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【国際ガールズデー記念】静岡、京都で。初の i SELECT SHOP とI LADY.セッション開催

公益財団法人ジョイセフ

国際ガールズデー(10月11日)にちなんで、10月7日(日)に「I LADY.」のイベントが静岡県浜松市で、10月8日(祝)に京都府京都市で初めて開催されました。

I LADY. in 浜松
テーマ:「I LADY.に生きること」
日時:2018年10月7日(日) 16:00~17:30
場所:浜松市市民協働センター
主催:浜松市
セッション:柴千里
参加者:31名(10~40代男女)

I LADY. in 京都
テーマ:「私らしく、I SELECT」~国際ガールズデーに考える、女の子の性と生き方~
日時:2018年10月8日(祝) 14:00~16:00
場所:ウィングス京都(京都市男女共同参画センター)
主催:京都市
セッション:小野美智代
参加申込:30名(18歳以上の女性限定)

国際ガールズデー(10月11日)にちなんで、10月7日(日)に静岡県浜松市で、10月8日(祝)に京都府京都市で初めて開催された「I LADY.」のイベントは、定員いっぱいの参加者とともに盛況に終了しました。
いずれも市の男女共同参画推進事業の一環として開催されました。

I LADY. in 浜松では、「I LADY.」の小さな旗が飾られたマフィンとお茶で歓談を楽しみました

体験型イベント「i SELECT SHOP」(アイ セレクトショップ)から始まりました。
セレクトショップをイメージした会場内において、買い物を楽しむような感覚でSRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ=性と生殖に関する健康と権利)の質問について考え、答えのカードを選んでかごに入れてもらいながら、「自ら選択する」(=I SELECT)「自分で決める(=Decide yourself)」きっかけを体感してもらいました。


I LADY. in 京都でi SELECT SHOPに並んでカードを選ぶ参加者。


I LADY. in 浜松で i SELECT SHOPに並んでカードを選ぶ参加者。「こういう質問ダイレクトにされること今までなかったので、新鮮です」と男子学生が。

選んだ答えのカードは、人それぞれであることや、想像したこともなかった選択肢があることに気づいてもらい、選んだカードを見ながら感想や気になったことをグループでシェアし、さらに選んだ理由を振り返ったり、多様な選択について理解を深めてもらいました。

I LADY. in 京都でのグループワークの様子。同じ質問でも複数枚 答えのカードを選んだ人もいれば、1枚だけ選んだ人もいたり質問によってさまざま。

「i SELECT SHOP」に続いて、ジョイセフ職員によるセッションが行われました。


浜松での様子


京都での様子

I LADY. NOTEを使ったセッションでは、「自分の性格を表す言葉」や「自分の歴史をふり返る」ところがあります。自己紹介も兼ねながら、自分が落ち込んだ時にどうやって立ち直ったのかグループ内で語り合ってもらいました。

浜松市では、思春期の子どもがいる保護者の参加と行政の職員の参加があり、京都市では、他県からの参加も多く、ライフスキルとしての包括的な性教育の重要性を知るきっかにもなる「I LADY.」は、今後日本全国において求められていくと確信しました。以下に各イベントの企画者のコメントとアンケートを紹介します。

【浜松市で企画・運営したNPO法人浜松男女共同参画推進協会の近藤佳美さんより】

「学校では教えてもらわなかったけれど大切なことだと思った」とか「世界の状況を知ることができて良かった」など前向きな感想を多くいただき、やって良かったと思っています。
避妊方法やオーラルセックスでの性感染症の危険性など私も知らない話がありました。
こうしたこと知っておくのは、大事なことだとこの歳になって思います。
これからも色んな形で性をテーマに活動を継続できたらと思っています。

