一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan
この度J-StarX渡航米国プログラムの「女性起業家コース」を米国Women’s Startup Labが提供することとなりました。応募受付は10月21日(月)正午まで! 事前説明会も開催!
米国・シリコンバレーを拠点に女性起業家の支援を展開するAri Horie(堀江愛利)率いるWomen’s Startup Lab(WSLab)は、昨年の経済産業省主催「J-StarX Women’s Startup Lab 女性起業家コース」に引き続き、2024年度の渡航プログラム「女性起業家コース」シリコンバレーへプログラムを提供いたします。2024年10月4日より全国の女性起業家からの応募受付を開始し、締め切りは10月21日(月)正午までとなります。全国から有望な女性起業家のエントリーをお待ちしております。選考プロセスを経て、10月末に約20名の選抜起業家が発表され11月~12月にわたり事前準備トレーニングをした後、シリコンバレーへ派遣されます。
応募開始に伴い、WSLabでは同プログラムの説明会を2024年10月11日(金)、18日(金)に実施いたします。本プログラムの詳細や、昨年度派遣された起業家たちの体験談を共有し、挑戦する女性起業家に向けた新たな可能性を探る場となります。来日中のAri Horieと昨年度の派遣起業家数名が、プログラムの体験談や米国での事業拡大のコツをお話しする予定です。
【J-StarX 女性起業家海外派遣プログラムの概要】
本プログラムでは、日本の女性起業家がグローバルに活躍できるよう、トッププレイヤーとのネットワーキングや学びの機会を提供することを目的としています。このプログラムでは、WSLabの10年以上にわたる起業家支援の実績と、シリコンバレーで築いた強力なネットワークを活用し、女性リーダーのグローバルな視点での成長をサポートします。
参加者は、シリコンバレーでの資金調達に向けたマインドセット、知識、ネットワークを構築し、国際競争力のあるリーダーを目指します。選抜された最大20名の女性起業家は、2025年1月から2月にかけてシリコンバレーを訪問し、現地の起業家や投資家とのセッション、リーダーシップトレーニング、ネットワーキングを通じて、事業をグローバルに展開するための知見を深めます。また、渡航前には国内で事前合宿が行われ、ビジネスピッチのブラッシュアップやリーダーシップ強化のトレーニングが予定されています。
応募詳細は こちら
Amelias.jp/jstarx
【昨年度実績】
昨年度実施したJ-StarX女性起業家コースでは、国内外から520名の応募があり、その中から100名のセミファイナリストを選出し、26名がシリコンバレー派遣プログラムに参加しました。プログラム終了後、そのうち6社が今年3月以降に資金調達を達成し、著しい成長を遂げています。
【実施概要】
本プログラムは、以下のポイントに重点を置き、起業家としての成長を加速させる支援を行います。
– 起業家マインド・リーダーシップマインドの醸成グローバル市場でのリーダーシップと柔軟な思考を養い、事業拡大を目指します。
– 米国のビジネス環境やエコシステムの理解シリコンバレーのダイナミックなビジネスエコシステムを学び、イノベーションを実現するための知識を深めます。
– 米国での資金調達や事業拡大を目指した事業戦略の構築米国の投資家が求めるビジネスプランを理解し、資金調達、事業拡大に向けた具体的な戦略を策定します。
【募集要項】
– 募集締切:2024年10月21日(月曜) 12時00分 正午(JST)
– 訪問先:日本、米国・シリコンバレー
– 募集対象:事業のステージ:シードからポストシリーズAまで、あるいは事業を始めて初期顧客や売上があるステージから、事業拡大し売上やチームを拡大しながら海外を目指す起業家まで応募できます。
【応募資格】
日本国籍を有する性自認が女性の方
年齢:18歳以上~101歳未満
【費用】
主催側が渡航費、滞在費、プログラム代を負担いたします。参加者の自己負担費用は、国内プログラムの一環として行われる伊豆合宿への交通費、渡米するために要するビザや保険、また、米国渡航プログラム期間中、発生する食費および交通費です。また、2週間のプログラムの後、延長ステイ1週間が認められています。その1週間の滞在費などは自己負担となります。
【プログラムの流れ】
– 国内プログラム(2024年11月2日(土)~2024年12月21日(土)予定)国内でのブートキャンプを通じ、ビジネスピッチのブラッシュアップやリーダーシップトレーニングを実施
– 海外渡航プログラムグループ1. 2025年1月19日~2025年2月1日 +1週間オプショナルステイグループ2. 2025年2月9日~2025年2月22日+1週間オプショナルステイ
米国シリコンバレーにて、現地の投資家や起業家とのセッションやネットワーキングを実施
