SEモバイル・アンド・オンライン株式会社
~東京都内の高齢者人口とほぼ同じ割合~“SNS時代”ならではの「男女の恋愛におけるコミュニケーションの実態」を調査
〔TOPICS〕
1.結婚を意識している20歳~39歳 お付き合い経験ゼロが4.4人に1人も!
2.片思いをしている相手と対面で話すことに抵抗を感じる人は40.8%。
3.恋人と用いるコミュニケーションツールはSNS。恋人との通話時間は1週間に1分以内が10人に1人!
4.SNSを用いた恋人とのコミュニケーションで、意思疎通にずれを感じる人は71.5%。
5.結婚と恋愛では必要なコミュニケーションが異なると考える人は70.4%
SEモバイル・アンド・オンライン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:伊藤 文彦)が運営する婚活サービス「スマリッジ」は、全国の20歳~39歳までの婚活中もしくは結婚を意識している未婚男女520人を対象に、男女の恋愛におけるコミュニケーションの実態を調査しました。
その結果、結婚を意識しているにも関わらず一度もお付き合いしたことのない人が4.4人に1人いることがわかりました。また、SNS時代の今、恋愛においてもSNSは主流であり、片思い中の相手と対面で話すことに抵抗を感じる人がいることや、恋人と電話をしない人がいることも明らかになりました。
内閣府が発表した「少子化社会対策白書」の結果より、結婚を希望しているにも関わらず結婚していない理由として“適当な相手と巡り合わない”が1位になったことからも、SNS時代の今、出会いは多そうに見えて、実は以前に比べてゲームをしたり動画を見たりと自分だけの時間に費やす人が増えており、他人とのコミュニケーション時間は減っていると考えられます。少子高齢化社会を鑑みても、若い世代の結婚率を上げることは急務といえます。そのためには、今の時代にあわせたコミュニケーションツールを活用し、出会いのハードルを下げる取り組みも重要と考えられるかもしれません。
〔TOPICS1.〕 結婚を意識している20歳~39歳 お付き合い経験ゼロが4.4人に1人も!
これまでにお付き合いをしたことがあるかを聞いたところ、22.5%にあたる117人が過去に一度もお付き合いしたことがないことがわかりました。これは、約4.4人に1人の割合で、東京都内の高齢者の割合とほぼ同じ※となっています。
※東京都の統計:平成30年「敬老の日にちなんだ東京都の高齢者人口(推計)」より
〔TOPICS2.〕 片思いをしている相手と対面で話すことに抵抗を感じる人は40.8%。
片思いをしている相手と対面で話すことに抵抗があるかを聞いたところ、「抵抗を感じる」が6.5%、「やや抵抗を感じる」が34.2%となり、「抵抗を感じる」と「やや抵抗を感じる」の合計が40.8%であることがわかりました。性別でみると、男性は43.1%、女性は38.5%と、男性は女性よりやや抵抗感が強いようです。
抵抗を感じる理由としては、「面と向かうと何を話せばいいかわからなくなってしまう」が84.4%、次いで「面と向かうと相手の顔色をうかがってしまい、言いたいことが言えない」が50.9%おり、会話のキャッチボールへの不安感が強いことが推測できます。
〔TOPICS3.〕 恋人と用いるコミュニケーションツールは、SNSが71.2%と圧倒的。
恋人と全く電話をしない人も3.2%存在。
恋人との通話時間 1週間に1分未満が10人に1人!
