Lifestyle特集

同世代アナウンサー・中村仁美さん✖️徳永有美さん「コロナ禍が私たちにもたらしたポジティブなこと」

出身テレビ局は違っても、プライベートでも仲のいいおふたり。夫は超多忙な人気芸人さんで子育て真っただなかで、今回、家族みんなが家にいるというかつてない日々を赤裸々に振り返っていただきました!


徳永有美さん
徳永有美さん
1975年生まれ44歳。テレビ朝日を経てフリーアナウンサーへ。現在、テレビ朝日系『報道ステーション』のMC、13年ぶりの古巣への復帰が話題に。夫はお笑いタレントの内村光良氏、小5の女の子と小1の男の子を持つ2児の母。ファッション誌へは初登場!
中村仁美さん
中村仁美さん
1979年生まれ41歳。フジテレビを経てフリーアナウンサーへ。現在は、テレビやラジオ、雑誌様々な分野で活躍。夫はお笑いタレントの大竹一樹氏、小3、年中、1歳の3児の男の子の育児に奮闘中。家族のエピソードが面白いと評判でワンオペ育児に奮闘する姿が共感を呼ぶ。


<思いがけないこの状況がもたらした家族との時間は、新しい発見も>

中村 有美さんに会うの久しぶりですごく嬉しい。

徳永 ほんと、会いたかった! どうしてた? 男の子3人が家にいるって大変そう。まだ一番下の子、1歳だしね。

中村 子供みたいな夫がいるから4人兄弟(笑)。子供と一緒にゲームしても一番ムキになるのが夫。でも、今までは土日も家にいなかったし、パパがずっと家にいて一緒に遊んでくれるのは子供達にとって相当嬉しかったみたい

徳永 そうよね、うちも、私が仕事に復帰して、娘が小学校3、4年の多感な時にものすごく忙しくなってしまって、大変な時もあったの。だから自宅待機になった時は1年半ぶりに子供と向き合える時間ができた。

中村 えらいなぁ。子供と対峙するってすごく体力がいるよね。本来は上の子2人が学校や幼稚園に行っている時間に三男との時間を作れるはずだったけど、今は、3人家にいるからそれぞれに向き合うのは諦めてる。この時期にちゃんと子供に向き合えた人は自分を褒めてあげてほしい。

徳永 復帰した時にある程度諦めてはいたから、思いがけず与えられた時間で家族と過ごせたのは有難かった

中村 報ステ見てるの?

徳永 休校の時に翌日早起きしないで済むので、私の仕事を観てもらった。娘には感想を書いてもらっているよ。

中村 どんな感想が書いてあるの?

徳永 目の下のクマが酷いねとか、森川アナが可愛いとか。

中村 厳しめ(笑)。うちは夫が番組で私の悪口を言うから見ないでって言われる(笑)。

徳永 今でも毎日喧嘩するって仲良いよね。うちはもう喧嘩はなくなった。家事や子供のことも頼むというよりは、自分から動きたくなるような状況設定をいつも狙ってます(笑)

中村 自粛前にお互いイライラするのやめようねって約束して、最初にイライラしたのが夫(笑)。

徳永 大竹さんは気がつく人だもんね。うちは細かいことにはこだわらないからすぐ乗ってくれるし、そもそも期待していない分、やってくれたことに感謝。

中村 料理を一切しない夫がそうめんを作るって言って。お湯が沸くまでの間、そうめんを握ってお鍋の前でずっと待ってるの。「その間にやること山ほどあるでしょー!」ってなる。

徳永 想像できる(笑)。

徳永 話は変わるけど、自粛中、モーニングルーティンっていう動画にはまったの。

中村 見たことある! 何系が好きとかあるの?

