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横浜市民が自分たちで作り上げた、「食」をテーマに繋がる、食のシェア空間「シェアベース洋光台」が完成

横浜市

横浜市独自のまちづくり支援制度「ヨコハマ市民まち普請事業」を活用

「ヨコハマ市民まち普請事業」では、施設整備を伴う身近なまちづくり提案を2回の公開コンテストで選考し、最大500万円を助成しています。
このたび、このまち普請事業を活用して、横浜市磯子区洋光台に、すべての人の暮らしに共通する「食」をテーマにした、食のシェア空間がオープンしました。

 まちの情報発信拠点「まちまど」のスタッフや洋光台の地域住民などをメンバーとする「まちまど・洋光台シェアベース実行委員会」は、磯子区洋光台3丁目の洋光台中央団地の一角に、「シェアベース洋光台」を令和6年3月にオープンしました。

 「まちまど・洋光台シェアベース実行委員会」は、JR根岸線 洋光台駅を出て右手にある洋光台中央団地商店街の空き店舗の1・2階に、まち普請を活用して、菓子製造許可・飲食店営業許可取得のキッチンや客席などを整備しました。
 1階は出店者と地域の方の会話やつながりが生まれる「チャレンジキッチン」、2階はイベントやワークショップもできる「コミュニティスペース」となっています。

チャレンジキッチン

2階「コミュニティスペース」

 1階と2階は内部階段で繋がっており、フレキシブルな使い方が可能です。
 例えば、1階のキッチンではジャムを、2階のキッチンではスコーンを作り、完成したらスコーンにジャムをつけて食べるなど、2階建てならではの使い方もできます。

シェアベースには、“結び手”がいます
 シェアベースには、人と人、人と体験、人と情報、人と地域などを結ぶサポートをする“結び手”がいます。
 まちの情報拠点“まちまど"には、かねてから「食」にまつわる仕事へのチャレンジや小商い、地域活動を行いたいという願いが多く寄せられていました。そのような人たちを、“結び手”は見守り、おせっかいをし、そして寄り添います。“結び手”が同じ思いの人同士を繋ぐことで、食でゆるく繋がれる居場所を目指しています。

“結び手”としてシェアベースを支える3人

たくさんの地域の力を借りて完成!
 地元の工務店による工事に加え、自治会町内会など、地域の関係者で構成される洋光台まちづくり協議会からの寄付の協力や、クラウドファンディングを活用しながら整備が完了しました。

グループメンバーも自らDIYに参加
洋光台まちづくり協議会の名前が入った背面のタグが、利用者の背中を支えます。

シェアベース洋光台

住所:神奈川県横浜市磯子区洋光台3丁目洋光台中央団地13-5-107・207
アクセス:JR根岸線洋光台駅から徒歩3分
利用可能時間:
1階:7:00~22:00  営業可能時間は21:00まで
2階:9:00~20:00
キッチン等の施設利用料金:平日1200円/h、土日祝1500円/h、
使用可能設備などの詳しい情報は、メールでお問い合せください。
(メール)contact@machimado.org

ヨコハマ市民まち普請事業
 市民の皆さんが主体となって行う、まちの魅力アップや地域の課題解決のための施設整備を伴うまちづくりに対し、支援や助成を行う横浜市独自の事業です。
 市民の皆さんの自由なアイディアで、今までに60を超える多くの施設が整備されてきました。
 2段階の公開コンテストを経て選考された提案に、最大500万円の整備助成金を交付し、地域のまちづくりを支援しています。
ヨコハマ市民まち普請事業についての詳細は、下記HPをご覧ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/suishin/machibushin/machibusin.html

【問合せ】横浜市都市整備局地域まちづくり課
     TEL:045-671-2679

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