恋人と最も用いるコミュニケーションツールを聞いたところ、SNSの利用率が圧倒的に高いことがわかりました。
また、どんな時に電話をするかを尋ねたところ、1位が「声が聴きたいと思ったとき」、2位が「緊急の用事があるとき」、3位が「世間話をしたいとき」でしたが、一方で「電話はしない」人も3.2%存在することが明らかになりました。
さらに、約10人に1人は、1週間に1分も恋人と電話をしないことがわかり、電話よりもSNSで気軽にやり取りしている姿がうかがえます。
〔TOPICS4.〕SNSを用いた恋人とのコミュニケーション 意思疎通にずれを感じたことのある人は71.5%
恋人とSNS等のデジタルツールでのコミュニケーションにおいて意思疎通にずれを感じたことがあるかを聞いたところ、71.5%の人は「ある」と回答しました。具体的なエピソードとして、“文字だけのやり取りで冷たい、そっけないと言われた(女性35歳)”や、“上辺だけの意味が伝わってしまい、本心が伝わらなかった。表情がわからないため、気持ちが読み取れない(男性28歳)”など、文字だけでは伝わらないことが多い意見が集まりました。また、“リアルタイムの雑談で会話が流れていくことから聞いてほしかったことがスルーされた(女性28歳)”などSNS特有の会話形式の仕組みが齟齬を生んでいることもわかりました。
SNSを用いたコミュニケーションにおいて恋人との意思疎通のずれを感じた理由(一例)
<文字情報であることによる意思疎通のずれ>
・文字だけのやり取りで冷たい、そっけないと言われた。(女性35歳)
・絵文字などを付けずにメッセージを送ったときに、機嫌が悪いと勘違いされた。(男性36歳)
・上辺だけの意味が伝わってしまい、本心が伝わらなかった。表情がわからないため、気持ちが読み取れない。(男性28歳)
・自分が送った内容を実際の意味とは違うネガティブなものに捉えられて機嫌を損ねてしまった。
(男性29歳)
<会話が流れていくことによる意思疎通のずれ>
・リアルタイムの雑談で会話が流れていくことから、聞いてほしかったことをスルーされたので寂しかった。
(女性28歳)
・複数の話題を同時に進めていて、噛み合わなくなる。(男性25歳)
・複数話題を同時進行でやり取りしていた時になんの話かわからなくなった。(女性36歳)
〔TOPICS5.〕 結婚と恋愛では必要なコミュニケーションが異なると考える人は70.4%
結婚と恋愛では、相手とのコミュニケーションの手段や内容、意識することが異なると思うかを聞いたところ、70.4%が「異なる」と回答し、理由としては、“結婚後は一緒に暮らすために対面でのコミュニケーションが増える(女性23歳)”といった対面コミュニケーションの比重があがると考える人が多いことがわかりました。また、恋愛とは異なり、“結婚後は言いたくないことも言わなくてはいけない(女性24歳)”など、相手との関係性の変化に対する意見もうかがえます。
◆総括
コミュニケーション方法がSNS中心となっている今、恋愛プロセスにおいてもSNSは欠かせないツールとなっていることが調査結果からうかがえます。恋愛のハウツーもネット上で目立つようになった今、もはやSNS抜きに恋愛、婚活は不可能といっても過言ではないかもしれません。20~30代の婚活世代が理想の人と出会うためには、慣れているこのSNSツールを用いて気軽に手軽に出会える場を提供することも今後はますます重要と考えられます。
一方で、アンケート結果からもうかがえるように、SNSだけのコミュニケーションではお互いに意思疎通にずれや齟齬が生じることがあるのも事実です。特に、結婚においては適応力が求められる対面コミュニケーションも欠かせません。
このような現状から、現代の婚活は、SNSを上手に使いながら、対面コミュニケーションの能力を磨き、恋愛適応力をいかに身につけるかが婚活から結婚へのゴールの道筋といえるかもしれません。
デジタルツールが発達し、昔と違って顔を合わせなくてもコミュニケーションが取れる今、もともと他人である恋人が同じ屋根の下で生活を築いていくために、“本当”に必要なコミュニケーションとはいったい何かを改めて考える良い機会かもしれません。
【調査概要】
調査内容:男女の恋愛におけるコミュニケーションの実態把握
対象年齢:20歳~39歳の婚活中もしくは結婚を意識している未婚男女
調査地域:全国
調査方法:インターネットリサーチ
調査会社:株式会社マクロミル
調査時期:2019年6月12日(水)~6月13日(木)
調査人数:520人
参考資料
『スマリッジ』サービス概要
【サービス名】 はじめる婚活 まじめな出逢い『スマリッジ』
【サイトURL】 https://s-marriage.jp/
【サービスの特徴】1.オンラインアドバイザーによるオンライン完結型婚活支援サービス
20~30代の婚活世代のコミュニケーションのあり方、またライフスタイルにあわせ、相談
所へ出向かなくてもいつでも気軽に相談できるオンライン上のアドバイザーを導入。どんな
些細なことも相談しやすい体制を整えています。
2.始めやすい低価格設定
婚活を始めやすいように、登録料6,000円、月会費9,000円と婚活支援サービスとしては低
価格に設定しております。
3.全額返金保証制度有り
当サービス登録後、3ヵ月間お見合いが成立しなかった場合には全額返金いたします。費用
に対する不安がある方も始めやすいサービスです。 ※条件がございます
4.独身証明書の提出
本気で婚活をする人にとって重要な相手が独身であることを証明する「独身証明書」の提出
を必須とし、信頼されるサービスを提供いたします。
【入会資格】20歳以上65歳未満の独身男女 ※独身証明書の提出が必須です
【サービス提供エリア】関東1都6県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県)順次拡大
予定
【料金】登録料:6,000円 月会費:9,000円 ※全額返金保証制度有り
<運営会社概要>
会社名:SEモバイル・アンド・オンライン株式会社
代表取締役:伊藤 文彦
所在地:〒160-000 東京都新宿区舟町5 SE舟町ビル
設立年月日:2006年10月2日
事業内容:・ゲーム・エンターテインメント事業
・ソリューション事業
・メディア事業
・人材事業