嘉祥流観相学/学士の資格を持ち、今っぽさのある垢抜けた眉の提案に定評のある、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さん。顔の第一印象を左右する、実は最も重要なメイクポイントである眉だからこそ、2023年には、どんな眉が運を呼び寄せてくれる? 運気を上げ、さまざまな良縁に恵まれる眉の描き方を伺いました。
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読者の悩みを開運眉へお直し編→
★ 2023年の開運眉は、出会いの幅を広げる「出会い運・人気運UP」
★ ちょっと古めな2022年までの流行り眉は仕事運にはGood
★ 【2023年開運眉と今までの眉を比較したら、こんなに違いが】
★ 【2023年開運眉の描き方】
運を招き、取り込む入口の「眉頭」こそが開運眉を制すキーポイント
2023年、運を呼び寄せる、運を開く『開運眉』、どんな眉を目指すべきでしょうか。美眉アドバイザーの玉村さんによると、STORY世代×今のトレンドから、「表情のイキイキ感」、「好感度・清潔感」が感じられる眉デザインこそが、2023年の開運眉とのこと。
「表情のイキイキ感」「好感度・清潔感」が感じられる眉デザインに整えることで、周囲から話しかけられやすくなり、結果的に良縁に恵まれやすくなる可能性が高まります。さらに、開運眉を取り入れることで、毎日鏡を見るたびにイキイキした自分の顔を見ることになり、脳が「自分はイキイキしている」と錯覚して、心の内側からイキイキしてくる、自分自身の心持ちも変わってくると、結果的にそれが表情にも表れてきて、その生命力や明るさが良縁や人を惹きつけるのだとか。
具体的に開運眉を教わりますが、一番のポイントは眉頭。眉頭の太さ、描き方、左右の眉頭の距離…など眉頭の描き方が見た目印象も、開運も左右する重要なポイントになるのだそう。それは、眉頭は縁や開運の入り口になるからだそう。「眉頭を制する者は眉を制す」のもと、詳しく教えていただきます。
2023年の開運眉は、出会いの幅を広げる「出会い運・人気運UP」
★基本形は、眉山をなだらかにカーブさせたストレートアーチ眉
眉尻にかけてくびれを作り、女性らしい柔らかい雰囲気に
★眉頭が一番太くなるように
細いと縁・運の入り口が狭く、入ってこないので注意
★眉頭はしっかりぼかす
くっきり描くと、蓋したようになり、入口がふさがってしまう
★左右の眉頭間を近づけすぎない
肩の力が抜けた、和やかな表情は出会いを引き寄せる。
左右の間隔が近すぎると気難しい印象を与え、人が近寄ってこない。健康運もダウン
★眉色は薄くしすぎない
眉色が薄いと、意志が弱く顔がぼんやり老け見えしがち。眉色は生命力を表し、ある程度色をしっかりのせると、イキイキした印象に
★眉下ラインはしっかり整える
眉の下ラインがぼんやり曖昧だと、眉全体がボサッと見え、メリハリがつかず目ヂカラがダウン
★眉下は専用コンシーラーで明るくつややかに
眉下、特に、下の眉山直下(人相学で田宅という、目と眉の間)が明るくつややかだと、それだけで目元や顔全体をぱっと華やいで見せ、人気運アップ!
★眉マスカラはサッと梳かすだけ
しっかり全体には塗らず、1トーンまろやかさをオン
ちょっと古めな2022年までの流行り眉は仕事運にはGood
凛とした大人の強さや芯の強さを演出し、目ヂカラUPに効くハンサム眉。ウィズコロナ生活もだんだん浸透し、仕事をガンバりたかったから、2022年まではこの眉でよかったけれど…。
・キリリとした直線眉
・眉山を際立たせる
・全体的に太め、濃いめ
・眉頭の毛を真上に立ち上げ、かっこいい雰囲気に
・仕上げのクリアマスカラで毛1本1本にハリ
【2023年開運眉と今までの眉を比較したら、こんなに違いが】
【2023年開運眉の描き方】
1.
眉山~眉尻を緩やかなカーブを描くようにペンシルで描き足す。眉尻は、小鼻の脇、目尻、をつないだ延長線上がちょうどいい長さ。
2.
アイブロウパウダーを含ませたラウンドブラシを使って、眉のアーチにそって、眉全体に自然に色付けする。
※斜めカットのブラシは、眉尻や眉の輪郭を描くのに向いているので、色をふんわり乗せるときには、ラウンドブラシがマスト。
3.
眉頭は縁の入り口だから太さを出すが、くっきり描くとドアが閉まって縁を呼び込めないので、スクリューブラシで顔の中央に向かって眉頭をサッ、サッ、とぼかす
4.
さらに、スクリューブラシで眉頭の上部の角度をサッとはらい、60~70度に、なだらかに整える。
5.
眉山の下側のライン~眉尻の下側のラインを、眉用コンシーラーをひき、手で軽くなじませて、眉をくっきり際立たせる。人相学では、この部分を田宅といい、目元を明るくいきいきとした印象に仕上げると、顔全体が明るく見え、人を惹きつける好印象に。
この部分の眉毛を処理してないとくすんでみえ、年齢も上に見られるので注意。
6.
眉マスカラは、ダークブラウンを選び、毛並みを整える程度に全体をサッととかすのみでOK。柔らかな色味をオン。
眉マスカラで眉全体に色をのせると、眉の立体感がなくなり、また、明るい色味を塗ると、ムラ付きしやすく顔の印象がぼやけてメリハリなく見えるのでNG。
7.
さらに、眉頭は斜め上に立ち上げるようにサッと塗るだけでOK
(左下から反時計回りに)
直径2mmの細い芯で、下眉の輪郭をなぞるだけで自然で華やかな立体感。Fujiko 美眉アレンジャー 02 ¥1,650/かならぼ
1.5mmの細芯で、1本1本滑らかに描ける優れもの。ファシオ アイブロウ ペンシル 01 ¥605/コーセー
ふんわりと毛流れのいい眉毛に仕上がるのでまさにこれ一択。マスカラ ブラシ コーン ¥880/シュウ ウエムラ
ふんわり仕上がるのにしっかり高発色。立体眉に整える。ケイト 3DアイブロウカラーN BR-1 ¥935(編集部調べ)/カネボウ化粧品
ラウンドカットの太めブラシと、細めブラシの折りたたみ式の両軸ブラシが秀逸、ぼかしもラインも簡単に美しく。ブロウ&ノーズシャドウ パウダー 03 ¥3,520/ジルスチュアート ビューティ
※すべて玉村さん私物
PROFILE
美眉アドバイザー 玉村 麻衣子さん
国内大手化粧品会社でのメイク・エステ講師、美容ライターを経て、眉のスペシャリスト”美眉アドバイザー”として、シーンに合わせたアイブロウメイクのポイント等を、セミナーや雑誌の監修、執筆活動などで活動中。アイブロウの技術者資格保有。人相学の本家『嘉祥流観相学』学士。観相学の観点からも良い顔を作り、運を開く眉の研究・提案を行っている。
撮影/杉本大希 眉メーク/玉村麻衣子 取材/羽生田由香