株式会社S.E.ネットワーク
1回あたりの平均注文金額は1,000~1,999円が62.8%で最多
『Delivery Life』を運営する株式会社S.E.ネットワーク(本社:大阪府大阪市、代表取締役:石田和也)は、全国20~60代の男女623名を対象に「フードデリバリーの利用状況」に関する調査を実施しました。
近年、リモートワークなど働き方改革の影響や、外食や料理の手間が省けるといった理由で、フードデリバリーサービスの利用が急増しています。自宅で簡単に注文でき、手軽においしい食事を楽しめる点が、多くの世代に支持されている理由です。
割引クーポンや豊富なメニューなどによってリピーターの増加につながっており、「お得で便利」なフードデリバリーのニーズは今後も拡大していくものと考えられます。
そこで今回、フードデリバリーや宅配サービスに関する情報メディアの「Delivery Life」(https://senetwork.co.jp/delivery/)が、全国20~60代の男女623名を対象に「フードデリバリーの利用状況」に関する調査を実施しました。
5割を超える方が「Uber Eats」をよく利用すると回答
はじめに、「あなたが最もよく利用するフードデリバリーサービスは何ですか?」と質問したところ、
– Uber Eats(ウーバーイーツ):57.3%
– 出前館:36.4%
– Wolt(ウォルト):2.2%
– menu(メニュー):1.4%
– その他:2.6%
という結果になりました。
この結果から、Uber Eatsがフードデリバリー市場で圧倒的な支持を受けていることが明らかです。
57.3%の利用者が最もよく利用するサービスとしてUber Eatsを選んでおり、知名度や利便性、提携店舗の豊富さが人気の理由と考えられます。
次に支持を集めているのが出前館で36.4%となっており、Uber Eatsに次いで3割以上の方が利用している、人気のフードデリバリーサービスです。
一方、Woltやmenuは利用者が少なく、まだ市場に広く浸透していない状況です。
なお、「その他」と回答した2.6%の利用者は、特定のチェーン店が提供するデリバリーサービスを選んでいることがわかりました。例えば、ガストやドミノピザ、マックデリバリーなどが含まれており、店舗が直接行うサービスが一部利用されています。
また、地域限定のデリバリーサービスを利用する方も少数ながら存在しており、その地域にしかないサービスを選ぶ利用者もいます。
よく利用するフードデリバリーを選ぶ理由、第2位は「注文できるレストランが魅力的」、気になる第1位は…
利用者がお気に入りのフードデリバリーサービスを選ぶ理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
次に「よく利用するフードデリバリーサービスを選ぶ基準は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、
– クーポンなどで安く注文できる:344人
– 注文できるレストランが魅力的:283人
– 配達時間が短い:199人
– サポート対応が良い:71人
– 口コミが良好:65人
– その他:21人
と、多くの利用者が「クーポンなどで安く注文できる」ことを最も重視していることがわかりました。全体の55.2%がこの基準を重視しており、価格の安さがサービス選びにおいて重要な要素となっているようです。
次いで「注文できるレストランが魅力的」という回答が283人にのぼり、選べる店舗の多さや質の高さが、利用者の満足度に影響を与えていることがわかります。
また、「配達時間が短い」といった点も199人から支持されており、スピーディな配達が重視されていることも見て取れます。
■「その他」と回答している方の意見を聞いてみました。
– アプリが使いやすい(30代女性/正社員)
– 子供が好きなメニューがある(40代女性/専業主婦)
– Uber Oneの特典で、通常800~1200円相当のものが500円で注文できるのが魅力的だからです(30代男性/自営業・フリーランス)
– 配達範囲の問題で他が利用できない(50代女性/アルバイト・パートタイム)
– 配達員の雰囲気や態度が良いため(40代男性/正社員)
「その他」と回答した21人の意見では、個々のニーズや特別な事情に基づいた選択基準が見られました。例えば、アプリが使いやすいことや子どもが好きなメニューがあるといった具体的な理由が挙げられており、ユーザーがフードデリバリーを利用する基準は、価格の安さや注文できるレストランだけでなく、個々の事情も反映され多岐に渡っていることがわかります。
また、「地域限定のサービスしか使えない」「Uber Oneの特典が魅力的」など、利用者が置かれている環境や提供される特典が、選択に影響を与えていることも明らかです。これに加えて、配達員の雰囲気や態度、配達範囲の制限など、サービスの品質や地域特有の事情も重要視されていることが調査によって明らかになりました。
フードデリバリー1回の平均使用金額、「1,000~1,999円」が62.8%で最多
クーポンなどを利用して購入金額を抑えられるフードデリバリーサービスが人気であることがわかりましたが、実際利用者はどれくらいの金額で注文しているのでしょうか?
