毎日見慣れている顔だと全く気づかない、「くぼみ」が40代になるとあちらこちらに存在するんです。今回はこれが老けの正体であることを発見。小さなカゲを消すだけで若返るそんな〝凄技メーク〟をプロが伝授します。
◎ “カゲ”をチェック！
今すぐスマホで自撮りして〝モノクロモード〟で見てみよう
自分の顔にカゲなんてある？ という人は正面にスマホを構え自撮りした写真を、編集モードでモノクロに反転してみて。黒ずんで見えるところがカゲ！
★【ナチュラルに消す！】 ４ステップでカゲを自然にならす
佐藤エイコさんの技を完コピ！
佐藤エイコさん
STORYモデルが絶大な信頼を寄せるヘアメークアップアーティスト。厳選を重ねたアイテムはどれも間違いないものばかり。「この４つで自然にカゲを消します！」
○ STEP1 顔の中心部だけツヤ出し下地を広げる
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直前に特に目元はしっかり保湿すること。日焼け止めの後に顔の中心部に下地で、ツヤを出しくすみを飛ばす。
○ STEP2 目の周りにうす〜く広げて
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目周りのカゲを作り出すたるみ、目の上の凹みや色素沈着部分にも薄く叩くように。黒クマにはオレンジが効果的。
○ STEP3 ゴルゴラインはペンシル一択！ 広げない！
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ラインそのものの上を、ごくごく優しいタッチで濃い色でなぞること。線を引いたら一切触ってはいけない。
○ STEP4 白めのファンデーションをハイライト使い
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おでこ周辺、鼻横や口下など、あらゆる凹みの部分をふっくら見せる。スポンジを折り細かく塗るのがポイント。
○ 色がなくても若返って見える！
＜Before＞
＜After＞
カゲを落としていた凹凸や色素沈着が軽減され顔が全体的に均一な印象に変わる、とともにハイライト効果でトーンアップ。これだけで若々しく優しい雰囲気に変化。
くぼみを消すとナチュラルメークでもどこか潑剌と!
★【しっかり消す！】 しっかりメークで限界までカゲ消し
KIKKUさんの技を完コピ！
KIKKUさん
STORYでもお馴染みのヘアメークアップアーティスト。「自然に消せるカゲではなくなってきた場合は、下地の工程をきっちり押さえ、崩れることのないように丁寧に作り込むことがポイント」
○ STEP1 くすみを払うNo.1ライラック下地
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くすみを飛ばし透明感を出す下地で、まずは顔をならす。全体にしっかり広げ手のひらで押さえるのがポイント！
○ STEP2 光とオレンジ筆ペンコンシーラー必殺２本使い
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○ STEP3 クリームファンデで顔全体を底上げ
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コンシーラーを塗った目元を避け、指でくるくる塗ると毛穴カバーもできる。仕上げはスポンジでより均一に。
○ STEP4 インディアン塗りでくぼみ隠し
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削げとシワで落ちくぼんでいる箇所にピンポイント。指で伸ばしてからスポンジで押さえると自然な仕上がりに。
○ STEP5 カバー力最強コンシーラーで口下を撃退
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口周りや鼻の横など顔筋の動かない箇所の色素沈着には、とにかく消せるコンシーラーを使う。
○ STEP6 ピンポイントで膨らませる！
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目の下のたるみ撃退に一役。たるみ下の三角形の削げに血色感を出し、光でふっくらさせることでカゲが消える！
○ STEP7 崩れないようにセットパウダー＆スプレーでしっかり押さえる
多くの工程を経ている分、崩れやすくなってしまう心配も。より顔に定着させるためにも忘れずに！顔全体をパウダーでしっかり固定してからミストでキープ。
（右）フィックス メイクアップ￥4,400／クラランス（左）ライトリフティングセッティングパウダー プレスト N￥5,500／NARS JAPAN
斜めからでもくぼんで見えない！
＜Before＞
＜After＞
正面見えよりも一層難易度の高い斜め角度。本来であれば顔の凸凹が目立ちカゲが出やすいはずだが、均一に美しくならされた肌はどの方向からでもカゲを落とさない!
加工アプリなしで肌はここまでツヤと輝きをまとえる
撮影／三宮幹史（TRIVAL）向山裕信（vale.）〈モデル〉、新井修一〈静物〉 モデル／笹川寿里 ヘア・メーク／佐藤エイコ（ilumini）、KIKKU スタイリスト／栗尾美月 朝倉 豊 取材／竹永久美子 ※情報は2021年10月号掲載時のものです。
