今回は、神田愛花さんが「毎年必ず買い足す」という大好きなサンダルを使った夏コーデに挑戦。156cmでも、薄着の季節でも、“引き算しすぎない”からこそ、毎日のファッションが華やいでいました。
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夏の足元は、サンダル、バレエシューズ、スニーカーが定番ですが、断トツで登場頻度が高いのはサンダル。春夏シーズンで少なくとも5足は買い足します。
昔からどんな服にも合うシンプルなものよりも、「この靴カッコいい!」というインパクトを重視して買うことがほとんど。以前観た映画の「素敵な靴は幸せを運んでくれる」というセリフが印象に残っていて、パッと足元を見たときにテンションが上がるものが好きです。
なかでも惹かれるのは、アートピースのような主張のあるサンダル。40代に差し掛かってからは、足の甲のシミやシワをカバーしてくれる、エナメルやビジューなどの光沢や輝きのあるデザインを選ぶ傾向も高くなっています。
毎年、春夏と秋冬で靴も衣替えをしますが、シューズインクローゼットは一年中派手です(笑)。2年前に購入したシャネルのサンダルは、ツイードの光沢感とリボンモチーフに一目惚れ。普段はデニムでカジュアルに履いているので、オールブラックのスタイリングは新鮮でした。モノトーンで潔くまとめることで足元がより引き立ちますね。
Sサイズなので9cmヒールが理想でしたが、年齢を重ねるにつれて6cmヒールやぺたんこのラインナップも増えてきました。かと言って低めヒールばかりに頼るのは嫌なので、安定感のある太ヒールや甲を覆うシルエットで歩きやすさや履き心地をフォローしたり… …。いくつになってもヒールを諦めたくないので選び方を工夫して、ヒールの履けるおばあちゃんになることが目標です。
シャネルのサンダル/本人私物 ジャケット¥88,000(ハイク/ボウルズ)スカート¥25,300(ウィム ガゼット/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店)バッグ¥150,700(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)ネックレス¥72,600(ブランイリス/ブランイリス トーキョー)バングル¥66,000(リューク)リング¥16,500(ウノアエレシルバーコレクション/ウノアエレ ジャパン)並べたサンダル右から、HERMÈS、ROCHAS、MANOLO BLAHNIK、Chrissie Morrisのサンダル/すべて本人私物
夏だって引き算をしすぎずに自分らしく!
靴選びで必ずチェックするのは、マノロ ブラニク。『Sex and the City』の影響もあり、ずっと憧れていたものの、「自分にはヒールが高くて無理かな」となかなか手を出せずにいました。
ですが5年前、自分に合うヒールを探し求める中で初めて試着したところ、9cmヒールが6cmくらいの体感で、長時間歩いても疲れることなく「自分の足をこんなに楽にしてくれるヒールに出合えてよかった!」と感動したんです。大人にふさわしい上質さと履き心地を備えた理想の一足が見つかるので、新作もこまめにリサーチ。この夏はサンダルも狙っています。
手に入れたサンダルはワンシーズンで終わることはなく、お手入れを繰り返して最低でも5年は履き続けます。買うときに、〝自分がハッピーな気持ちになるもの〟を基準に選んでいるので、簡単に嫌いにはならないんですよね。だからこそ、長く履けるいいものを揃えることも意識しています。
靴も服もインパクトがあるものが好きなので、つい全身派手になりがちなのですが(笑)、せっかく主役級のシューズを履く勇気があるなら、服にも遊び心を持って、オリジナリティあるオシャレがしたいと思っています。キレイ色ボトムスにカラーサンダルだったり、オーバーオールにキャッチーなサンダルを合わせたりして、大好きな一足が活きるスタイルを楽しみたいです。
ピンクサンダル[H5cm]¥185,900(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン)シアーシャツジャケット¥162,800(ジア ストゥディオス/ガリャルダガランテ 青山店)ワンショルダータンクトップ¥5,390(ミラー フォー アダム エ ロペ/アダム エ ロペ)デニムパンツ¥30,800(ドローイング ナンバーズ/ドローイング ナンバーズ 新宿店)メガネケース¥71,500(ヴァレクストラ/ヴァレクストラ ジャパン)ピアス¥44,000リング¥64,400ブレスレット¥164,000(すべてトム ウッド/トム ウッド プロジェクト)
撮影/須藤敬一 モデル/神田愛花 ヘア・メーク/廣瀬浩介 スタイリスト/石関靖子 取材/坂本結香 ※本文中のHはヒールの高さです。※シャネル・エルメスは神田さんの私物となります。ブティックへのお問合わせはお控えください。