徳永 北欧系の…。朝、ガスの火をつけてコーヒー豆をひく音がして。生活で発せられる音の感覚を大切にしてみようと思ったの。 そしたら案外楽しくてね。テレビを消して、子供にも穏やかに静かに過ごしてみようかと提案したりして。

中村 いつもガチャガチャしてるうちとは大違い。

徳永 上から目線で子供に怒鳴るのも控えて、横に座って囁くように話してみたら、子供達も尊重された感覚があったのか、納得したり理解度を深めてくれるようになった気がする。これ、新しい発見

中村 この生活で発見したことってあるよね。うちも家の近所を子供と散歩してたら、知らない地下道を発見したの。今まで車で移動していたから気づかなかった道とか。家族で散歩すること自体がなかったけど、みんなで一緒に驚けるとか、そんなことが楽しかったり、ランチに色々なお店のテイクアウト巡りをしたり。

徳永 思いがけない家族との時間で、一度立ち止まって、見つめ直したり、考え直したり、発見したり、すごく大切な時間になったよね

中村 長男の学校が休校になってどこにも行けなくなった時に息子が「やることがあるって幸せなんだね」って言って。当たり前の幸せに気づくきっかけにもなったかもしれない

徳永 本当にそう思う。でもそう思える人ばかりではないし、色々な状況の方々がいるってことも心に留めておかなければと思ってる。

中村 そうだね。ママ友とLINEで「もう元には戻れないね」っていう言葉があって、もしかしたらそれはネガティブな意味だったのかもしれないけれど、私はその言葉ですごく吹っ切れた。今までと比べても仕方がない。違う世の中になったんだと切り替えた

徳永 その通りだと思う。息子は小学校の入学式も遠足もなくなったけど、私はそれを大ごとには捉えない。それよりも与えられた環境で、何ができるかを考えたいよね。

中村 そう、夏休みに海外へ行けないけど近場を知るいい機会だと思うし、できそうなことを家族で模索するのも有意義。同じ生活は戻ってこないし、比べる意味もないと思ったら楽になった。

徳永 コロナ禍で考える時間が増えたときに、写真家の齋藤陽道さんの言葉でふっと私の中に落ちた言葉があって、「人が本当にやさしくなれるのは、その人がやさしいからでなく、人と人との間にあるものをみつめるまなざしがあるからこそ。言葉につまって沈黙したり、語りえないものを知っていくことでやさしくなる」という言葉。

中村 素敵な言葉。ソーシャルディスタンスで人との関わりが難しい今だからこそ響きます。

徳永 何が人にとって優しいかを考えたときに、この言葉で腑に落ちた。言葉を職業にしているから言葉はもちろん大事だけど、言葉以外の人と人との間に流れる眼差しや空気を見つめる。そこから湧き出る感情を大事にしていけば丁寧に過ごせるのかもと思ったの

中村 これからどうなるかわからないけど、こういう時代だからこそ、人と人との関係や空気は優しくありたいですよね。

(以上、敬称略)

〈徳永さん〉ワンピース¥30,000 Profile(レリル/アナディス)パンプス¥95,000(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)ハグカフ左耳上¥18,000左耳下¥16,000(ともにエテ)ブレスレット(本人私物)〈中村さん〉ブラウス¥15,000(カデュネ/カデュネ プレスルーム)スカート¥13,000(ノーク)パンプス¥35,000(PIPPICHIC /ベイジュ)イヤリング¥32,000(アナプノエ/フォーティーン ショールーム)ネックレス¥64,000リング¥135,000(ともにマリハ/マリハ 伊勢丹新宿店)

撮影/天日恵美子 スタイリスト/桑代 愛(中村仁美さん分)、越水史子(徳永有美さん分)取材/稲益智恵子、立花あゆ、小仲志帆 ※情報は2020年9月号掲載時のものです。

チームSTORY
FROMチームSTORY 雑誌「STORY(ストーリィ)」の製作に携わる編集部員たち。日夜雑誌作りに勤しむなかで得た知見、タメになる情報、愉快な話などなどファッションからライフスタイルまで、STORYらしさ溢れるトピックを、webでも存分に披露していきます。
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