40代女性のお肌悩みといえば、やっぱり「シミ」。今年は夏が長かったぶん、紫外線を浴びて受けたお肌のダメージが気になっている人も多いのではないでしょうか? 本企画では、STORYライターが“本気のシミ退治”にトライ。今回はレーザーではなく、塗布薬と内服薬によって60日間じっくりシミ退治に挑みます。
果たしてその変化は……?
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★ STORYライター小澤は「モヤモヤ肝斑」でした
★ 60日間、服用する処方薬はこちらに決定!
★ 開始から10日目、20日目...…途中経過に変化はある?
★ 「60日間、本気でシミ退治してみた」結果は!?
まずは診察! ライター小澤の肌状態は?
今回、体験取材に挑むのは、シミと肝斑が気になっているSTORYライターの小澤。まずはクリニックで診察していただきました。
—今回お伺いしたのは...スキンリファインクリニック銀座 山田奈々先生
北里大学医学部卒。某美容外科・美容皮膚科クリニック勤務、院長就任を経て、スキンリファインクリニック院長就任。女性の肌悩みに本気で寄り添い、親身になってくれる診察が魅力。
STORYライター小澤は「モヤモヤ肝斑」でした
診察するなり先生から「昔、日焼けしていましたか?」と指摘されて、ギクリ。実は20代のころ、海外留学先で真っ黒になるまで日焼けしていた時期があったんです……。
肝斑は摩擦が原因であることが多いようですが、ライター小澤の場合は、日焼けによる可能性が高いとのこと。薄いシミとモヤモヤした肝斑が顔全体に広がっているため、レーザーでバチっと焼いて消すのが難しいそう。
そこで今回は内服薬を飲みながら、ハイドロキノンとレチノールが配合されたクリームを使用することになりました。ちなみに肌のターンオーバーには個人差がかなりありますが、一般的には年齢×1.5日と言われているとのこと。現在43歳なので、計算上は64.5日……ということで今回の企画では約2か月間、シミ退治に挑みます。
60日間、服用する処方薬はこちらに決定!
まずは内服薬を処方してもらいました。ビタミン系の内服薬では「3種の神器」の異名を誇るトラネキサム酸錠・シナール配合錠・ユベラ錠を1日3回欠かさず飲み続けます(ユベラのみ1日2回)。
次に「ハイドロキノン」と「レチノール」配合の塗布薬。
今回は「ゼオスキンヘルス」の製品の中から、初心者にもお勧めだという2つの製品を処方してもらいました。美白効果のある成分「ハイドロキノン」配合の製品「ミラミン」と、肌の代謝を良くする「レチノール」が配合された「RCクリーム」です。
「レチノール」というと、皮がボロボロ剥けるイメージだったのですが、こちらの「RCクリーム」は比較的マイルドなので赤みや皮剥けなどのA反応(※)も少なく、初心者でも続けやすいとのこと。ミラミンとRCクリームは、最初の1週間は夜のみ1プッシュずつ。2週間め以降は、肌の状態も見つつ、赤みなどがひどくなければ朝夜それぞれ1プッシュずつ(使用量の目安は肌状態によって異なります)使用するよう説明を受けました。普段使っている化粧品・美容液のあとにゼオスキンの製品を使用し、最後は普段のクリームで仕上げます。
なお、ゼオスキンは肌状態によっておすすめの製品や使用量が異なる上に、休薬期間が必要なものもあるので、使用する際は必ず医師の診断を受けるようにしてください。
※A反応とは…「レチノイド反応」や「ビタミンA反応」とも呼ばれ、レチノールやレチノイン酸を肌に塗布した後に急激に新陳代謝が促されることで起こる反応のこと。赤みや皮むけ、乾燥感などの症状が多くみられます
開始から10日目、20日目...…途中経過に変化はある?
—10日目
こちらが使用後10日目の写真。この時は正直、あまり変化は感じられず。
—20日目
20日ほど経ったあたりで、軽い皮向けや赤み、ポツポツした肌荒れが生じました。肌全体がトーンアップした実感が生まれ、ベースが明るくなったぶん、もともと少し濃かったシミが目立ってきたかも……!?
—30日目
30日経つと肌荒れは落ち着きました。濃いめのシミはほとんど変化がありませんが、モヤモヤ系の小さなシミが少し薄くなってきたような気が……!
一方で、毛穴が気になってきたと先生に相談したところ、お肌の水分が足りていない可能性が高いので保湿をしっかりするように……とのアドバイス。
ここからの1か月はかなり気合いを入れて、お肌の保湿を意識して丁寧なスキンケアを心がけました!
「60日間、本気でシミ退治してみた」結果は!?
全体的に黄ぐすみが取れ、肌が明るく白くトーンアップ! 少し濃いめのシミはあまり変化が見られなかったのですが、肝斑は前よりも薄くなりました。
ー60日間、チャレンジしてみた感想は?
Before
After
【クリニック情報】スキンリファインクリニック銀座
取材/小澤サチエ