次に、「フードデリバリーの1回あたりの平均注文金額(1人分)はいくらですか?」と質問したところ、「1,000~1,999円」が62.8%と最も多い結果となりました。
この価格帯は、多くの利用者にとって手頃な範囲であり、リーズナブルに食事を楽しめる金額となっているのでしょう。
次に多かったのは「2,000~2,999円」で17.3%、その次に「700~999円」が10.9%と続きました。フードデリバリーサービスに3,000円以上を使う利用者は少数派となっています。
57.0%がフードデリバリーを「ふとした時に」利用すると回答
平均注文金額は「1,000~1,999円」が最も多いことがわかりました。では、サービスの利用頻度はどれくらいなのでしょうか。
次に、「フードデリバリーの利用頻度はどのくらいですか?」と質問したところ、
– ほぼ毎日:0.5%
– 週4~5日:0.8%
– 週2~3日:4.8%
– 週1日:8.8%
– 月に数回:28.1%
– ふとした時に:57.0%
と、57.0%の利用者が「ふとした時に」フードデリバリーを利用していることがわかりました。日常的な利用ではなく、突発的にフードデリバリーを活用するケースが多いことがうかがえます。
次いで「月に数回」が28.1%を占めており、「ふとした時に」よりも頻度は高いものの定期的な利用ではなく、必要に応じて活用する傾向が見られます。
高い頻度ともいえる「週に1回」や「週2~3回」などと回答した人は少数派で、日常的に普段使いする方は少ないようです。
61.5%の方がフードデリバリーを夕食に利用
フードデリバリーを利用する方は、どの時間帯に注文しているのでしょうか。
次に「フードデリバリーを利用する主な時間帯はいつですか?」と質問したところ、
– 朝食(6時~10時頃):0.5%
– 昼食(11時~14時頃):27.6%
– 午後(15時~17時):8.0%
– 夕食(18時~21時):61.5%
– 夜食(22時以降):2.4%
と、多くの利用者がフードデリバリーを「18時以降」に利用していることが明らかになりました。特に、全体の61.5%が18時~21時の間に注文しており、夕食の際にフードデリバリーを活用する傾向が高いことがわかります。
次いで、昼食時に利用する人が27.6%、午後の軽食として利用する人は8.0%に留まりました。
朝食や夜食の時間帯に利用する人はごく少数に留まっており、主に夕方以降の食事やランチの際にフードデリバリーが利用されているようです。
フードデリバリーの利用理由、「外出したくない」が41.9%で最多回答数
皆さんは、どのような時にフードデリバリーを利用したくなるのでしょうか。
最後に「フードデリバリーを利用する主な理由は何ですか?」と質問したところ、「外出したくない」という理由でフードデリバリーを利用する人が最も多く、全体の41.9%を占めていることがわかりました。
次いで「自炊が面倒」と回答した人が32.9%となっており、自宅で料理をしたくないと感じる時にフードデリバリーが活用されていることが伺えます。
また、「時間の節約」や「テイクアウトより便利」という理由もありましたが、これらは9.1%や6.7%と少数にとどまりました。
これらの結果から、多くの利用者が料理の煩わしさや外出を避けたいという状況でフードデリバリーを活用していることが明らかです。
■「その他」と回答した方に理由を聞いてみました。
– 体調が優れないとき(30代女性/専業主婦)
– 友達が来た時に手軽に頼めるから(40代女性/専業主婦)
– 気分転換として普段食べないものを食べる(40代女性/専業主婦)
– 体調が悪く外出できないため(30代女性/アルバイト・パートタイム)
– 自分へのご褒美(30代男性/正社員)
これらの回答者の意見からもわかるように、フードデリバリーは単に食事を届けてもらうだけでなく、状況や気分に応じて利用されるケースが多いことが見て取れます。具体的には、体調不良時や友人同士の集まり、自分へのご褒美など、様々な理由でデリバリーサービスが活用されていることがわかります。
また、子どもが喜ぶメニューがあることや、クーポンやキャンペーンを使ってお得に利用できる点も、利用者にとって魅力となっていることは明らかです。
このように、利用者の状況や気分に応じた柔軟な使い方が、フードデリバリーサービスの成長に寄与しているといえるでしょう。
【まとめ】今後も利用価値が高まるフードデリバリー市場の可能性
以上、今回の調査結果から、フードデリバリー市場ではUber Eatsの利用が57.3%と、圧倒的なシェアを占めていることがわかりました。次に、出前館が36.4%の支持を得ていることから、依然として安定した人気を誇っています。
消費者がサービスを選ぶ際の基準としては「クーポンなどで安く注文できること」や「注文できるレストランの魅力」が重視されており、価格の安さと店舗の質が重要な決定要因になっていることがわかりました。
また、フードデリバリーの1回あたりの平均注文金額は「1,000~1,999円」が62.8%で最多となっており、多くの消費者が手頃な価格帯でサービスを利用していることがうかがえます。近年、物価上昇や消費者の節約志向が進んでいる背景があり、コストパフォーマンスの高いサービスへのニーズが高まっていることが考えられます。
さらに、利用頻度に関しては「ふとした時に利用する」と回答した人が57.0%を占め、定期的というよりも、必要に応じてサービスを利用する傾向が強いことが明らかになりました。
全体的に、利便性や手軽さを求める利用者が多く、特に外出を控えたい時や自炊の手間を省きたい場面でフードデリバリーが活用されることが多いようです。
特に、リモートワークが普及する中で、デリバリーサービスの需要は今後も増加すると予測されています。今後、このような顧客のニーズを捉え、プロモーションやクーポンの提供、利用店舗の増加などが、フードデリバリー市場の成長に大きく寄与する可能性が高いといえるでしょう。
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調査概要:フードデリバリーの利用状況に関する調査
【調査期間】2024年9月26日(木)~10月3日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査対象】全国20~60代の男女
【調査人数】623人
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
■運営者概要
運営元:株式会社S.E.ネットワーク
所在地:大阪府大阪市中央区高津2-4-21 おおきに道頓堀ビル210
代表取締役:石田和也
会社HP:https://senetwork.co.jp/
お問い合わせ:https://senetwork.co.jp/otoiawase/
※本リリースの調査結果を引用する際は「Delivery Life調べ」と記載ください。