足立区
国立劇場の再整備等事業のため、文楽の公演の一部が足立区のシアター1010(千住3-92)で行われています。文楽とは、語り手の太夫と三味線弾き、そして人形遣いの三者が一体となって表現する人形芝居で、江戸時代初期の大阪で生まれた日本の伝統芸能です。
5月9日から本格的な文楽公演がシアター1010でスタートします!
そんな記念すべき国立劇場5月文楽公演では、豊竹呂太夫(ろだゆう)改め十一代目豊竹若太夫(わかたゆう)の襲名披露が行われます。若太夫の襲名は十代目が1967年に逝去して以来、57年ぶりの名跡復活となります。
5月6日(月・祝)には、厄除大師としても有名な西新井大師で、襲名披露公演の成功を祈願する催しが行われます。
十一代目豊竹若太夫による西新井大師参道でのお練りや書院での観覧無料の文楽記念上演もあり、歴史と文化が色濃く残る西新井大師で日本の伝統芸能を味わえるまたとない機会です。文楽記念上演の演目「二人三番叟」はにぎやかな舞が中心ですので、文楽になじみのない方もお楽しみいただけます。
西新井大師参道お練り・成功祈願法要・文楽「二人三番叟」記念上演
■開催日
令和6年5月6日(月・祝)
■会場
西新井大師
■スケジュール(予定)
13:30 西新井大師参道お練り
14:00 真言宗豊山派五智山遍照院総持寺 西新井大師 成功祈願法要
会場:西新井大師 本堂
15:00 文楽「二人三番叟」記念上演 ※観覧無料
会場:西新井大師 書院
令和6年5月文楽公演
■公演期間
令和6年5月9日(木)~令和6年5月27日(月)
※15日(水)は休演
■会場
シアター1010
東京都足立区千住3-92 千住ミルディスI番館10階
■演目
Aプロ(演目1) ※上演予定時間=約4時間
◆寿柱立万歳(ことぶきはしらだてまんざい)
◆豊竹呂太夫改め十一代目豊竹若太夫襲名披露口上
◆襲名披露狂言 和田合戦女舞鶴 (わだかっせんおんなまいづる)
市若初陣の段
◆近頃河原の達引 (ちかごろかわらのたてひき)
堀川猿廻しの段
道行涙の編笠
Bプロ(演目2) ※上演予定時間=約4時間30分
◆ひらかな盛衰記 (ひらがなせいすいき)
義仲館の段
楊枝屋の段
大津宿屋の段
笹引の段
松右衛門内の段
逆櫓の段
■前売開始日
電話・インターネット予約開始=4月14日(日)午前10時
※残席がある場合、公演会場にて当日券のみ窓口販売いたします。
当日券窓口=午前10時~各部開演前
※インターネットでも学生料金、障害者割引による申し込みが可能です。
■等級別料金
(各部・税込)
1 等席 8,000円 (学生5,600円)
2 等席 7,000円 (学生4,900円)
※障害者の方と介護者1名は2割引です(他の割引との併用不可)。また車椅子用スペースがございます。詳細はチケットセンターまでお問い合わせください。
※出演者などの変更の場合はご了承ください。
■お問い合わせ
国立劇場チケットセンター[午前10時~午後6時]
0570-07-9900
03-3230-3000 [一部IP電話等]
インターネット購入
https://ticket.ntj.jac.go.jp/(パソコン・スマートフォン共通)
5月文楽公演特設サイト
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/2024/bunraku_45/bunraku_5.html
【太夫 豊竹呂太夫x足立区長 記念対談】世界に誇る唯一無二の人形芝居 文楽
https://www.city.adachi.tokyo.jp/pickup/bunraku.html