3月・4月は卒業式、入学式シーズン。最愛の子供の式に出席するのは、皇族の方々も私たちと同じ。周りの父兄と同じように子供たちを温かく見守る雅子さまと、紀子さまのこれまでの入学式ファッションを、放送作家・皇室ライターのつげのり子さんにお話を伺いながら、振り返ってみました。
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入学式は、明るめカラーを選ばれる傾向が
「卒業式は、ネイビーのシックなスーツを選ばれてきた雅子さま、紀子さまですが、入学式はこれからの門出をお祝いするイベント、気温もより暖かくなるということで明るめカラーを選ばれることも。ただ子供たちの大事な節目の雰囲気を壊さないように、周りの父兄に溶け込むことは、卒業式同様意識されていると感じます。ジュエリーも控えめで小物も黒で統一されています。特別扱いではなく他の父兄と同じ立場で参加される学校行事は、究極のプライベートシーンなのかもしれません」(つげさん、以下同)
愛子さまの成長と共に、印象が変化してきた雅子さま
「卒業式同様、パンツスーツではなくタイトスカートのスーツで入学式に参列されてきた雅子さま。愛子さまの成長と共に、スーツの色やデザイン、雰囲気に変化が見られます。雅子さま、愛子さまにとって初めての学校行事だった入園式ではかなりスタイリッシュな印象。ヘアもきっちりとセットされていてキャリアウーマンだった頃の面影を感じます。
初等科になるとヘアメイクがナチュラルになり、優しく自然で雰囲気に。中等科、高等科となるにつれ、スーツもネイビーを選ばれより控えめな印象に。学校行事にまだ慣れていらっしゃらなかったと思われる時代からの変化に、母として愛子さまを支え、ご自身よりも愛子さまを主役にという意識の変化を感じられます」
特別感がありながらエレガントな紀子さまのスーツスタイル
教えてくれたのは…
放送作家・皇室ライター
つげ のり子さん
取材/味澤彩子