髪を数センチ切るだけで、違う人格になれて、今までのファッションがガラリと変わったり、してみたかったファッションに挑戦する後押しをしてくれたり。カットによって、見た目の変化があるのはもちろんのこと、ヘアのバランスで変わるファッション、そして、短くなった分、得られた心境の変化や気づきを内田有紀さんに伺いました。
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ショートヘアにしたことでマインド的にも解放感が出て、いろいろな自分の扉を開きたい気分になり、今回、カラーエクステを試してみました! インナーカラーはよく見かけますが、ピンクとアッシュブラウンを耳のラインに沿わせたアクセサリー感覚の〝イヤリングカラー〟というのが大人らしい楽しみ方だと思います。ジュエリーもじゃらじゃらつけて、端正なジレに遊びゴコロをちりばめるイメージ。
STORY読者の皆さんは社会人や母として、責任を背負われていることもあって、なかなかヘアを遊べない方もいらっしゃると思うんです。でも、ちょっと冒険してみたり、思い切って踏み出すことで意外とパッと周りの反応も変わったりする。「似合うね」「いいじゃん!」って言われたら単純に嬉しいですし、カラーも単に弾けたいわけじゃなく、「こういう端正な服だからヘアでは少し遊ぼう!」「リップの色を効かせてみよう!」とか。そういったバランス感を養えているのは大人の特権だと思うんです。
新しさや変化がもたらす高揚感や冒険心は忘れたくない
撮影/彦坂栄治(まきうらオフィス) モデル/内田有紀 ヘア・メーク/板倉タクマ(nude.) スタイリスト/竹村はま子 取材/石川 恵※情報は2023年7月号掲載時のものです。