【浜松市の参加者からのアンケート一部抜粋】
・正しい知識を身につけることが必要だと思いました。
・このような話題については、飲みの場等で話すことはあったが、そうではなく、真剣に考えるこのような場は非常に貴重であると感じた。
・普段は友人とでも話題にしないことを、公の場で取り上げて考えることは意外と楽しかったです。
・世界中も大変だけれど、日本は知られないことが多く、遅れていると改めて感じました。
・自分が考えていたよりも選択肢がたくさんあることが分かって良かったです。
・自分で考えてこなかった質問など選択する良い機会になった。海外の現状も知れて参考になった。パートナーにも少し聞いてみようと思えた。
・このような講座に参加したことがなくてとても貴重な経験でした。学校以外では教えてはくれないこと、たくさん広がればいいなと思います。
・難しかったけれど、興味深かったです。現状の数値に衝撃を受けました。自分の長所を堂々と言えるようになりたいです。
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【京都市で企画・運営した公益財団法人 京都市男女共同参画推進協会の久保智里さんより】

若い女性たちがそれぞれの「選択」について語り合い、とても盛り上がりました。
いろんな選択肢があり、自分の選択=自分らしさにつながると気付いた瞬間に、「自分を大切にすること。」「自分から行動できること。」「自分で決められること。」の大切さが理解できたようです。
「選択」するためには、「選択肢」についての情報を知っていること、そして自分で考えることが必要です。I LADY.プログラムでは、そのどちらも体験することができます。若い世代がSRHRを理解し実践できるように、これからも取り組んでいきたいと思います。

【京都市の参加者からのアンケート一部抜粋】

・自分の選択で自分らしく生きていくために、きちんと知っていく大切なことなので、もっと性に関してオープンな社会になるべきだと感じました。
・偏見や固定観念に捉われず、自分がどうしたいかを自信を持って選択していけるようになりたいと思いました。とても難しいですけどね。大切なことだと思います。
・流れで・・・ではなく、互いに意思疎通をはかることが大事なのだとわかりました。
・リプロダクティブヘルス・ライツについてよくわかりました。I LADY.ノートを記入してみて、まずは自分自身について知ることが大事なんだと気づきました。
・日本でも「当たり前」のこととして話される社会になれば良いなと思いました。
・自分の選択=自分らしさにつながるのかなと感じました。
・自分が10代、20代の頃にもこのような講習を受けられたら良かったなと感じました。
・ひとそれぞれ「自分」の考えは違うなと思いました。もう少しワークショップの選択カードについて話し合いたかったです。内容はとても分かりやすく楽しかったです。
・SRHRについて、世界の現状、日本の現状についてとても深く知ることができました。
・セレクトショップオリエンテーションは人によってチョイスするものが異なるということに気づけた。性と生活はどこの国でも切っても切れない関係にあるし、自分のことをもう少し考えてみたいなと思いました。ありがとうございました。
・自分で選ぶことが大切と思っていても、実際に選ぶ作業は難しかったことが印象的でした。
・ひとりひとりの人権を。という枠を越え、それぞれがSRHRを前提とした少子化問題についても考えていきたいです。あと、こういうことにもともと関心が無い人にも理解してもらいやすい伝え方を考えたいです。
・無関心のうちに、自分が当たり前だと思っていたことが、人によって選択が許されるんだとあらためて気づかされた。
・同世代の参加者といろいろな話ができて良かった。会場のアレンジ等もポップで明るく、気持ちがほぐれました。
・ツールはとても良いと思った。もう少しグループワークでみんなで話す場があってもよいかな。と感じた。
・ユネスコの調査、「包括的性教育で初性交渉年齢が遅くなる。」というのが印象に残りました。
・モチベーションが高い人たちの集まりだなと感じました。
・40代の中絶件数が多いことに驚きました。性について自分で決める、選択することは、どの年代においても大切なことだと思います。I LADY.の精神を周りに伝えていこうと思いました。

【国際ガールズデー特集 2018】
https://www.joicfp.or.jp/jpn/2018/10/10/40576/

今年の特殊ページでは、ザンビア、ウガンダ、ネパールの女の子たちの現状を取り上げています。
こちらも是非ご覧ください。

■国際協力NGOジョイセフとは
ジョイセフは、女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。1968年に設立、国連、国際機関、現地NGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の人材養成、啓発活動、物資提供や施設の改善などを行っています。2011年からは日本国内での活動も行っています。2018年4月、創立50周年を迎えました。

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