エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社
WALL_alternative(東京・西麻布)にて4月15日(水)より開催、初日18:00~はオープニングレセプションとスペシャルライブ、5月2日(土)にはトークイベントを公開収録形式で開催。
エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:加藤信介、以下:ACA)が運営する夜のオルタナティヴ・スペース【WALL_alternative】では、2026年4月15日(水)から5月9日(土)まで、尾形凌と真田将太朗による二人展「CUE」を開催いたします。

本展は、東京藝術大学学部時代の同期である二人が初めて共に企画・展示構成する展覧会です。学部卒業後、尾形は東京藝術大学大学院へ、真田は東京大学大学院へとそれぞれ進学し、異なる領域で研鑽を積んできました。本展は、その二人が修了直後に再び交差する場となります。
見えないものを描く尾形と、見えているはずの風景の成り立ちを問い直す真田。
異なる方向から世界に向き合う二人の表現が交差するとき、私たちの知覚は静かに揺さぶられ、新たな像が立ち上がります。
尾形は、これまで浮世絵や仏画に接続点を見出しながら、現代における「妖怪」や「不可視の存在たち」を作品の主題として、絵画や立体、アニメーションなどを通じて表現してきました。
一方、真田は画家として活動する傍ら、東京大学大学院にて情報学研究に従事し、AI時代における創造性のあり方を探求。重力や時間といった身体的感覚を起点とした大型抽象絵画で、国内外から高い評価を得ています。
本展は、“何かが立ち現れる直前の兆し”に触れる試みとして、互いの制作を見つめ合ってきた二人の視点が交差することで生まれる新たな感覚と、その“きっかけ(CUE)”を提示します。
会場では両者共に2mを超える大作を中心に、計20点以上の新旧作に加え、本展のために描き下ろした初の共作4点を展示。圧倒的なスケールと繊細な表現が交錯する空間が広がります。
また、併設のバーでは、展覧会コンセプトを味覚でも体験できる日本ワインをセレクト。岡山で耕作放棄地を再生し、眠っていた時間や可能性を立ち上がらせてきたワイナリー「ドメーヌ・テッタ」のワインを提供するほか、自然栽培の野菜を中心にした食事メニューもお楽しみいただけます。
初日の4月15日(水)18:00~はオープニング・レセプションを開催。アーティストも在廊予定です。
また、同日19:00~20:00には、本展の開催を記念したシークレットゲストによるスペシャルライブも開催いたします。
さらに5月2日(土)には、尾形凌・真田将太朗によるトークイベントをMEET YOUR ART公開収録形式にて実施。本展での取り組みやそれぞれの作品制作背景について、より深く掘り下げます。
この機会にぜひご来場ください。
<各イベント申し込み>
OPENING RECEPTION:https://forms.gle/PrwH6te8Cxcf7pYW8
TALK SESSION:https://forms.gle/br7ABgrctDnhUme27
※いずれも事前申込制
※TALK SESSIONは抽選制
「CUE」尾形凌 × 真田将太朗
「cue」とは、きっかけを表す単語である。合図でもあり、何かが始まる直前に差し出される微かな兆候でもある。まだ十分には姿を持たないものが、これから現れようとするとき、世界はただ“そこにあるもの”から、“こちらへ立ち上がってくるもの”へと変わる。二人の画家、真田将太朗と尾形凌による本展「CUE」は、その立ち上がりの瞬間をめぐる展示である。
真田が描く風景は、景色の輪郭を写し取るものではない。そこには、風景が風景として成立するまでの時間、その場に立つ身体、そして身体を地上へつなぎとめる重力が抽象的に織り込まれている。反復される垂直の筆致は、単なる形式ではなく、見ることの持続そのものの痕跡である。
一方、尾形が描く妖怪は、現実から遠い空想上の存在ではない。人の内側に沈んだ感情、都市に漂う違和感、社会の歪みや滑稽さが、ようやく像を持ちはじめた姿である。可視と不可視、人と異形の境界は彼の画面の中でゆるやかに混ざり合い、見えないものを描くことで、むしろ「人間」という存在の輪郭を揺さぶっていく。
この二人が並ぶとき、「CUE」は単なる展示タイトルを超えて、一つの態度を示す言葉になる。真田は目に見える風景を、無意識に成立させる時間と重力に焦点を置き、尾形は見えない存在を描くことを通して現実の輪郭を再発見する。方向は異なっていても、両者はともに、世界がこちらに姿を見せる“きっかけ”の層に触れている。
2020年に東京藝術大学へ入学し、コロナ禍のただ中で学び、2024年に卒業した同期である二人にとって、生業として獲得するべき表現の世界は、最初から確かなものとして開かれていたわけではなかったのかもしれない。距離、遮蔽、画面越しの知覚。そうした時代をくぐったからこそ、目の前のものの奥に潜む気配や、まだ像になりきらないものへの感受性が研ぎ澄まされたともいえる。本展「CUE」は、見えるものが見えないものを呼び起こし、見えないものが現実の輪郭を照らす、その最初に触れる試みである。
尾形凌 / Ryo Ogata