– フォローアッププログラム(渡航後1~3カ月予定)海外プログラム後も、事業の成長をサポートするフォローアッププログラムを実施(オプショナル対応)
※スケジュールおよびプログラム内容は、参加決定後に詳細を通知する予定です。また、変更の可能性がありますのでご了承ください。
【プログラム説明会の詳細】
説明会には、WSLab創設者である来日中のAri Horieに加え、昨年度の派遣起業家が登壇し、各自の成功体験やシリコンバレーで得た貴重な知見について語ります。オンライン参加のほか、東京・SHIBUYA QWSでの対面イベントも予定しており、ネットワーキングタイムも設けております。
米国シリコンバレーで10年にわたり、女性起業家の支援を行ってきたWomen’s Startup Lab。このプログラムの特徴や、他のプログラムとの違いについても詳しくご紹介いたします。
タイトル:~派遣を通して見える新たな可能性~挑戦する全ての女性起業家へ
– 実施日:2024年 10月11日(金)オンライン配信、6:00pm~
2024年 10月18日(金) オンライン配信および SHIBUYA QWS会場 3:30pm~
– 昨年度派遣起業家の登壇者:
10月11日登壇予定者
SHE株式会社CEO 福田恵里氏
株式会社インターホールディングス 代表取締役CEO 成井五久実氏
10月12日登壇予定者
株式会社ブラウンシュガー1ST代表取締役 荻野みどり氏
株式会社タスカジ代表取締役 和田幸子氏 など
※SHIBUYA QWS 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア(東館15階)
3:30pmより会場内にてAri Horieとのネットワーキングタイム。4:00pmより説明会開始。
参加申し込みはこちら
申込書にはいずれの日程も参加できない方のために収録されたビデオ視聴希望の選択もございます。
【WSLabの強みと実績】
2013年に設立されたWomen’s Startup Lab(WSLab)は、世界中から集まる女性起業家の育成に特化しており、これまでに5,000人以上の起業家コミュニティを形成しています。そのうち、65%のスタートアップが資金調達に成功し、4社がExitを達成するという高い成果を上げています。WSLabはシリコンバレーのエコシステムに深く根ざしており、独自のメソッドを通じて女性リーダーたちがグローバル市場で成功を収めるための支援を続けています。
【日本における女性起業家の現状と展望】
日本政府は2022年、スタートアップ育成5か年計画を策定し、スタートアップ投資額を5年で10倍に増やす計画を掲げています。中でも女性起業家の比率を8.8%から20%へ引き上げることが目標となっています。日本の女性起業家の比率はG7諸国で最も低く、情報交換やロールモデルの不足が課題とされています。
WSLabは、こうした課題に取り組み、女性がグローバルに活躍できるエコシステムの構築を目指して活動を加速させています。
【今後の展望】
今後もWSLabは、シリコンバレーのスタートアップカルチャーに触れ、日本全国の女性起業家がその可能性を最大限に引き出せるよう支援していきます。J-StarXプログラムを通じ、さらなる女性リーダーの成長を後押しし、グローバルでの事業展開をサポートしていく予定です。
【Ari Horie(堀江愛利)プロフィール】
Women’s Startup Lab 創業者&CEO。カリフォルニア州立大学を卒業後、IBMなどの企業でキャリアを積み、2013年にWomen’s Startup Labを設立。CNN「10 Visionary Women」やEntrepreneur Magazine「100 Powerful Women of 2020」など多くの賞を受賞し、日本初のバービー人形ロールモデルにも選出。近年は日本でも女性起業家や高校生を支援する「Amelias(アメリアス)」を立ち上げ、活動を続けています。
【一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan】
Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan(ウィメンズ スタートアップ ラボインパクトファウンデーションジャパン)は日本で女性の起業をサポートをしています。「Amelias(アメリアス)」という活動名で 「Think Crazy, あなたの夢中が、未来をつくる。」をコンセプトに、人々の起業家マインドの発掘から、実際の起業前後の支援までを一貫して行っています。未来を構築していくイノベーション分野にて、より多くの女性が参入することが、女性の目線が反映された社会構造を持続させるきっかけになると考え、自治体・民間企業・教育機関と連携し、女性に特化した包括的な起業家支援エコシステム(相互に協業し相乗効果を生み出す仕組み)の創造を重要な活動と位置づけ、“個々人が自らの夢中を原点に何かを始められる社会”の実現を目指します。