DigitalistLifestyle

生涯で一番高いランチを食べました@NARISAWA

スイス在住デジタリストのゆりです。

本年もよろしくお願い致します。

 

クリスマスから1月初旬まで日本へ帰国しておりました。

スイスでは、12月20日〜21日くらいには仕事の休みを取り、

山にある別荘や田舎に帰る人が多く、23日まではクリスマスで盛り上がっていますが

24日、25日、26日は祝日ともあって、店はクローズしていることはもちろんのこと、

昔の日本の正月のように街の中から人が消えます。

(今となっては静かな正月も恋しいものですね)

そして27日には通常運転に戻ったりする人もいるので、

1月1日の元旦の日に日本人の感じる特別感はスイス人にはないかもしれません。

31日深夜年越しの花火が湖畔で打ち上がりますが、私は一度も見たことがなく…。

パリもしくはロンドンなどの都市で年越しをするか、もっぱら日本で過ごすことが多いです。

今回も日本で年を越すことができ、私にとっては何よりの幸せなのです。

 

「日本人はクリスマスをお祝いするの?」という質問は海外在住日本人にとってはあるある質問。

今年は誕生日も祝ってないし、クリスマスくらいは外でそれらしいお食事をと思い

今回行ったのはミシュラン2つ星を獲得しているNARISAWA.

ミシュラン情報がすごい好きなわけではないですが、

こんな時でないと行けないと思い、思い切って予約。

ランチだから少し安いかなと期待しましたが、クリスマス特別価格で3万円コースから。

昨年は誕生日もろくにお祝いしていないし、と自分の中で辻褄合わせ。

結果としては、まさにこの世に見ないアートを見た、という感じで大変満足度の高い内容でした。

また通いたい!と思うレストラン、というよりは、一生に一度のレア体験です。

 

 

メニューはウィンターコレクション2019.

 

まず最初におかえりなさい、ニッポンとでも言われているのか、お酒。

 

上から見ると・・・・!

 

ワインの揃え方もなかなか面白い。シェフ成澤さん自ら

地方に出ては蔵を周り、数本買い付けるそうです。この日は富山の白ワインをいただきました。

ソーヴィニオンとシャルドネ。

 

さてここからは森に入って行きますよ。

「NARISAWA」 の料理は、森と水に恵まれた里山を表現した「革新的里山料理」がコンセプト。

これからテーブルに運ばれる何品もの料理のプレートは、さも里山に足を踏み入れたかのような演出が続きます。

木の筒中には湧き水が。まずはこの水を飲んでから、全てお召し上がりいただけます、と。

白いものはおから、それ以外も全て食べられました。

 

この後に、目の前で森のパンなるものを焼いてくださいます。

ロウソクの火で温めて発酵を進めて行きます。

もこもこ大きく膨らんで、モッチモチのアップルシナモンパンが出来上がりました。

 

バターはクリスマス特別仕様。

他の料理もまるでテーブルにいながらにして、森の中を歩くような感覚。

 

全てが美しくて。デザートも、今となっては世界中で入手困難の山崎のウヰスキーのジェラート。

海外の人にも受けそうな内容ばかり。(当日もほぼ日本人おらず、海外のお客様で満席)

一番センセーショナルだった一皿がこちら。タイトルは「生と死」

 

もう、お皿の上のアートです。北海道の蝦夷子鹿の肉を使った一皿。

これで訴えたいことは…子鹿の命を、血と肉をいただき

改めて自然の恵みに感謝をしようということなのか??

 

一般にミシュラン星レストランといえば、

いわゆる「ラグジャリー」を連想してしまう人も多いと思うのですが、

ここには一品一品に訴えかけてくるものがあり、

考えさせられるエネルギーを感じる場所。

生命が溢れる食材を使って、体と心を満たすもの。

食と自然の融合がまさにここにあるのです。

 

ちょっと興味本位で立ち入った「NARISAWA」 の料理の世界には

一品一品が美しいミシュラン料理、という表面的なものではなく

とても奥深いフィロソフィーの世界にグッと入り込めるような魂を感じる食のカルチャーを

体験させていただきました。

気軽な気分で予約した自分が少し恥ずかしくもありながら、

大変貴重な経験をさせてもらいました。

お会計は全て込みで9万円ほど。

 

普通のレストランランチにしては、私たち庶民にとっては大変お高いですが

それでも私たちの心に考えを投じる魂の皿たちと、その空間を演出している全てのお店の方々に

リスペクトと感謝を持ってお店を去りました。

 

2020年も、世界の食の冒険をして行きたいと思います!

 

 

ゆり
FROMゆり スイス在住。ハイジやアルプスだけではなく、建築やアートも盛んな街。日々のスイスでの日頃の生活や街の雰囲気、その他新しい発見などをご紹介。40代に向けた美食ネタやヨーロッパの旅・ビューティ情報などを発信します。
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