2001年4月東京都生まれ。
2020年4月東京藝術大学美術学部先端芸術表現科入学、2024年3月学部卒業、2026年東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻修士課程2年修了。
現代における妖怪や不可視の存在たちを作品の主題とし、絵画や立体、アニメーションなどを通じて表現している。加えて妖怪と人間の狭間やあの世とこの世の狭間に存在する世界を描く事でそれらを可視化することを試みている。
Instagram:https://www.instagram.com/tunami2002/tagged/
真田将太朗 / Shotaro Sanada

画家、2000年生まれ。東京藝術大学美術学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。「新しい風景」をテーマに、重力や時間を縦方向の筆致で描く抽象絵画を制作。これまでにGINZA SIX、阪急阪神百貨店、台湾新光三越などで個展を開催。JR長野駅やJR上野駅の構内常設壁画を手がけ、2025年にベストデビュタントオブザイヤーに選出。冬季五輪日本代表や、SUPER FORMULA ドライバーのヘルメットデザインなども手掛ける。
Instagram:https://www.instagram.com/tarobee1212/
【アーティスト在廊日程(予定)】
4月15日(水) 尾形凌・真田将太朗
4月16(木)~18日(土) 尾形凌
4月22日(水) 尾形凌
4月25日(土) 尾形凌
4月30日(木) 尾形凌
5月2日(土) 尾形凌・真田将太朗
5月9日(土) 尾形凌
※在廊日程は予告なしに変更する場合がございます。予めご了承ください。
【OPENING RECEPTION】
日程:2026年4月15日(水)
時間:18:00-21:00
※19:00-20:00はスペシャルライブ
※21時以降は通常営業
※事前申込制/入場無料
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
お申し込みURL:https://forms.gle/PrwH6te8Cxcf7pYW8
※ライブの詳細に関するお問い合わせはご遠慮下さい。
【TALK SESSION】
日程:2026年5月2日(土)
時間:18:00-19:00
※19時以降は通常営業
※事前申込・抽選制/入場無料
登壇者:尾形凌/真田将太朗/古後友梨(MEET YOUR ART共同代表)
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
お申し込みURL:https://forms.gle/br7ABgrctDnhUme27
※MEET YOUR ART公開収録での撮影となります。
※抽選結果は4月24日(金)に当選者のみにお知らせいたします。
なお、結果に関するお問い合わせはご遠慮下さい。
その他お問い合わせは wall@av.avex.co.jp へご連絡ください。
【展示概要】
尾形凌×真田将太朗「CUE」
会期: 2026年4月15日(水)~5月9日(土)
※日曜定休
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
HP URL:https://avex.jp/wall/exhibition/799/
企画・主催:WALL_alternative
グラフィックデザイン:赫赫
WALL_alternative

アートを軸に、音楽やカルチャーが交差する風景を東京・西麻布から発信するアートスペース。ナチュラルワイン、特に日本ワインを中心に提供するカウンターバーを併設し、夜のみオープン。多様な人々が集い、有機的に混ざり合う“夜のたまり場”を目指し、アートと日常、創造と交流が自然に溶け合う時間を育んでいます。
Instagram:https://instagram.com/wall_alternative
Web:https://avex.jp/wall/

























