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小谷実可子さん「全力で過ごした40代に、悔いはありません」【インタビュー前編】

シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)の第一人者で、STORY世代にはずっと憧れの存在である小谷実可子さん。変わらぬ素敵さはどこから来ているのでしょうか。40代の日々を振り返っていただき、また今をどのように充実させているか、さらにこれからの想いをお聞きしてきました。

小谷実可子さん ’66年生まれ。アーティスティックスイミング元日本代表。ソウルオリンピックでは夏季五輪で初の女性旗手を務め、ソロ・デュエットで銅メダルを獲得。引退後は五輪・教育関係の要職に抜擢されたり、世界大会のレポーター・東京2020オリパラ大会の招致アンバサダー、期間中はスポーツディレクターとして活躍する。

忙しかった40代は、仕事も家事も育児も全てに全力でした

長女を出産して5年半後、39歳で次女を出産。40代は2人の娘の子育て期でしたが、仕事はペースを落とさず続けていました。この頃はアーティスティックスイミング(当時はまだシンクロナイズドスイミングでした)の指導や普及活動、スポーツ関係の公職、スポーツ大会のレポーター、ラジオ出演など多岐に渡っていましたね。2人目ともなると要領もわかってきたし、体も動かして続けていたおかげで子育てや家事と仕事の両立に体力的には全く問題がありませんでした。ストレッチは毎日やっていましたし、仕事柄水着になることが多かったので水着で恥ずかしくない体型でいたいという気持ちは強かったので、体型維持や管理には気をつけていました。
自分のスケジュールに合わせて調整できた仕事もありましたが、オリンピック招致活動など公的な仕事は自分の都合に合わせることはきなかったので、2人目は「初めておむつが取れた」「初めて立った」などの「初めて」には立ち会うことがほとんどできなかったです。幼いころはお誕生日にママがいないことが当たり前。そういったやりくりができなったのですが、それはそれで割り切って仕事も家事も育児も全てに全力投球でした。
40代でやり残したとしたら、パソコンなどIT系のことをきちんと学んでおけばよかった、もっと本や映画を観ておけばよかったな、と。スポーツ以外の雑学などの引き出しを増やしておけば今に生かすことができたのかなと思っています。でも40代に悔いはありません。経験を積んできたことを生かし持っているものを全部出し切れたので、プライベートも仕事も本当に充実した時間でした。

明日公開のインタビュー中編に続きます

撮影/杉本大希 ヘアメイク/天野郷子 取材/見学裕己子 スタイリング協力/株式会社ジャポニカ

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