今、“ウーマン・エンパワーメント”が指し示す答えとは、決して一つでは無いはず。「すべての女性が納得して充実したライフスタイルを築ける社会」を目指して生まれた、女性の心身的課題(W=woman)×社会的課題(society)の両面から女性ひとり一人の“Well-living(よりよく生きることができる状態)”をデザインするプロジェクトです。「知る」「学ぶ」「変える」の3つを軸に各施策を展開し、企業横断・産官学連携の社会参画型プロジェクトとして、課題解決に寄与する施策の社会実装および社会変革を推進しています。

・参画企業:オルガノン株式会社、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
      ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社、株式会社サニーサイドアップグループ
・特別協力:株式会社VVV、一般社団法人 日本ウェルリビング推進機構
・後援:一般社団法人 日本経済団体連合会
・公式ホームページ:W society(https://wsociety.jp
・公式SNS:Instagram(@wsociety_official)YouTube(@Wsociety_japan)Twitter(@wsociety_japan)Facebook(@wsociety.official)

「 オルガノン株式会社 」概要
 Organon & Co. (以下、Organon)は、女性の生涯を通じた健康の向上に注力するグローバルヘルスケア企業です。Organonは、60以上の医薬品や製品を世界中にお届けしています。リプロダクティブ・ヘルスをはじめ、拡大するバイオシミラー事業と安定的な長期ブランド製品群での事業展開により、事業開発を含めたウィメンズヘルスにおける成長機会への投資を進めていきます。それに加えて、急成長しているグローバル市場で、Organonはそのスケールと存在感を梃に、バイオ医薬品のイノベーターと商業化における協働機会も追求していきます。
 Organonは、米国ニュージャージー州ジャージーシティに本社を置き、世界中に事業拠点を構え、約1万名の従業員を有します。詳細については、https://www.organon.com/をご参照ください。
 また、日本法人であるオルガノン株式会社の詳細については、https://www.organon.com/japan/
および、当社のLinkedIn( https://www.linkedin.com/company/organon-japan/ )、Instagram( https://www.instagram.com/organon_japan/ )の公式アカウントもご参照ください。

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