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2018日本パッケージングコンテストで「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞

株式会社ファンケル

株式会社ファンケルは、「2018日本パッケージングコンテスト」で「ジャパンスター賞」内の 「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞しましたのでお知らせします。受賞製品は、「マイルドクレンジング シャンプー」と「モイストボディウォッシュ」です。


「日本パッケージングコンテスト」は、公益社団法人日本包装技術協会の主催で、時代と社会の要請に対応した優れたパッケージやそれらを開発する技術の普及を目的とし、優秀作品を選定しています。本年の応募件数は419件でした。
「ジャパンスター賞は同コンテストの最高賞で、他に包装技術賞と包装部門賞があります。それぞれの賞の中でさらに部門賞があり、入賞数は合計136件でした。
経済産業省産業技術環境局長賞」は12の部門賞があるジャパンスター賞の一つで、容器包装廃棄物の排出抑制を推進するため、環境負荷が少なくリサイクル性があることに重点配慮し、環境適合化への努力が最も優れているものに贈られているものです。廃棄処理が容易な包装材、再生された包装材、省資源化が容易な包装材、再生可能や詰替え可能な包装製品などが対象となります。

【受賞理由】
従来使用していたシャンプーやボディウォッシュのボトル樹脂量を60%減らした結果、1本あたりの総樹脂量を約20g削減可能にしました。この削減量と併せて、ボトルを100%の「バイオマスプラスチック(*)」とし、年間CO2の排出量を約40t削減できる見込みから、環境適合化への努力が認められての受賞となりました(2016年度のシャンプーおよびボディウォッシュ販売数を基に算出)。

(*)「バイオマスプラスチック」とはサトウキビ由来の樹脂で、温室効果ガス排出増加量を抑え、環境に配慮したカーボンニュートラルな資源です。カーボンニュートラルとは、焼却や分解することで排出されるCO2量が、植物の成長過程で吸収されるCO2量と同等で環境に配慮されているという考え方です。

【今後の環境への取り組み】
当社では「サステナブル宣言」を策定し、創業理念の「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」に基づき、地球環境の『不』の解消にも貢献できることを目指しております(サステナブル宣言の策定については、本年6月22日付けリリースにて発表済み)。宣言にある重点テーマの一つを「環境を守る」とし、その方針に「パリ協定に基づき、2030年度までに2013年度比でCO2排出量26%削減に取り組む」ことを掲げています。本受賞の内容もこの方針に貢献できていると考えております。
今後の取り組みとして、9月20日に新たに発売するスキンケア製品のボトル樹脂量も、従来使用しているスキンケア製品のボトル樹脂量より約3分の1の量を削減し、「バイオマスプラスチック」を使用していきます。
引き続き環境に配慮した製品開発を進めるとともに、「CO2を出さない」「捨てやすい」「環境にやさしい」という基準を満たす製品に「FANCL エコマーク」の表示を行い、さらなる環境活動に取り組んでまいります。

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