寒い冬からそろそろ春の気配を感じる頃。ふきや菜の花、スナップえんどうなどの春野菜がスーパーに出回る時期を年々待ち遠しく感じるのは、大人になったからでしょうか。ただ、春野菜はえぐみも強く、調理法が単調になりがち。美味しく簡単に食べられるレシピを野菜料理の専門家に教えてもらいました。
新玉ねぎのすりながし
〜旬の新玉ねぎでホッとするやさしいスープ〜
材料(作りやすい分量)
新玉ねぎ 1 個(約200g)
じゃがいも 1個(約100g)
昆布 5g
水 600㎖
バター 15g
塩 少々
こしょう 少々
くし形に切った新玉ねぎ(盛り付け用) 4切れ
オリーブオイル 小さじ1
レシピ
1 新玉ねぎは薄切りにする。じゃがいもは5㎜厚さほどの半月形に切る。
2 鍋に1と昆布水を合わせて火にかける。煮立ったら火を弱め40分ほど煮る。
3 昆布を取り除き、バターを加える。
4 バターが溶けたら火からおろしザルに上げ、煮汁と具材に分ける。
5 具材をミキサーにかける。滑らかになったら煮汁300㎖を加え、さらに撹拌し、ポタージュ状にする。
6 5を鍋にあけて温め、塩・こしょうで味を調える。
7 フライパンに油で熱し、くし形に切った新玉ねぎの両面を焼く。
8 6を器に盛り、7を添える。お好みでオリーブオイルを回しかける。
撮影/長谷川 潤 取材/大佛摩紀