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Fashion大草直子さんの「今、ひとつだけ何かを買いたいなら“コレ”になさい」

大草直子さん絶賛!「春コート」は10年使えそうな名品を狙いたい

今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します!

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目次 ★ Drawerのコート

Drawerのコート

「買いたいもの」を目がけて行く買物も楽しいですが、特別な目的がなくふらっと店を回るのも好きです。

後者のように、奇跡的に30分時間が空いた時に訪れるのが、六本木や青山にあるドゥロワーです。言わずと知れた、日本のみならず海外でも評価が高いラグジュアリー・セレクトショップですが、大切なものを入れておく──引き出し(ドゥロワー)のように、ホーミーで居心地の良い空間は、このストアならではだなあ、と思います。

冬の終わり、夏のさなか、秋のはじめ、と行くタイミングは毎年決まっていて、最近も寄らせていただきました。その時に見つけたのが、このペパーミントグリーンのコート。透明感のある色は、着るだけで肌をトーンアップし、その人自身の存在感を明るくしてくれます。適度な光沢と張りがある素材は、ブランドらしいコットンシルクのオーガンジー。薄くて軽いこの素材は、カジュアルというよりドレスアップの時に使われますが、膝くらいの丈だから、デニムやレギンスなど、ラフなアイテムとも相性が良さそう!

そして、バックスタイルまで続く大きな衿は、ドラマティックな印象を作るだけでなく、顔を小さく、首を細く見せてくれます。素材、色、シルエット、すべてがドゥロワーらしく、きっとこの先10年はワードローブに残ってくれそう。だとしたら、この投資は意味がある、と思います。

シンプルなディテールで色と素材を生かして ボタンやポケットなどのディテールを「できるだけ目立たなくする」ことで、良い意味でリアル感が薄れ、特別な1着に。上質な色と素材を着る、というイメージで、中に合わせるものもシンプルに。コート¥154,000(ドゥロワー/ドゥロワー 二子玉川店)
大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。少し(かなり)遅くなりましたが、2023年もよろしくお願いいたします(笑)。今年は学びの年。とにかくインプット、楽しくインプットができたらな、と思っています。

撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2023年3月号掲載時のものです。

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