国際NGOプラン・インターナショナル
国際ガールズ・デー2024 THINK FOR GIRLS~平和な世界にむけて心をひとつに~
国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)は、国際ガールズ・デーのある10月にオンラインイベント「角田光代さんが出会ったロヒンギャの女の子たち」を開催します。
ロヒンギャ難民キャンプを視察する角田光代さん
プランの長年の支援者として数多くの活動国を訪ね、女の子たちとの出会いを重ねてきた作家の角田光代さんが、2024年6月にバングラデシュ南部コックスバザール県内にある難民キャンプを訪ね、プランが実施している15歳~24歳の若者たちを対象とした識字教育を視察しました。
イベントでは、角田さんが出会った学ぶ喜びに溢れた女の子たちの姿とともに、国籍も持てず、2017年8月、ミャンマーにおける大規模な暴力行為により国境を越え、隣国バングラデシュで厳しい避難生活を強いられているロヒンギャの人々の現状をお伝えいたします。聞き手はプログラム部の内海職員が務めます。
【オンラインイベント】角田光代さんが出会ったロヒンギャの女の子たち
日時: 2024年10月22日(火)20:00~21:15
場所: Zoom,ウェビナー
定員: 最大500人(先着順)
参加費: 無料
お申し込みURL: https://s.lmes.jp/landing-qr/2005609831-0J9YDRV8?uLand=oSEuEe
*今回はLINEでのお申し込みとなります。ご不明点やご不都合がございます際には、event@plan-international.jp までお問合せください
お申し込み締切日 :10月22日(火)17:00まで
QRコードをスマーフォンで読み込むとLINE画面に進みます。
● イベントプログラム
1. 国際ガールズ・デー+プラン・インターナショナルの説明
2.ロヒンギャについての説明
3.角田さん×内海職員対談
4.QAタイム
≪登壇者プロフィール≫
角田 光代 氏
かくた みつよ(作家)
1967年神奈川県生まれ。1990年に『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。その後『対岸の彼女』(直木賞)、『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)、『かなたの子』(泉鏡花文学賞)、『私のなかの彼女』など著書多数。プラン・インターナショナルの支援者として、2009年に西アフリカのマリをはじめ、各国の活動地域を視察。『Because I am a Girl』(英治出版)の翻訳も手がける。
内海 摩耶
うつみ まや(プラン・インターナショナル プログラム部)
社会福祉士。国内の大学院で国際人権論と国際教育開発を学んだのち、ネパール、東ティモール、ルワンダにて開発実務に携わる。その後、JICA本部、南スーダンでのJICA専門家業務を経て、2021年にプラン・インターナショナル・ジャパンに入局。主に教育事業を担当。
平和な世界にむけて心をひとつに世界各所で激しい紛争が多発し、これまで以上に対立と分断が顕著になっている今、世界中の人々から平和を求める声が高まっています。
紛争により故郷を追われ、国際的な保護を求めている人は2024年5月時点で、1億2000万人に上るといわれています。
しかしながら、多くの難民危機は報道される機会が極めて少ないため、難民の人々は、一層弱い立場に置かれてしまっている状況です。
2017年8月にミャンマーのラカイン州で起きた暴力行為により、多くのロヒンギャの人々がバングラデシュへと逃れました。現在、バングラデシュのコックスバザールにある難民キャンプには、約90万人のロヒンギャ難民が不安定な仮設住居で密集した生活を強いられています。逃れてきた人々の半数以上は、女性と18歳未満の子どもたちです。
今回のイベントでは、日本と地理的に近いアジアの人道危機であるロヒンギャの女の子たちが置かれている状況を知ることで、日本の私たちが平和にむけてできることを角田さんとともに考える機会にしたいと思います。
*イベントの事前告知および当日取材についてご検討くださいますようお願いいたします。
国際NGOプラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な世界を実現するために、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに世界80カ国以上で活動しています。子どもや女の子たちが直面している不平等を生む原因を明らかにし、その解決にむけ取り組んでいます。子どもたちが生まれてから大人になるまで寄り添い、自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう支援します。